■配信済みゲームの感想テキスト

◎最近のおすすめゲーム(2020)
(通常部門)
SF人狼ゲーム×ループADV「グノーシア」/ プチデポット (2019年) 
メインとなる人狼ゲー・シナリオ・キャラ立ち、全てが良い。
操作性や細かい演出が練られていて、ゲーム的な手触りも非常に良い。
とにかくデザインがよい。

(フリゲ部門)
フリゲ長編ホラーノベル「死月妖花~四月八日~」/ New++ (2019年)
ホラーでありつつも、不可解な事象に理屈で立ち向かうミステリ要素もあるノベル。

理屈で詰めていく分、登場する不可解なギミック・キャラ・集団の「強度」が高く、
終わってみれば良い意味で、脳裏にこびりつく体験ができるゲームです。
これ以上具体的に書くとネタバレになってしまうので、とにかくやってみてほしい。。

クリア時間公称50~120時間(自分は配信しながらで65時間)と長いですが、
細かく文章の区切りが設けられているなど、一気に読む時間がない人への
工夫がきちんとなされているので、ちょっとずつでも読めるはず。

【配信の説明】
ゲーム配信や、まれにテーマ雑談をやります
https://www.youtube.com/channel/UCqD_FS0ai_auOujVLIQv2Ig/
イストワールRTAは1週目名前通常ベストEDの記録をかつて持っていました
https://www.nicovideo.jp/watch/sm16337662


【以前の配信(2025/1/24-2025/2/4)】
探索2DACT「ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist」/ Adglobe, Live Wire(開発)、BINARY HAZE INTERACTIVE Inc.(パブリッシャー) (2025年)
http://www.endermagnolia.com/ja/
→ 全エンド到達まで約23時間
前作「ENDER LILIES」から4年後に正式リリースされたメトロイドヴァニア。
荒廃した世界を探索するゲーム。

   ■
   前作同様に、ゲームプレイの親切さ・快適さには配慮が行き届いており◎です。
   
   探索について、ある程度の自由さはありつつも迷わない、親切さのある
   バランスに前作同様なっています。いい感じの探索要素がある、と言って
   差し支えないはず。
   
   ミニマップが親切で、今の状態でエリア移動できる壁なのかどうかが
   きちんと表示されます。やや親切すぎて、他のエリア移動ができるかどうかを
   試すという努力をする行為が失われてもいますが、そういう努力をさせる
   ゲームではない、というところなんでしょう。

   前作より、セーブポイントの間隔が広くなっていた気がしますが、
   そもそも主人公のライラックの移動性能も上がっていたのと、
   接敵での被ダメがなくなったためか、自分はそこまで気になりませんでした。
   
   ■
   ボスも例によってまあまあソウルライクな強さです。とはいえ、装備(レリック)
   を工夫すれば実はそんなにラスボス以外そこまで苦労しない(ラスボスも
   多分レリック装備上限あげればそこまで苦労しない)と思われます。
   ちょうどよい感じです。一部ボスがえげつないですが、そこもソウルライク
   なので許容範囲かなという感じがします。
   
   ■
   前作から純粋に強化された点は、美麗だった背景がさらに
   パターン多く美麗になったのと、ポイントポイントでストーリー(過去の記憶)の
   ちょっとした動画が挟まるようになったこと。
   これらは単体としてはクオリティ高く、よく出来ていたと思います。
   
   ■
   ストーリーとシナリオは、少し気になりました。
   
   断片的に情報を出してくるのは良いのですが、最終的に一番に
   主人公と結びつきのあるキャラは助からないのに、他のキャラたちは
   助かるという状況に至ってしまうので、なんだか中途半端に感じます。
   前作の巫女に存在も、フレーバー程度にいるように見えます。
   
   前作は完全に荒廃して、もはや皆さんが穢れた生き物=穢者となって
   しまっていて、それらを救う手段もなかったので、ある意味で「いい人は
   もうみんな死んでしまったんだ」という寂静感がありましたが、
   今作はその点で中途半端で、明るくも暗くもないという感じがあります。
   
   この場合、キャラ同士の繋がりをもう少し強く表現しておかないと
   お話としての「引っ張り力」が足りなかったのではないかなと。
   
   この点が演出面にも響いてやや弱さを前作より感じたかもしれません。
   
   ■
   前作がよく出来ていたため、今作で上手く改善をいれるのが難しく
   なってしまったのかもしれないところはありますが、相変わらず
   良作ではあるので、探索2D好きにはおすすめしたいと思います。

【以前の配信(2024/5/16-2024/6/2)】
探索2DACT「ANIMAL WELL」/Shared Memory(開発)、Bigmode(パブリッシャー)(2024年)
https://www.animalwell.net/
→ 1回目のスタッフロールまで約6時間
   2回目のスタッフロールまで約15時間(配信外含む)
   でもまだ先が長いようです
   
   ■
   敵を倒す能力は一切持たない子が主人公の2D探索メトロイドヴァニア。
   
   文章はほぼ一切でてこない、基本生き物は動物しかいないダンジョン。
   ネオン色のドットで統一された、独特のビジュアルです。
   
   良く出来た難易度ほどほどの謎解き探索ゲーです。表向きは(後述)。
   
   ■
   1回目のスタッフロールまでは、アクションはあまり難しいことは
   要求されず、純粋にアイテムを入手して謎を解いていく探索ゲーム
   になっています。
   
   4つの炎を集めつつ、その途中にある道具で新しくいけるところを
   増やしていくという流れ。
   
   シンプルですが、一画面一画面が良く出来ています。
   
   ■
   1回目のスタッフロールのあとは、隠された64個の「たまご」を集める
   フェーズが始まります。
   
   ここからが本番。とはいえまだインターネット検索に頼らなくても
   自力で何とかなるレベル。
   
   そして2回目のスタッフロール。
   
   ■
   この先はわからなくてググったのですが、もはや集合知前提の
   高難易度な隠し要素が続いており、2024/6/7現在まだ完全には
   解かれていないようです。
   よくわかりませんが、深淵が広がっています。
   
   ■
   ややクラシックな雰囲気はありますが、とても良く出来た謎解き
   2Dアクションでした。サウンドも良し。
   
【以前の配信(2024/3/12-2024/5/11)】
FPS/ADV「メトロイドプライム リマスタード」/ 任天堂(2003年,2023年)
https://www.nintendo.com/jp/switch/a3sda/index.html
→ クリア時間約25時間(本編クリア;アイテムは未コンプリート)

   3D一人称視点で作られた初代メトロイドプライムのリマスター版です。
   映像以外の内容はオリジナルとあまり変わっていない(らしい)です。
   
   自分は、2Dメトロイドは全部プレイ済み。3Dは初めてでした。
   
   ■
   個人的に3D/FPSなので緊迫したアクションが主体だろうとやる前は
   思っていました。
   実際やると、謎解きやパズルアクション的なギミックがかなり
   多くあって意外でした。が、そこも十分に作りこまれていて、
   ちゃんと楽しめました。探索ゲーとしての楽しみがありました。
   
   ■
   3D一人称視点になったことで、サムスのロールプレイ感覚は
   2Dメトロイドより強い気がします。ただ、2024年基準でいうと
   その部分がとてもすごい! とはいいがたいかも。
   開発中のプライム4に期待したいですね。
   
   あと、スペースパイレーツたちの仕事ぶりが見られたのが、
   ちょっと面白かったです。
   2以降でも期待したいです(2,3のリメイクと4の発売に期待)。
   
   ■
   敵の強さは、自分には適度に難しいくらい(難易度ノーマル)。
   ちょっと大胆に動くと痛い目を見るけれど、ある程度慎重に
   やっていれば大丈夫というバランスでした。
   
   ■
   一定時間ないし特定の位置で、次のメイン探索目標位置を
   教えてくれるシステムはONにしました。
   
   序盤、これがないと多分一生ギミックに気づかず迷ってた気が
   する箇所が1か所ありました。
   その後も、このシステムは適度に働いてくれてると感じました。
   マップが非常に広くて次にいける場所を探すのが大変なので、
   このシステムはあってよかったと思います。
   
   ただ、ちょっとマップが広くて移動が大変なので、気になった
   怪しいところを探索していたら時間がかかり、次はここだよと
   先回りして教えられる感じも少ししました。
   マップ移動に時間がかかるせいで、怪しいところの探索に
   時間がかかってしまうのが、そもそも少し微妙かもしれません。
   
   ■
   気になったところは、マップが広くて移動が大変なことです。
   新しい装備を手に入れ、いざ探索するぞとマップ画面をみて
   怪しいところを探したあと、実際にそこに行くのが少し大変。
   テンポ的な面で、ちょっともたつきを感じたかも。
   
   あとは3Dアクションにありがちな、足場を渡るときの距離感が
   わかりにくいこととか。これはもうしょうがないのかな‥‥。
   
   ■
   さすがに20年前のゲームのリマスター版なので、すごい!
   新しい! とは言えませんでしたが、3Dメトロイドがこんなに
   きっちり探索ゲーしてると思っていなかったので、そこは
   個人的にとても良かったです。
   
   3D一人称ならではの迫力は、プライム4に期待したいです。
   
【以前の配信(2024/1/26-2024/2/21)】
ローグライク「不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録 」/スパイク・チュンソフト (2024年)
https://www.spike-chunsoft.co.jp/shiren6/
→ クリア90時間弱(最後の裏ルートクリアまで、持ち込み可ダンジョンはやらず)
シレン1,2/シレンGB1,2/トルネコ1,3 をだいぶ前にクリア経験済みです。

SFCシレンをやりまくった人間としては、普通にシレンでした(変な日本語)。
普通にシレンができて満足しました。ストーリーのしょぼさ以外は。
以上です。

【以前の配信(2023/12/22-2024/1/23)】
3DダンジョンRPG「両手いっぱいに芋の花を」/  Pon Pon Games (2022年) 
https://playism.com/game/potato-flowers-in-full-bloom/
→ クリア時間約20時間
   
   ■
   ウィザードリィ・世界樹の迷宮ライクな 3D ダンジョンRPGです。
   ただし、敵はすべて動かないシンボルエンカウントです。
   目の前の敵編成を見て、自チームのスキルでどうやって勝つか? 
   を考える、少しパズリックな戦闘が特徴です。
   
   総評として、丁寧に作りこまれた佳作です。
   頭を使って突破する戦闘の楽しさと、地味ながら芯のとおった
   設定・ローポリビジュアルが貫かれており、完成度が高いです。
   
   ■
   本作の秀逸な点は大きく2点
   
   1つ目はストーリー設定・プレイヤー設定の見せ方に対する
   作りこみの丁寧さ。
   TRPG 的な「冒険の目的と背景」や「メイクした自キャラの扱い」
   がきちんとしています。
   
   2つ目は戦闘の丁寧さ。
   全体的に「ちょっと考える必要がある」「ちょっと挑戦」的な
   戦闘感覚が持ち続けられるように調整されています。
   何も考えず脳筋プレイするとクリアできません。
   でも全滅してもノーリスクなので、安心して「仮説を立てて
   試行錯誤」が楽しめます。
   
   ■
   ストーリー・設定について
   
   主人公たちは土地が汚染された世界を救うため、
   錬金術師たちが残した「芋の種」を持ち帰るべく
   ダンジョン探索をする、という簡潔かつ切実な
   動機が与えられています。
   
   シンプルですがゲームの芯としてブレがなく、
   人の少ないダンジョンを潜っていくプレイヤーの
   芯として秀逸です。
   
   登場する「リーダー」のお姉さんや周辺組織の
   設定も、主人公の探索をするしかないという
   状況をうまく支えてくれています。
   
   キャラメイクで作った 3D の自キャラたちが、
   拠点やエンディングでもしっかりでてくるのも
   好印象です。
   
   ■
   シナリオについて
   
   話は動きも量も少なく地味ですが、リーダーのお姉さんの
   「使命感」がじんわり伝わってくるもので良いです。
   エンディングも地味ですが筋が通っています。
   
   ■
   戦闘について
   
   全てが固定敵かつ敵ごとに特徴が際立っており、
   自チームのキャラの武器・スキルでどうやって
   対抗するか? MP といったリソースはどれだけ
   使うか? を考える楽しみに集中させてくれます。
   敵のステータス・技も全部見られます。
   
   ちょっとバランスとして、結果的に特定のスキルに
   頼りがちになるのが玉に瑕かもしれません。
   (自分の選んだチームの職業のせいかも?)
   
   とはいえ、「考えて戦闘する」ことを邪魔するような
   余計な事をしてこないという丁寧さが感じられます。
   
   ■
   ダンジョンについて
   
   迷うようなつくりでは全くないです。
   どちらかといえば、どの敵を倒して道を進むのか? 
   を考えさせる役割がメインです。
   そういう意味でギミック面では地味ですが、
   過不足はないと思います。
   
   ■
   ビジュアルについて
   
   全編、ちょっとローポリで可愛い感じのキャラと
   背景です。
   過去の出来事のスチル的なものまで、全部ローポリ
   3D の作りこみで出てくるのが、意外性と統一感が
   あります。
   
   あと、リーダーのお姉さんのちょっとした腕を振ったり
   拠点を掃除するしぐさが可愛いです。
   支えてあげたくなる系のリーダーです。
   
   ■
   総評として、地味ではあるもののどう楽しませるか
   についてのポリシーの芯がしっかり通った、少人数
   開発のインディーゲームらしい佳作3DダンジョンRPGです。
   
   キャラメイクで作った自チームのスキルで試行錯誤して
   ダンジョン潜りをしたいプレイヤーにおすすめです。
   
【以前の配信(2023/12/13-12/20)】
サイバーパンク2DACT「SANABI」/ WONDER POTION (2023年) 
https://playneowiz.com/sanabi
→ クリア時間約10時間。難易度 Normal。日本語の翻訳改善前です。
   
   ■
   ピクセルアート2Dワイヤーアクション+少しアドベンチャー。
   アクションは一本道かつやや死にゲー。
   アドベンチャー部分もアクションとほぼ同一体裁の
   ピクセルアートで展開されます。ここの演出が良いゲームです。
   
   ■
   ワイヤーアクションは決まると気持ちよい。
   手触りは良いです。ビュンビュン飛ぶのが楽しい。
   
   ただ、レベルデザイン上、先が見通せないせいで
   ビュンビュン飛ぶと先の地形がわからなくて死ぬことが
   ままあります。ここは気になった。
   
   ■
   アクション難易度の調整具合は、少しプレイヤー体験として不安定かも?
   
   自分にとっての場合、2D死にゲー慣れしているからか、
   後半の難しさがちょうどいい感じ。
   前半はきれいに動かなくてもゴリ押しできてしまい微妙でした。
   
   自分と違って、死にゲー慣れしてないプレイヤーからすると、
   逆に後半が難しすぎてテンポ悪く感じるかも。
   
   ■
   アドベンチャー部分について。
   
   ピクセルアートでできる演出(拡大縮小・キャラの揺れ・
   文字の出し方・画面の一部分に注目させるetc.)が
   ふんだんに使われていて良きです。
   サウンドもヨシ。
   
   なお、プレイ時点では翻訳改善前で、特に中盤の翻訳の言葉づかいが
   めちゃくちゃでしたが、一応内容はわかる水準でした。
   改善された結果、受け取る印象がどう変わるのか気になります。
   
   ■
   ストーリーについて。
   あえて語るまい、といいたくなるところですが、
   このゲームならではの空気感・キャラの葛藤・
   特異な体験がしっかり描かれており、演出と合わせて
   本ゲームが「一点モノ」だと思える内容になっています。
   光るものがある、というやつです。
   
   ■
   総評として、気持ちの良いワイヤーアクションゲーム+
   ピクセルアートでの演出に裏打ちされた本ゲームにしかない
   空気観とキャラの特異な体験を味わえる良ゲーです。
   
   なお、アクション難易度の調整具合、とくに難易度の
   上がり方が少し荒っぽいところは欠点に感じられました。
   
   
【以前の配信(2023/10/31-12/5)】
RTS/ACT「ピクミン4」 / 任天堂 (2023年) 
https://www.nintendo.co.jp/switch/ampya/index.html
→ クリア時間約30時間弱(オリマー冒険記含む、本編以外のダンドリバトルは含まず)
ピクミンシリーズ初プレイ。
   
   ■
   言わずと知れたピクミンです。
   
   いろんな色の違う、それぞれ色ごとに特徴のあるピクミンがいて、
   彼らを使役して敵を倒す・ギミックを動かす・物を拠点まで回収する
   というゲームです。
   
   昼は1日の時間制限がある中で地上探索して宇宙船のパーツを回収したり、
   洞窟に入って遭難者の救出をします。
   夜はタワーディフェンス的に拠点を守ります。
   
   ■
   ゲームとして、昼の地上部分はややギミック不足で作業感あって
   少し退屈に感じました。作業好きな人は作業に没頭できて楽しいかも。
   
   洞窟部分はギミックが多い or ダンドリバトルという制限時間や
   CPU 対戦部分がなれないと結構大変で面白かったです。
   夜のタワーディフェンスはあまりやらないままクリアしてしまいました。
   
   ダンドリバトル以外はいつでも時間を数分巻き戻せるので、
   トライアンドエラーする初心者にも優しい設計でした。
   
   ■
   面白いか面白くないかでいうと面白いです。
   ただ、ダンドリを推してくるわりにはダンドリバトル以外では
   ダンドリをそこまで要求してこない感じです。
   なんだか、少し尖り方が足りなくて物足りない気持ち。
   
   そういう人は、より道のダンドリバトルをもっと触れということ
   だったのかもしれません‥‥。
   
   とはいえ、最初は全然並列作業できないなと思っていたダンドリバトルで
   最後には一応、「オッチン」と自分の並列作業が少しできるようになってた
   いて、そこは満足感がありました。
   
   ■
   ストーリーやキャラ・見せ方はちょっと地味。嫌いじゃないけどね。
   
   ■
   全体的に尖りの少ない本編で、面白いんだけどもっとめちゃくちゃして
   いいのよ、という気もちにもなるゲームでした。
   
【以前の配信(2023/9/13-10/27)】
3Dメカアクション/SF群像劇「ARMORED CORE™ VI FIRES OF RUBICON™」/ フロムソフトウェア (2023年)
https://www.fromsoftware.jp/jp/detail.html?csm=106
→ 本編クリア時間約38時間(3周、全ミッションクリア)
Ver.1.02 での一部ボス弱体化後。AC シリーズは初めて。
DARK SOULS 1/3、Demon's Souls、BloodBorne、SEKIRO、ELDEN RING はクリア済み。
   
   ■
   かねてよりアーマードコアは「メカゲー」という印象が自分の
   中で強く、幼いころからあまり機械に興味のないタイプだった
   ため自分は触れたことがありませんでした。
   
   が、インターネットミームでさんざん目にしたシリーズの
   10年ぶりの新作がでるとなれば、やらざるを得ませんでした。
   
   ■
   実際にやってみると、メカに大して興味がなくても
   AC6 はそれ以外の部分で十分に面白いゲームでした。
   
   1)アクションゲームとしての面白さ
   2)キャラゲー・群像劇としての面白さ
   3)メカのメカメカしい部分?以外での面白さ
   4)SF としての面白さ(背景ストーリー)
   
   ■
   アクションゲームの特徴として、いろいろと独特です。
     - クイックブースト・アサルトブースト
     - 照準(アシストあり・アシストなし)
     - 各武装のリロード時間管理・チャージ・マルチロック
     - 多種多様な兵装の組み合わせ(アセンブリ)
   etc...
   
   さらに自身含め被弾により「スタッガー」というスタン状態が
   あり、強敵にはスタッガーを狙うのが常に基本姿勢。
   
   正直、ゲーム中なにが起きてるかを把握してどう動かすか、
   落ち着いてできるようになるまで1周20時間かかりました。
   それまでは、なんか頑張って必死にやってたらクリアできてた 
   (なお半分ガチャプレイ)くらいの感じ。
   今どきのアクションゲーとしては、やはり高難易度です。
   
   特にチュートリアルのヘリでは集中しておらずセリフを
   聞いていなかったので、アサルトブーストの存在に気づかず
   相当苦労しました。
   
   とはいえ、一番ハマった部分でも1週目 Chapter1 のラスボス「バルテウス」
   (パッチでの弱体化後)で30分くらいかかった程度で、
   それ以上長時間、ハマることはありませんでした。
   
   ガチャプレイだった時期も、そのあとの何が起きてるのか
   わかってきた時期も、それぞれの時期で動かしてて楽しかったです。
   
   (他のフロムゲーのように)ほぼ完璧に敵の動きを見切って
   動く前提ではないのもあって、ガチャプレイでも最低限の
   兵装選択とそれにあった動きをしていればいずれ何とかなります。
   敵の動きが見切れるようになったり、自身の攻撃を洗練させたり
   できてくるとそれも楽しいです。
   
   ■
   キャラゲー・群像劇としての魅力も高いです。
   
   もともとフロムゲーは各登場キャラのシナリオ・セリフの面白さ
   には定評があると思いますが、本作はそれが味わいやすいです。
   
   他のフロムゲーだと、キャラごとのイベントが距離的にも
   時間的にも点在しすぎていて各キャラの動きが把握しづらい
   ところ、本作は「ミッション」という区切りがありシナリオが
   の流れが明確な状況で各キャラの会話を聞けるので、話の理解が
   しやすかったです。
   
   また、フロムゲーの例にもれず世界設定・各キャラの関係や行動
   については省略が多く、世界観の妄想がはかどります。
   本作の場合、省略が多すぎることもなくギリギリ想像が
   及ぶ程度の情報の出し方がされていて非常に〇。
   
   キャラのビジュアルはでてきませんが、セリフ音声だけで
   十分にキャラが伝わるので、逆にビジュアルの想像もはかどるのが
   同じように〇を感じます。
   
   ----
   
   各キャラのキャラ付け・セリフについて、過去の映画や
   少年漫画的にいそうなキャラは、演技も含めて非常に「王道」で
   クオリティは十分。ベタですがそれがいい、という状態。
   
   一方で、徐々に素性明らかになるキャラがいるのも上手いな
   と思います。最初から、ベタではないというキャラだと浮きますしね。
   
   嫌だな、とそれ一辺倒になるキャラがあまりいないのもヨシ。
   それぞれに、それぞれの立場があります。
   
   ■
   メカについて。
   
   自分はメカがガションガションしたり変形したりどうのこうの、
   という男の子が好きそうなものにはあまり興味はないですが、
   本作はそれ以外に、
   - 各メーカーが作る兵器の設計上の意図や好み
   というのがあり、そこについては面白いなと思いました。
   
   むやみに威力のデカさにこだわるメーカー、過去の反省から
   近接一辺倒ではなく中長距離とのバランスを考えるメーカー etc.
   
   背景設定とかみ合ったフレーバーとして面白いです。
   
   また、シンプルに火器を吹っ飛ばして爆発させるのは
   面白いので、いろんな爆発物を撃つのは楽しいものでした。
   
   ■
   SF としての面白さ。
   
   ストーリーとして、ハード SF というほどリアルでは
   ありませんが、過酷な惑星資源争奪戦とそこで戦う傭兵
   たちの緊張感や「コーラル」という物質の価値と未知の
   リスクが、プレイヤーに実感をもって感じられる程度に
   しっかりとした背景設定がなされており、それが表現
   されていると思います。
   
   最後の最後までしっかり SF していたことに非常に好感が
   持てました。これは好みの問題かもしれません。
   
   ■
   人によっては、3周目は主人公に「選択」をさせるというのが
   大きな流れのところ、選択の結果についての情報があえて
   伏せられているので、そんなつもりじゃないけど? 
   みたいになる人はいるかも。
   (どういう結果になるかは分からんぞ、という含みは
   ちゃんとゲーム中にでてきますが、人によってどうとらえるか
   には差がありそう)
   
   ■
   総合的に見て、アクションとしても群像劇としても SF としても
   高水準でかなり良ゲーでした。素晴らしいですね。
   
   
【以前の配信(2022/7/27-7/28)】
SF猫 3DACT/ADV「stray」/ BlueTwelve Studio (2022年)
https://stray.game/
→ 本編クリア6時間弱(収集要素は未コンプリート)
   
   ■
   猫ゲーなので猫としてはプレイせざるを得なかった。
   どんなゲームなのか、あまり把握せずプレイし始めました。
   
   ■
   とてもリアルな猫を操作キャラとする3Dアクションアドベンチャー。
   サイバーパンクな場所に迷い込んだ猫が、現地のロボットと
   協力して脱出を図るゲームです。
   
   ロボットと会話して話を進めたり、猫らしくぴょんぴょん移動して
   探索をしたり、ZURK と呼ばれるデカいノミ? から逃げたりします。
   大きくは、下から上へと世界を登っていくことになります。
   
   なお、世界がなんでこんなことになったのか? 
   は最終的にも雰囲気しかわかりません。
   
   ■
   リアル3D猫はかわいいですし、猫です。猫なのですでに大加点です。
   ただし、オープニングの僅かな期間を除いて、他の猫とたわむれる
   ことはできません。マイナス点です。
   
   ■
   アクション操作性としては、間口が広く作ってあります。
   ジャンプボタンを廃し、移動先にAボタンを押すことで飛べるようにし、
   足場を踏み外すという概念は完全に撤廃しています。
   
   デメリットとして、猫として縦横無尽に移動する楽しみは減じられて
   いますが、3D アクションの難しさを大きく軽減するメリットはでかいです。
   
   自分としては、加点ポイントだと思います。
   
   ■
   探索やパズルアクション部分について。
   割りとやさしく、こちらも間口広めです。適度かと。
   
   ただし、街の探索についてはカメラ位置が低いのも相まって、
   迷子になりやすく行っていないのに気づかない場所が出やすいと
   思います。
   
   ■
   猫以外のビジュアルの品質についても、この規模の作品としては
   だいぶ良いと思います。ですが、表現の好みは分かれるかと思います。
   少しグロ系のホラータッチの部分があるとか(自分は全然OK)。
   序盤のスラムが非常にゴミゴミしく汚いとか(自分は好きでない)。
   
   個人的には洋ゲーにありがちなゴミゴミしいのは飽き飽きでしたね‥‥。
   
   上層にいくと、ネオン輝くサイバーパンクな場所にでます。
   こちらも品質はそれなりですが、自分はあまり好みではなかったかな‥‥。
   
   明るい自然の多い場所は良かったです。
   
   ■
   サウンドは派手ではなく環境系が多いですが、良かったですね。
   ただし、演出としての派手さはなし。
   
   ■
   ストーリー・シナリオについて。
   人間が滅びて人間みたいな感情をもったAIのロボットだけで暮らす世界です。
   ネタバレは避けますが、正直、自分が猫なのにシンプルに人間くさいお話を
   展開されても、ワシ猫やし‥‥みたいになってあまりハマれなかったです。
   
   人間が滅びてロボットが人間のマネごとをして暮らしている謎も、
   結局よくわかりません。雰囲気ゲーです。
   
   ただ、脱出をしたい、という当初の目的を引っ張るのには十分な
   シナリオにはなっていました。
   
   ■
   総合して、リアルなネコチャンの動きを愛でながらできる
   3Dアクションアドベンチャーという点ですでに強く、
   難易度面でも敷居を低く作られており遊びやすいと思います。

   ただし、ビジュアルについては好き嫌いがわかれそうなのと、
   ストーリー・シナリオは凡庸であり、猫主人公ゲームである
   必然性もよくわからなかったなという印象です。
   
   評価としては、玉虫色ですね。。
   
   
【以前の配信(2022/5/9-5/18)】
2D探索ACT「ENDER LILIES: Quietus of the Knights」/ アドグローブ&Live wire (2021年)
https://ja.enderlilies.com/
→ 本編クリア時間20時間弱。
   
   開発元の Live Wire 社やパブリッシャーの Binary Haze Interactive 社は
   2020年創業ですが、元ネバーランドカンパニーのスタッフがいるなど、
   業界歴が長い開発者がいる会社のようです。
   (参考)https://www.famitsu.com/news/202107/21227650.html
   
   ■
   いわゆる2Dメトロイドヴァニアです。
   
   総評としては、現代的なプレイヤーフレンドリーな作りと、
   戦闘バランス・探索難易度バランスの良さを非常に感じる良ゲーです。
   アートワーク・サウンドも、なかなかのレベル。
   メトロイドヴァニア好きならかなりの良ゲーです。
   (探索面はドレッドより上だと思います)
   
   「白巫女」の少女を操作するダークファンタジーという世界観も
   統一されて表現できているので、もしハマれば神ゲーでしょう。
   
   ■
   概要としては、廃墟となってしまった王国で目を覚ました
   「白巫女」の少女となり、王国を探索するゲーム。
   
   ダークファンタジーな世界観と、繊細なグラフィック・BGMが特徴的。
   アクション難易度は少し高め。でも理不尽さは低め。
   
   ゲーム性だけでいえば、2022年現在としてはよくある
   メトロイドヴァニア要素でできています。
   
   ■
   ゲーム性は普通ですが、ユーザーフレンドリーさ・探索難易度・
   アクション難易度といった作り込みがとてもよくできています。
   世界観・アートワーク・サウンドも統一感があり品質良し。
   
   そつがなく、端的に言って良ゲーだと思います。
   
   この数年のインディーメトロイドヴァニアの中だと、
   「Blasphemous」(2019年)以来の良作かと思います。
   
   向こうがある種の硬派さが見える部分があるとすれば、
   こちらは現代向けチューニング度が高く、間口としては上でしょう。
   (その分、クセになる感じは「Blasphemous」のほうがあります)
   
   ■
   ユーザーフレンドリーさの例をあげると
    ・開始10分で会うボス倒すと2段ジャンプをくれる
     (2D探索アクションプレイヤーの思考をよく知っている)
    ・死んでもノーペナルティ
    ・いつでも最後のセーブポイントにワープできる(ボス戦中でも)
    ・ワープ地点の密度が多くて移動に困らない
   など、2022年のゲームとしてストレスをきちんと起こさないようになっています。
   
   ■
   探索難易度について。
   
   マップ自体は迷子になって詰まるほど複雑なものではないです。
   かといって、いけるところが一方向しかない、ということもないです。
   
   また、進んでいる際も一つの区画が広いのであちこち見て回らないと
   いけないようになっており、探索してる気持ちになります。
   
   ひとえに作り込みなんだと思いますが、非常によくできています。
   
   たとえば「メトロイドドレッド」はこの点、ほぼ一方向しか実質
   進めなかったので、「ENDER LILIES」のほうが探索する楽しみは
   上だと思います。
   
   ■
   アクションについて。
   
   操作性はいいです。2Dアクション慣れしていれば、
   操作が難しくてストレス、という場面はほぼ無いです。
   
   戦闘については、中ボス・エリアボスを倒すと得られる
   多彩なスキルを使いこなせば、楽にできるバランスになっています。
   一方で、ゴリ押ししようとすると難しくなります。
   
   エリアボスは少し難し目ですが、強い相手でも多くても5回も見ていれば
   頭の中で対策が立てられるレベルの強さです。
   
   このあたりのバランス調整も非常によくできています。
   でも、本当にアクションが苦手、というプレイヤーには無理かも。
   
   ■
   世界観について。
   ダークファンタジーな世界観は、メトロイドヴァニアだと
   結構多いので流行りといえましょう。
   (近年だと Minoria/Blasphemous/2Dソウルライクゲー全般 etc.)
   
   アートワーク・BGM がある程度良いので特色にはなっていますが、
   シナリオを加えるとか、演出を加えるとか、メッセージ性を加えるとか、
   もうひとつなにかが欲しいな、というのが正直な気持ちです。
   もしくは、アートワーク・BGM で突き抜けた表現を持つか。
   
   ■
   無理やり細かい不満点をあげるとすれば、ジャンプ時に高い床をつかんで
   登る動作が勝手に行われるので、意図せず危ない床上にあがってしまう
   ことがあったことくらいでしょうか。全体からみれば些細です。
   
   ■
   Binary Haze Interactive/アドグローブ/Live Wire が、
   基本的なゲーム部分で非常に良いクオリティをだせることと、
   統一された世界観でアート面をだせることがわかりました。
   
   次回作も作っているようなので、今後に期待です。
   
   
【以前の配信(2022/3/25,2022/5/3-5/7)】
デッキビルドローグライト「Inscryption」/ Daniel Mullins Games (2021年)
https://www.inscryption.com/
→ クリア時間14時間弱。
   
   ■
   ネタバレ一切禁止系ゲームです。
   
   ■
   対戦カードゲームはあまりプレイしたことがありませんでしたが、
   特に困惑することもなくプレイできました。
   逆に言えば、ガチな対戦カードゲームではないかもしれません。
   (公式拡張 mod は多少ガチっぽいですが未プレイ)。
   
   ■
   演出が凝ってます。
   それだけのためにそれ作っちゃったんだ、みたいな凝り性ぶりがあります。
   
   ■
   あとは自分の目でたしかめてほしい。
   佳作かつ怪作。
   
【以前の配信(2022/1/23-2022/2/26)】
3DACT「ELDEN RING」/ フロムソフトウェア (2022年)
https://www.fromsoftware.jp/jp/detail.html?csm=105
→ クリア時間約140時間(おおよそ全エリア・全ボス制覇。攻略情報ほぼ見ず)
   Demon's Souls、DARK SOULS 1/3、BloodBorne、SEKIRO クリア済み。
   
   ■
   フロムが「オープンフィールド」と冠してリリースした 3D アクションRPG。
   
   プレイした実態として感じたのは、恐ろしくエリアが広い
   探索アクション RPG であるということです。
   
   いわゆる Skyrim や ゼルダの伝説 BotW と比較すると、フィールドが
   広い点やちょくちょくダンジョンがある点は似ています。
   しかし、プレイ感としてはフィールドの構成上、分岐や通れない段差が
   多めに配置されており、本ゲームは「巨大迷路」の様相を呈しています。
   
   そして、そのフィールドの「巨大迷路」や各地のダンジョンに、情報・アイテム・
   ボスが散りばめられています。
   
   本ゲームが 2D なら、自由度の極めて高いメトロイドヴァニアに
   ほぼ相当すると思います。
   
   ■
   探索ゲームが好きな自分が本ゲームを楽しめないわけがなく。
   十分に探索させていただきました。
   
   DarkSouls と異なり、ごく一部を除けば強い敵を倒さずともフィールドを
   探索していくことができます。
   
   自分は敵を倒さずひたすら先に地図を埋めていってしまう性格のため、
   ボスを一匹も倒さないままに終盤のマップまで行ってしまいましたが、
   それでも問題なく楽しめる懐の深さが用意されていました。
   
   ■
   アクションについては、過去のフロムゲーに比べると RPG 的に強化できる面が
   大きいです。
   
   このため、最序盤と最終盤を除くと、間のボスについてはプレイヤーがアクション面で
   攻略する部分よりも、RPG 的に鍛えたかどうかの比重が強く感じられました。
   (特に自分は、さっさと終盤マップまで行って武器強化を大きくすすめたため)。
   
   ボスの歯ごたえを楽しみたいのであれば、真っ当にエリアを少しずつ進めたほうが
   いいかもしれません。そういう調整ができると捉えれば良い点、でしょうか。
   
   RPG 的であるため、過去のフロムゲーに比べて死んで覚えるを強制されず、
   間口が広いとも言えるでしょう。
   
   ただし、最終盤にもなってくると、ボスが非常に強く、プレイヤースキルも RPG 的な強化も、
   また本ゲームの要素である召喚等の手持ちもすべて駆使する必要に迫られます。
   また、ボス自体も正面から戦いにくい挙動をしてきたりします。
   
   このあたり、すぐ柔軟に対応できるプレイヤーとそうでないプレイヤーで、
   少し楽しめるかどうかに差がつくかもしれません。
   自分は気づくのに少し時間がかかった場面もありましたが、つらいということはなく
   楽しめる範疇でした。
   
   ■
   探索が楽しすぎて、Youtube のアーカイブ保存上限時間である12時間近くまで、
   何度も配信してしまうくらい楽しいゲームでした。
   
   ありがとうフロム。
   
【以前の配信(2022/1/23-2022/2/26)】
3DACT「Bloodborne」/ SIE/フロムソフトウェア (2015年)
https://www.playstation.com/ja-jp/games/bloodborne/ 
https://www.fromsoftware.jp/jp/detail.html?csm=094
→クリア時間42.5時間(行ってないエリアあり。聖杯ダンジョン未プレイ。DLC なし。)
  DARK SOULS 1/3、Demon's Souls、SEKIRO はクリア済みです。
  
  ■
  総じて、作り込まれた難しいエリアを正面から攻略し、
  ボスを打ち倒す楽しみを味わえる良ゲーです。
  
  本作は銃を使ったパリィ、スピード感のある攻撃、非常に性能の高い
  通称ヤーナムステップが使えるので、テンポよく敵と戦う事ができます。
  また、DARK SOULS ほどややこしいマップ攻略は無いですが、
  とはいえ、各エリアさまよう程度にはマップが作り込まれています。
  
  なので、探索しつつも、どちらかというと敵・ギミックを
  攻略していく楽しみをメインに据えている感じがします。
  
  ■
  DARK SOULS 系にくらべて、アクションはややスピーディー。
  スピード感だけでいえば SEKIRO にちょっと近い感じです。
  
  難易度は、DARK SOULS のスピード感で動こうとすると速いので
  難しく感じるかも。一方、SEKIRO をクリアしていれば、それが
  活きることが多い印象。
  ボスに関しては、SEKIRO よりは易しい印象です。
  雑魚については、結構本作のほうがエグいです。
  
  ラスボスは、かなり SEKIRO 感がありました。
  葦名の剣聖に鍛えられた自分には、逆に簡単気味に感じるほど。
  
  ■
  DARK SOULS とは少し手触りの違う、やや探索よりもアクションよりの
  良ゲー 3DACT でした。
  これをやったので、心置きなく ELDEN RING ができます。
  
【以前の配信(2022/1/21)】
メタADV「The Stanley Parable」/ Galactic Cafe (2013年)
https://store.steampowered.com/app/221910/The_Stanley_Parable/
→クリア時間約2時間ちょい(EDの7,8割に到達) 
  
  ナレーターのおじさんに従ったり従わなかったりする 3D ADV ゲーム。
  詳細は書けない。君の目で確かみてくれ。
  
【以前の配信(2021/12/26-2022/1/20)】
ループFPS「DEATHLOOP」/ Bethesda/Arkane Studios (2021年)
https://bethesda.net/ja/game/deathloop 
→クリア時間約40時間(たぶん時間がかかっている方。サブクエスト制覇はしてない)
  
  洋ゲーによくある一人用ファーストパーソン視点ゲーを
  あまりやってこなかったので、不慣れかつ他ゲーとの
  比較はあまりできない前提での感想となります。
  
  ■
  朝・昼・午後・夜の4時間帯で、4ヶ所のエリアに自由に潜入して
  1日の終わりまたは死んだら朝にループするシステムです。
  
  能力者(ヴィジョナリー)と呼ばれる人物が8人ほどおり、
  彼らをループ中に殺すことがメインの主眼となります。
  
  ■
  銃を撃ってうろついてる敵を倒すのと、ステルスゲーのように
  潜入するのと両方できます。自分は FPS にさほど慣れていないの
  ですが、一応自分でも普通に撃ち合ってなんとかなる程度の難易度
  でした。慣れてるなら簡単かも。
  
  途中で、能力者たちを倒すともっている強力な技能を
  もらえるのですが、それが手に入るとかなり楽になります。
  FPS 上手な人だとワンパになってしまうかも。
  
  ■
  世界が狭い分、やることは少ないのかと思いましたが、
  少しずつやることが見つかり、気がつくと長い時間やっていました。
  ボリュームはそれなりにあります。
  
  もっとも、この手のゲームに自分が不慣れだったので
  解決に時間がかかっただけの可能性も否めません。
  
  ■
  ストーリー面はあっさりで、とくに味わいはないです。
  世界設定にからむ演出もなくはないですが薄いです。。
  このゲームの一番の弱点は、ここかなと思います。
  ここは期待してはいけません。
  逆に不要だという人はいいかもですね。
  
  ループものの ADV にあるような登場キャラの掘り起こしや
  意外な過去・認識への干渉とかは全然ありません。
  主人公のコルトくんとジュリアナの過去がなんとなくわかる程度です。
  
  SF チックな設定は色々でてきますが、薄いフレーバーの域を
  でないかと。
  
  結果、主人公が殺す対象である能力者たちもただの考えの
  おかしい人達でしかないと感じてしまいます。
  また、世界設定に絡んでの、プレイヤーがこうしたいというの
  欲求も持ちようがありません。
  
  ■
  ビジュアル面は特に良いとは思えませんでした。
  ちょっと小汚い場所や倉庫みたいな無機質な場所が
  ひたすら広がっています。
  
  良くも悪くも自分が考えるこの手の荒れた環境が舞台の
  洋ゲーの印象どおりです。好みではない。
  1960年代アメリカがベース? っぽいですがよくわかりません。
  
  ■
  総評としては、箱庭ループゲーに、ガンアクション・
  ステルスアクションがついていて、ストーリーは薄い、という感じです。
  面白い/面白くないでいえばまあまあ面白いです。
  
  ただ、海外のメタスコア評価のように神ゲーとか GOTY とか、
  そう言われるとそうかなあ?? って感じでした。
  とくにストーリー・演出が足りないという気持ちでした。
  
【以前の配信(2021/12/3-12/14)】
MMORPG「FINAL FANTASY XIV」/ スクウェアエニックス
「暁月のフィナーレ」(2021年)
https://jp.finalfantasyxiv.com/
メインシナリオクリアを目的にやっています。Ver.6.0 部分。
→ クリア時間約63時間(全サブクエスト含む)
  神ゲーでした。個人的 GOTY 2021。
  (Todo:あとでかく)
  
【以前の配信(2021/11/11-11/22)】
RPG「真・女神転生V」/ アトラス (2021年)
https://megaten5.jp/
→ クリア時間約75時間(難易度Normal1周・全ENDおよび全サブクエストクリア・DLCなし)
   
   真・女神転生1/2/if/3/SJ/4/4F およびペルソナ1/2罪/2罰/3/4 はプレイ済みです。
   ペルソナ5 はまだです。
   数年前の発表以来、発売を期待しておりました。
   
   ■
   総評としては、一部粗がありつつも RPG としての基本部分は良作。
   非常に真面目に作られているな、という印象があります。
   
   シナリオの肉付けや、フィールドのビジュアル等、すこし質的な部分で
   作り込みが薄いというところはありますが、期待には答えてくれました。
   
   ■
   プレイ時間の大半は、3D マップを駆け回って多数のアイテム・
   少しのサブクエスト回収をしつつ、ついでに悪魔とも戦い、
   中ボスを撃破しつつ目標地点を目指す内容になっています。
   
   本作では、すでに東京は崩壊しています。
   このため、いわゆる街のような拠点がなくひたすら探索をするので、
   ちょっとオープンワールドゲームっぽいプレイフィールがあります。
   
   さらに本作、LAW 勢力のトップがゲーム開始前にすでに死んでいます。
   なので悪魔はのびのびと跋扈しています。
   探索中、至るところで悪魔たちがおり、シンボルエンカウントで
   戦闘になります。
   このあたりも、ゼルダ BotW のような、オープンワールド感があります。
   
   もちろん、悪魔は会話で仲魔になるとか、合体できるとか、
   そのあたりは従来どおりあります。
   
   ■
   戦闘システムは過去作・関連作の良いところを詰め込んでおり、
   洗練されていると感じます。歴代最高だと思います。
   (ペルソナ5だけ未プレイなのでちょっと比較できないんですが)
   具体的なところは、ここだけで長くなるので略。
   
   合体システムもとても快適。
   
   悪魔の属性ごとの適正値で、各属性魔法の消費 MP が変わるのも、
   ボス戦でのリソースがカッツカツなので、どの悪魔を使うかという
   ところで頭を巡らせることができて良いです。
   
   相手とのレベル差でのダメージ補正は大きめです。
   これはいい面も悪い面もあります。
   
   いい面は、強い中ボスが出てきたらとりあえず合体して
   今よりレベルが高い悪魔を召喚すればなんとかなる点。
   悪い面は、レベルが低すぎると工夫してもどうにもならない点と、
   (自分はやってませんが)DLC でレベル上げしすぎるとヌルゲーになる点です。
   
   自分の場合、難易度 Normal で道中のサブクエストをきちんとこなす&
   レベル上げは全くなしの状態で進めた結果、ボス戦では相手よりレベルが
   少し低い状態が続き、そこで工夫してボスを倒すのが面白い感じでした。
   
   プレイヤーの進め方によってはゲームバランスが崩れるとは思うので、
   ある意味で万人向けではないのかもしれません。
   
   ■
   戦闘時の悪魔のビジュアル面は、据え置き機になり大幅に良くなっています。
   ここはいうほど期待していなかったので、想定以上でした。
   3D モデルがめっちゃ動きます。良きです。
   
   ■
   プレイの多くを占める 3D 探索部分、けっこうしっかり作ってあり、
   探索を楽しめる出来になっています。
   主人公の髪がなびくビジュアルともよく合っています。
   
   伝統的な 3D ジャンプアクションに慣れている人にとっては、
   いい感じに楽しめるでしょう。
   
   ただし、そこまで伝統的な 3D ジャンプアクションが好きではない人・
   苦手な人にうまくアプローチするような工夫はなかったように思います。
   一部、苦手な人に向けた配慮のアップデートは入りましたが、
   それでもやや古い 3D アクションぽい動きが前提になっています。
   
   ■
   崩壊した東京の 3D マップの造形や絵面については、ひと工夫が
   ほしかったところです。同じような絵面がつづく場面が多いです。
   
   絵面が良ければ、アクションが報われるところも増えたと思うので、
   そこは質的にすこし残念かも。
   
   ■
   背景・ストーリー設定について
   
   LAW 側の創造主が初っ端から死んでおり、1/2 の頃とは違って、
   悪魔に ICBM を打ち込むような、欧米の強大な力はもうないという
   現代性を捉えた設定から入っているのは、真面目で良いと思います。
   
   また、最初に事件が起きるのが品川駅を行き交うコンコース
   というモチーフも、非常に今を捉えている気がします。
   
   ネタバレなので伏せますが、本作はその後の設定・ストーリーも、
   硬派に作ってあると思います。クソ真面目です。
   
   ただ、主人公を創造主の後釜に導く巫女役回りについては、
   設定がそもそもよくわかりませんでした。
   ここは、なんとなくでも進められますが。
   
   ■
   シナリオについて。
   
   メインの設定自体は非常に硬派に作ってあると思うのですが、
   その肉付けとなるシナリオは非常に薄いです。
   
   例によってマルチエンドであり、その代表となる NPC が
   エンドごとにいます。その NPC たちが、そのエンドの
   「思想」に染まっていく過程は、あまり描かれません。
   あまり濃く描くシリーズ作風ではないと思いますが、
   それにしても薄いです。
   
   各エンドの「思想」はあるのですが、それが具現化される
   シーンが少なすぎるように思います。
   おそらく、このシナリオを実感するには、かなり高度な
   想像力ないし教養が要求されている気がします。
   自分には難しかったです。
   
   サブクエスト単体は、悪魔が活き活きしているのは面白いです。
   ただし、サブクエストもあまり設定と強く絡んだエピソード
   にはなっていません。
   一応、LAW/CHAOS 的なエピソードは少しありますが、弱め。
   やはり舞台設定とうまく絡めてほしい気持ちはあります。
   
   ■
   サウンドについて。
   
   激しい BGM・落ち着いた BGM、色々あって良きです。
   環境音に徹するようなゲームも増えている中、戦闘 BGM に主張が
   あるのは個人的に好みです。
   
   ■
   真・女神転生シリーズの5年ぶりのナンバリングとして、
   真面目に作られた作品だという印象です。
   ゲームとしては十分楽しめました。
   
   ただ高望みかもしれませんが、神ゲーとなるには 1/2 の頃のように
   硬派なストーリーを持ちつつ、それをもっと具体的なシナリオや
   ビジュアルに落とし込んでほしい気がします。
   とてもむずかしいことだとは思いますが、期待しています。
   
   
【以前の配信(2021/10/15-10/28)】
探索2DACT「Pheonotopia: Awakening」 / Cape Cosmic (2021年)
https://phoenotopia.com/
→ 本編クリア時間約44時間(アイテム取得率それなり・難易度★5)。
   
   ■
   まじで膨大なドット絵が特徴的な 2D ACT。
   もともと Flash 製だったものを6年かけてリメイクしたらしいです。
   
   ルーツは多様にあり、
   ・「リンクの冒険」みたいなワールドマップ
   ・「洞窟物語」「メトロイド」みたいなACT&謎解きステージ
   ・ソウルライクなスタミナ制&難易度高めのボス
   ・「MOTHER」みたいな少し SF っぽい設定
   
   という感じです。
   
   ダンジョン探索ACTゲーかと思いきや、街も広くて人との
   会話もかなり多くあり、ARPG 感が強いです。
   翻訳は良好です。ちょっと街の人が多すぎて大変ですが‥‥。
   
   アクション自体はやれることはバットで殴る・槍を投げて
   足場にする・笛を吹く・爆弾で爆破、くらいで割とシンプルです。
   
   一方、ダンジョン・クエストは非常にてんこもりです。
   設定と膨大なドットアートに支えられたダンジョンの冒険感は、
   とても良きですし、謎解きもしっかりあるし、ボスは歯ごたえが
   あって良きです。
   
   量もすごいですし、量に負けず質も良くできているゲームだと
   思いました。
   
   2DACT が得意で謎解きも好きな人におすすめできるゲームです。
   
   ■
   ゲームの進め方は、「リンクの冒険」が一番近いです。
   
   メインシナリオの進行に合わせて行けるワールドマップの範囲が増え、
   そこに配置された大小ダンジョンを探索していくのがメインです。
   
   メイン目的となる大きなダンジョン以外の、小さなダンジョンにも
   謎解きとちょっとしたご褒美があります。
   
   ■
   アクションとしての手触りは、ちょっと操作にクセが
   あるけれどまずまず良好です。
   探索シーンにおいては、ほぼ気持ちよく操作できます。
   
   戦闘シーンだとダッシュや攻撃がスタミナ制であり、
   (とくに前半は)最大スタミナが低く、強い敵に対して
   ゴリ押しはあまりできません。
   中盤までは遠隔攻撃もできない(MOTHER よろしくバットで殴る)ので、
   最初のボスから死ねます。
   
   なお、難易度を下げるとスタミナ消費はほぼ無くなるらしいので、
   アクション得意でない or ゴリ押ししたい方は難易度★1がいいらしいです。
   ★5 は普通に難しい、★1 でもやや難しい、ということらしく。
   
   ■
   ビジュアル・サウンド 等について。
   ドットアートの量がすごいです。キャラはかわいいですし、よく動きます。
   街・遺跡・城・SF 等、場面ごとの背景の雰囲気もよくでています。
   
   (ここでは詳しく語りませんが)世界設定に合わせて各ダンジョンの
   雰囲気が作り込まれており、そこもこのゲームの良いポイント。
   
   BGM も良い意味でオリジナリティに貢献しています。
   
   ■
   登場キャラについては、一人を深堀りすることはあまりないのですが、
   たくさんのキャラが出てくるタイプのゲームです。
   
   NPC 一人一人に設定がしっかりあるのか、それぞれ性格が違うのが
   読み取れます。個人的に、面白い NPC も少数ですがいました。
   作り込まれています。
   
   ■
   シナリオ演出については独自のもの。
   残念なのは、終わり方がプレイヤーから見ると超展開で未解決。
   それ以外の本編部分は、ゲーム内容に合わせて及第点を取れて
   いると思います。
   
   進めていくと SF 的な世界観が顕わになっていく展開は、
   冒険するゲームとしていい感じだと思いました。
   
   ■
   すごくボリュームがあるのに質が保たれているという点で、
   インディーなのにすごいな、6年もかかってるだけはあるな、
   というゲームでした。
   
   
【以前の配信(2021/10/8-10/14)】
2DACT「メトロイドドレッド」 / 任天堂 (2021年)
https://www.nintendo.co.jp/switch/ayl8a/
→ 1周目クリア時間20時間弱(アイテム取得率100%)。
   
   ■
   18年ぶりにリリースされた2Dメトロイド5作品目。
   
   前作メトロイドフュージョンの流れをくみ、
   探索が自由すぎて迷子になって困ることは排除しつつも、
     ・より洗練されたテンポの良いアクション
     ・E.M.M.I やボスではギミック重視かつ死にゲー的な要素を追加
     ・移動範囲制限は多くも探索要素は多く
   という趣向が見られるメトロイドでした。
   
   ■
   純粋なアクション部分は、非常にテンポがよく操作できるように
   なっており、これまでの前作まで以上に気持ち良いです。
   
   壁キックがジャンプボタンだけで出るようになるとか、
   近接攻撃をダッシュ中に出せるとか、一つ一つは細かいんですが
   トータルで手触りがすごく良くなってます。
   
   ちょっとフリーエイムとかでエイム力を要求される場面が
   対ボスなどで存在して、そこだけ少しむずかしさを感じましたが、
   おおむね気持ちよく操作できます。
   
   アクション部分はかなり100点に近く、さすがだなと思います。
   
   ■
   E.M.M.I、ボスは少し難しく、代わりに復活も早くて死にゲー要素を
   感じます。
   十分テンポはよく、失敗しても理解が進めばかんたんになる程度の
   難易度だとおもいます。
   
   探索での迷子によるプレイ断念は配慮するのにそこはいいんだ、
   という気持ちはありますが‥‥。
   
   ■
   各マップでの発見要素はメトロイドフュージョンよりだいぶ強化されています。
   されていますが、やはり冒険については、かなりの制限を受けています。
   
   あからさまに道が塞がるのを見てしまうと、明らかに誘導されてる感じを
   受けてしまいました。
   この部分については、冒険と迷子対策の両立、とはいかなかったようで、
   個人的には満点とは言い難いです。
   
   ■
   グラフィックは Switch でこの綺麗さで 60FPS バリバリなのは
   素晴らしいでしょう。
   
   ■
   あと、これは自分のこだわりなのかもしれませんが、1作目からずっと、
   メトロイドといえば BGM/SE の奇っ怪さ、面白さ、かっこよさを非常に
   評価していました。
   
   が、本作は BGM で環境・雰囲気はうまく作れていると思いますが、
   あまり特徴的でなかったのは残念です。
   SE もおかしな点はないのですが、尖りがなく残念でした。
   
   ■
   総合して、アクション100点冒険75点その他85点トータル87点、
   って感じです。
   間違いなく良ゲーですし、神ゲーに近いです。
   ですが、個人的には超最高というわけでもなかったです。
   
【以前の配信(2021/10/5-10/7)】
2DACT「メトロイドフュージョン」 / 任天堂 (2003年)
WiiU バーチャルコンソール版
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000004967
→ クリア時間7時間強。
   
   ■
   初代(ディスクシステム)・2(GB)・3(SFC)に続く
   4作目の2Dメトロイド。もともと GBA の作品。
   
   メトロイドの1~3作目は、探索できる範囲がとても広く、
   自由に冒険できるというゲームでした。
   
   ですが、それだと迷ってしまって最後まで続かない
   プレイヤーが多いということだったらしく、本作は
     ・頻繁に次の目的地のナビゲーションあり
     ・新規に行動できる範囲は狭め
     ・ただし、目的地に達するのにアクションや発見が必要
   というゲームになっています。
   
   ナビゲーションの部分でストーリーを見せることで、
   過去作にくらべて洋画っぽいドラマ仕立てにもなってます。
   
   ■
   冒険する楽しみはたしかに削られてます。
   一方でドラマっぽい部分はたしかに楽しみとして増えています。
   
   アクションはスーパーメトロイドまでの通り面白いです。
   GBA という制約上、大きくフィールドを使ったギミックは
   少ないという点は気になるものの、十分だとおもいます。
   
   ■
   7時間で終わるし、メトロイドドレッドの予習としてサクッと
   やるのにちょうどよかったです。
   
【以前の配信(2021/1/22-1/30)】
3DACT/RPG「ファイナルソード Definitive Edition」/ HUP Games (2020年/2021年)
https://hupgames.wixsite.com/hupgames?pgid=kpuzfnxy-de2f3a32-e803-4d65-b466-016d6f9ca8fa
→ 本編クリア時間約33時間。KOTY2020大賞。
   
   Switch に綺羅星のように現れた正統派な ksg ファイナルソード。
   
   実際、めちゃくちゃグラがチープだわ、セリフがおかしすぎるわ
   ストーリーが破綻してるわ、画面から伝わる ksg 要素はビンビンです。
   ちまちま湧いてくる雑魚を倒してレベル上げする必要があるとか、
   2000年頃の MMO じゃんって感じもします。
   
   しかし、アクションゲーとしては、ワンパターンにならないような
   工夫を凝らしてきています。
   特にボスは、ソウルシリーズライクに攻略法を編み出し実践する
   楽しみができており、ただのクソゲーではないと思います。
   わりと普通に楽しめます(高難度 3DACT に多少慣れていれば)。
   
   次回作も制作中とのことなので、どうなっているか楽しみです。
   
【以前の配信(2021/1/8-1/14)】
時代劇3DACT/ADV「Ghost of Tsushima」/ Sucker Punch Productions (2020年)
https://www.suckerpunch.com/category/games/ghostoftsushima/
→ 本編クリア時間約33時間。
   蒙古全滅させようとすると、さらに15~20時間くらい。
   
   本ゲーム、映像が死ぬほど綺麗です。
   何をやっているシーンでも絵になります。映えがすごいです。
   対馬をウロウロしてるだけでも満足感があります。
   
   また、味方キャラたちが実に濃いです。
   現代人の感覚からすると、真人間とは言い難い人物がほとんどで、
   たまにいる真人間はひどい目に会います。
   彼らのストーリーも見どころです。
   
   蒙古軍の拠点を単騎でつぶしにかかる事が多いのですが、
   さすがに蒙古軍のパターンはそこまで多くないので、
   似たような作業になってしまうところが欠点かもしれません。
   
【以前の配信(2020/12/13-2021/1/5)】
フリゲ探索RPG「Fanastasis」/ もさもさ (2020年)
https://aidman6.wixsite.com/mosamosa
→ Ver.1.06。クリア時間約55時間。
   
   主人公自身が何者なのか?過去何があったのか?を謎とし、
   数多くのダンジョンがつながったフィールドをもつ探索 RPG。
   いわゆるネフェイスト系。
   
   各ダンジョンについて、強行突破もギミック解除でも
   すすめるようにしているのですが、その作り込みの程度が凄まじい。
   よく観察すればちゃんとわかる丁寧な隠し通路・隠し階段が、
   尋常じゃない量で配置されています。
   
   主人公の過去・世界の過去についてもかなりの作り込み。
   良ゲーです。
   
【以前の配信(2020/12/3-13)】
ACT/RPG「天穂のサクナヒメ」/ えーでるわいす (2020年)
https://www.marv.jp/special/game/sakuna/
http://edelweiss.skr.jp/works/sakuna/history/index.html
→ 本編クリア時間約33時間。
   (TODO: あとでかく)
   
   ・アクションはそこそこ良い。完璧ではない。
      - 「花咲か妖精フリージア」で出来上がっていた敵に敵をぶつけるアクションはおもろい
         本ゲームならでは、とは言い難いが、普通に面白い。完成度は高い。
      - 細かい不満点はある 
      -- 羽衣が地形にあたると地形の方に移動できる、敵にぶつかると敵が引き寄せられてくるので、移動しようとして敵にあたってしまうとストレス
      -- 羽衣でつかめる地形とつかめない地形の差がわかりにくくてストレス
      -- ラスボス戦の固有アクションの仕様が分かりづらい
      
   ・米づくりは、単純な最適化に陥らないように設計されており、
     毎年工夫をこらして良い米を目指すのが面白い。
    
   ・アクションと米作りの両立が素晴らしい。
     アクションは日付変更があり、物資をアイテムに変換するためにも家に帰る必要がある
     帰れば米づくりが待っている。米をうまく作れば強くも慣れる。循環。
     - 上手な人は、米作りに時間をかけなくても先に進んで難しい状態で遊べるし、
       普通の人は米作りをしていればステータスが上がるので、普通の難易度ですすめる。
       それぞれの人にとって、程よい難易度で進められるようになってる。
     
   ・(バズっていた内容だけからだと意外だったが)ストーリーとその演出もよいです。
     ビジュアル面も良い。田植え歌もよい。素直に褒め称えたい。
     
【以前の配信(2020/11/20-30)】
3DACT「ゼルダ無双 厄災の黙示録」 / コーエーテクモゲームス (2020年)
https://www.gamecity.ne.jp/zelda-yakusai/
→ 本編クリア時間約35時間。全バトルクエストクリアまでで50時間強。
   無双ゲーは、20年ほど前に友人の家で触ったきり、それ以外やったことがないです。
   
   本作は、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」を元に、
   原作の100年前の if を追ったストーリーになっています。
   
   ■
   総評として、ブレスオブザワイルドの世界をグラフィック含め
   非常によく再現しており、その中で原作の100年前のシナリオを
   追える点はグッドです。
   
   アクションも、無双ゲーなので敵をなぎ倒すための接待っぽさは
   ややありますが、原作特有の動き・属性ロッド・アイテムたちを
   取り入れつつ、多数の操作キャラそれぞれ固有の特徴を使って、
   うまく敵をなぎ倒すプレイが楽しめます。
   
   ストーリーについては、本作のゲームプレイを支えるものとしては
   十分ですが、本作ならでは、というレベルではないので、やや
   物足りない部分があります。
   個別のシナリオについては、100年前のゼルダ姫やガノン侵攻が
   しっかり味わえるので、そこは良いと思います。
   
   ■
   無双ゲーなので、いろんなキャラを使って、たくさんの敵たちに
   ひたすらコンボして、効率よく殴り倒すのがメインです。
   
   「拠点を守れ」といったマップ防衛的な要素もあるにはありますが、
   こっちに敵がくるからここに先回りして~といった、マップ戦略的な
   要素はほぼありません。移動して、敵を倒せばいいだけです。
   
   多数の操作キャラがいるのですが、固有の特殊能力を持っていて、
   それらをいかにうまく使いこなし、効率よく倒すかを楽しむゲームです。
   
   たまに、巨大な「神獣」を操作するクエストもあります。
   こちらは、豆粒サイズの敵をなぎ倒すクエストです。
   
   ■
   というわけで、いろんなキャラで敵をなぎ倒すゲームなのですが、
   そのアクション自体は普通に面白かったです。
   
   キャラ差もありますが、キャラごとにやれる内容が違うものを、
   使いこなし、ハイテンポに敵を倒すのは、アクションゲーとして
   よくできています。
   
   また、アクションにブレスオブザワイルドの要素を、
   うまく取り入れられていたと思います。
   
   全キャラ、爆弾・ビタロック・アイスメーカー・マグネキャッチが使えて、
   強敵の攻撃に合わせて使うことで、相手の態勢を崩すことができます。
   
   グラフィックもブレスオブザワイルドっぽいのと相まって、
   かなり、原作と近い感覚は得られます。
   
   個人的には、若い頃のインパの分身アクションが好みでした。
   老成した原作とは全然違う性格なのも相まって、面白かったです。
   
   ■
   クエストの数はめちゃくちゃ多く、特にメインストーリーのクエストを
   クリアすると一気にかなりのサブクエスト・依頼が追加されます。
   過去の無双ゲーをやっていないので比較できないですが、分量は多いです。
   ちょっと多すぎるという気すらしました。
   
   ■
   シナリオ・演出について。
   
   100年前の厄災がどんなものだったのか、ブレスオブザワイルド本編でも
   少し触れられますが、その内容をしっかり追えるシナリオになっています。
   
   ゼルダ姫の置かれた環境とか、ガーディアン・ガノン侵攻のヤバさとか
   は存分に味わえるので、そこはグッドです。
   
   一方で、本作の if 要素である、100年後から来た小型ガーディアンくん
   周りについては、やや微妙かもしれません。
   それもあって、盛り上がりの演出についても、少し微妙かも。
   
   ゼルダなので、とりあえずガノンに操られた悪いやつがでてきて、
   ガノン出てきて倒せば終わるやん、というマリオ並のストーリーで
   ええがなというニーズでもあるのかもなのですが‥‥。
   
   小型ガーディアンくんの詳細は、ストーリーのほうで。
   
   ■
   ストーリーについて。★ネタバレあり★
   
   ややネタバレになると思いますが、ストーリーはゲームを支える
   には十分ですが、ゼルダ世界観を広げてくれるようなものだったか
   というとそうではない、という程度のものだったと思います。
   
   ゼルダ姫が大切にしていた小型ガーディアンくんが、100年後の
   世界から戻ってきて、結果的に助けてくれたという話以上でも
   以下でもないです。
   
   したがって、本作に閉じたお話でしかなく、かつ何か本作特有に
   意味のあるものでもないと思いました。
   
   ■
   個人的には、無双ゲーをはじめてまともにやったので、
   それが楽しめただけでも満足しました。
   
   もうちょっとシナリオ演出・ストーリー設定が噛み合っていればなぁ
   と思うところはありますが、佳作だと思います。
   
【以前の配信(2020/11/13-19)】
3DACT「Demon's Souls」(PS5) / フロム・ソフトウェア(原作)&Bluepoint Games(リメイク) (2020年)
https://www.playstation.com/ja-jp/games/demons-souls
→ クリア時間約25時間。
   原作未プレイ。Dark Souls は1,3をクリア済み。
   
   ソウルズシリーズは、時系列としては以下のとおり。
   デモンズ(2009) > ダクソ1(2011) > ダクソ2(2014) > ブラボ(2015) > ダクソ3(2016)
   
   Demon's Souls はソウルズシリーズの最初の作品で、
   今作は、そのリメイクかつ PS5 ローンチタイトルです。
   
   ■
   総評としては、グラ・サウンドともに非常に質が高く、
   良質な高難易度アクションゲームです。
   
   Dark Souls とちがい、マップも非常にシンプルで、
   手に取りやすいソウルズシリーズという印象です。
   そのぶん、探索要素は薄めです。
   
   ■
   ソウルズシリーズは、高難易度アクションであり、
   攻略方法を手探りで見つけてクリアしていくという印象ですが、
   本作も十分、それが楽しめます。
   初代からこの点は、完成されてたんだなと思います。
   
   ステージごとの特色もしっかりあり、とくに「嵐の祭祀場」の
   特徴的な敵キャラ(タコ顔の魔道士)は面白いと思いました。
   
   ザコの種類がちょっと少ないかな、という気持ちだけはありますが、
   概ね満足度が高いです。
   
   ■
   Dark Souls と比較すると、広大なマップを探索する Dark Souls と
   違って、本作はステージクリア型のマップ構成になっています。
   
   拠点から行ける5種類のステージがあり、それぞれ途中に3体ボスがいて、
   どこかで詰まったら拠点に戻って別のステージを進められる、という
   シンプルなマップ構成です。
   
   シンプルであり、総クリア時間も25時間くらいなぶん
   「全体が把握できる」サイズ感があります。
   そのため、Dark Souls よりも手に取りやすい気がします。
   
   ■
   一方で、特定のステージを奥まで進めてしまうと、プレイヤーが
   強くなりすぎて、別のステージの序盤が簡単に感じるところがあります。
   そのあたり、複数ステージが並列になっていることの弊害もでてはいます。
   
   この点、ゲームデザインの完成度が完璧ではないという気はしますが、
   大きくマイナス、というほどではない気もします。
   
   ■
   サウンドでは PS5 ならではの面白い点があります。
   PS5 コントローラー、なんとスピーカーがついていて、結構いい音がします。
   
   本作だと、剣を硬いものに当てた時のカキンッ!という音など、
   手持ち武具があたった時に、コントローラーから音が鳴ります。
   ちょっとの違いなのですが、モニタから音がするよりも、
   手元から音がしたほうが「衝撃がした」という体感がかなりします。
   
   ヘッドホン・イヤホンをしていると気づかないので、ちゃんとした
   スピーカーを用意してプレイしたほうがいいのかも。
   
   SE そのもののクオリティも非常に高く、リメイク力の高さを感じます。
   
   ■
   原作にわりと忠実なリメイクということで、ゲームデザインとしての
   新しさは無いにしても、グラ・サウンドは非常に良好で、手に取りやすい
   ソウルズシリーズ的高難易度アクションであり、佳作ではあると思います。
   
【以前の配信(2020/11/12)】
3DACT「ASTRO's PLAYROOM」/ SIE (2020年)
https://www.playstation.com/ja-jp/games/astros-playroom/
PS5 本体に初期インストールされているゲーム
→ クリア時間約3時間半(全要素回収はしていません)。
   
   PS5 本体についている3Dプラットフォーマー(3Dマリオと同ジャンル)
   のゲームです。
   
   アクションの手触りは良好。
   いろんな空間・ギミックが詰め込まれているのもかなりGood。
   長さは短めですが、3Dマリオに匹敵する素晴らしさです。
   
   PS5 のコントローラー(DualSense)の機能を堪能するゲームにも
   なっているので、そういう意味で PS5 のチュートリアルとしても
   ピッタリです。
   
   安易な繰り返しとかも無いし、短時間で十分に楽しめる良ゲーです。
   
   ■
   過去のソニーハードを振り返るようなギミック・ステージ造形も多数。
   
   また、回収要素として、初代PSからのソニーゲーム機器たちを見つけたり、
   拾ったコインでガチャを回したりしてゲットできます。
   
   本体やコントローラーのような見たことあるあるってものから、
   こんな周辺機器あったの?? というものまで色々。
   
   ソニーハードの歴史というか、思い出がある人ほど面白いの
   ではないでしょうか。
   
   配信時にも、リスナーたちと思い出話や、何このハード??という
   話で盛り上がりました。
   
【以前の配信(2020/10/2-11/11)】
SRPG/ADV「ファイアーエムブレム 風花雪月」/ 任天堂 (2019年) 
開発:インテリジェントシステムズ、コーエーテクモゲームス
https://www.nintendo.co.jp/switch/anvya/pc/ 
→ 本編全ルート、ノーマル・カジュアルでクリア。クリア時間約175時間。
   
   ■
   ゲーム概要としては2部構成で、
   
   ・第1部では、主人公が士官学校で先生となり、周辺3国の
   次代当主となる生徒を級長とする3クラスから1クラスを受け持って、
   生徒を育てつつ周辺で起きる事件を解決する共通ルート(1年間)
   
   ・第2部では、数年後の世界で、主人公が担任していたクラスの
   元級長たちとともに、戦いを繰り広げる個別ルート(6ヶ月~10ヶ月)
   
   となっています。
   
   1月に1回メイン戦闘があって、戦闘のあいだにはアドベンチャーパート
   で育成・会話イベントがあったり、メイン以外の戦闘があったりします。
   
   ■
   自分は一人用ゲームについてはあまり苦手なゲームジャンルが
   ないのですが、ターン制 SLG だけはやや苦手で、FFT や
   オウガバトルを早々に投げてしまったタイプです。
   最後までやれたのは、SFC 「魔神転生II」と「うたわれるもの」くらい。
   
   というわけで、最初はたどたどしくやっていたのですが、
   本ゲームは遊びやすさが優秀で、2周目半分近くいく頃には立派に
   サクサクプレイできるようになっていました。
   
   そういう意味で、SLG 部分の遊びやすさがかなり優秀だと思います。
   
   個別に見れば、
    表示周りの親切さ(移動範囲・攻撃範囲や、移動後の被攻撃対象の表示)
    そもそも出撃できるメンバーが10人程度に絞られている
    ミスっても一定回数は巻き戻せるシステム
    処理スキップのしやすさ
   がしっかりしているからだと思います。たぶん。
   
   とくに、移動後にどの敵ユニットから攻撃を受けるかの表示があるのは
   すごく助かった印象。
   
   ■
   過去作にくらべて、特定の育成クラス(飛行職)が優遇されすぎてるとか、
   育成過程で特定の武器を使うクラスが中間的なクラスがないとか、
   そういう色々はあるみたいなんですが、難易度ノーマルでやっている分
   にはどうやっても勝てるバランスなので、自分としては気にならず。
   
   ■
   大枠のシナリオ展開については、結果的に三国志的な分かれ方で
   話が進み、かなり話がわかりやすいです。
   
   第1部に事件・謎が起きたあとに、第2部では、それぞれ元級長の
   持っている目標・意思に沿って事態を打開していくことになります。
   
   その過程で、世界の謎に触れたり、各級長の過去やら覚悟やらに
   触れていくことになります。
   
   すごいシナリオかというとそうでもない気がしましたが、
   わかりやすいのは良いことです。
   
   一方、残念な点としては、
   ・第1部の共通ルートが長すぎること
   ・2部に入っても、個別ルート間で共通の部分が多すぎること
       (特に1ルート、他のルートの下位互換じゃんみたいなのがある)
   が気になります。
   
   175時間もかかったものの、共通部分を複数回やってる部分で半分占めている
   気がします。
   1ルートやって、別のルートやったときに、そういうことだったのかー
   というアハ体験になるようなこともかなり少ないです。
   
   共通のシナリオの部分ではマップも共通で、ギミックも大差ないので
   「もう見た」となってしまいました。
   
   
   なお、主人公がなんとなく選択した第1部のクラス選択が、
   結果的に未来をおおよそ決めてしまうことになるので、
   プレイヤーが未来を選択する、という形式にはなっていません。
   そのあたりは期待せぬよう。
   
   ■
   キャラゲーとしての出来は良いです。
   
   生徒だけで24人、他含めて30人くらいいますが、
   いろんな性格の生徒がいますし、いろんな立場の子がいます。
   面白い子もいるし、表面的にはかわいくない子もいるし。
   
   でも、最終的にはどの子がどんな子で、こういう子たちなんだな
   っていう理解と愛着がわくようになっています。
   
   そういう子たちが、命の奪い合いの場にでてくるのだから、
   えげつないですよね。
   
   なお、第1部で他のクラスからもスカウトして仲間にできてしまい、
   すごい数のキャラ同士の組み合わせ・シナリオパターンでの
   会話イベントが組み込まれています。
   めちゃくちゃ物量的に大変だったはず。
   
   強いて言えば、キャラとキャラの1対1の関係ばかりで、
   3人以上の仲間での盛り上がり感というのがないのが
   もったいなくは感じました。
   が、物量的に無理ですよね‥‥という話でもあります。
   
   ■
   まとめとして、非常に遊びやすく、シナリオも入っていきやすいタイプで、
   キャラクターも魅力的な超大作シミュレーションアドベンチャーです。
   
   周回させるには、シナリオの使いまわしが多すぎるのが気になるので、
   そこがなければ間違いなく4周してくれと言いたいのですが、
   そこまではちょっと言えないかな‥‥。
   でも3周はしないと全キャラの話が見られないんですよね‥‥という感じです。
   
   でも、1周するだけでも価値はあるんじゃないかなという気持ちです。
   
   
【以前の配信(2020/9/27-9/30)】
3DACT「スーパーマリオギャラクシー」/ 任天堂 (2007年) 
https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nsmj/index.html
→ 初見。クリア時間約10時間半(本編。スター120個は未達。)
   
   マリオサンシャインに比べて、マリオっぽく、かつ一貫性のある
   世界観の表現が戻ってきたマリオ。
   
   拠点となる、宇宙船の雰囲気がすごくよいです。BGM もよし。
   
   ■
   難易度は低めです(本編クリアの範囲では)。
   難しいアクションは少なく、あっても連続しないように作られています。
   
   敵へ物体へのアクションも、「マリオサンシャイン」のようにシビアな
   ものは少ないです。スピンアクションによって、非常に当てやすく
   なっているので、3D アクションとしての操作性に貢献しています。
   
   ■
   特徴として、基本的に1ステージに複数の球形のフィールドがあって
   それらを行き来するようになっているか、壁のないフィールド
   になっているか、上から完全見下ろしになっているかのどれかです。
   
   このため、3Dゲームにありがちなカメラ視点が見づらくてやりづらい、
   ということがほぼ起きません。
   
   ■
   強いて言えば、マリオ64に比べるとギミックから斬新さを感じないかも。
   というか、マリオ64が強烈すぎるのかもしれませんが。。
   
   ■
   非常にまとまったマリオ。これも良ゲーです。
   
【以前の配信(2020/9/23-26)】
3DACT「スーパーマリオサンシャイン」/ 任天堂 (2002年) 
https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nsmj/index.html
→ 初見。クリア時間約16時間半
   
   なんだかマリオっぽくない、世界観が迷走してる印象の3Dマリオ。
   なぜか、事あるごとにマリオが雑に命を奪われる扱い。
   ちょっとレースに負けたり、赤コイン取得に失敗しただけで死にます。
   
   クッパの子供、という存在がでてくるのですが、SFC 以来でてきた
   コクッパはいったいなんだったのでしょうか。
   
   宮本茂さんが、マリオのブランドイメージをコントロールするために、
   「マリオはそういうことはしない」という制御をしないといけないと
   言っていた記憶がありますが、サンシャインがその一端だったのかな
   という気持ちです(ちゃんと調べたらそのへん出てくると思うけど)。
   
   ■
   アクションは、マリオシリーズの中では難易度高くてよく死ぬのですが、
   でも普通に面白い。いい感じのアクションの中でのちょいむずめって感じです。
   
   ■
   南の島っぽい BGM は好き。いいぞ。
   
【以前の配信(2020/9/20)】
3DACT「スーパーマリオ64」/ 任天堂 (1996年) 
https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nsmj/index.html
→ ほぼ初見。クリア時間約12時間(本編。スター120個は未達。)
   
   RTA/TAS で割と見慣れていたゲームではありました。
   
   ■
   いざはじめてやってみると、たしかに完成度が1996年という
   時期を考えればめちゃくちゃ高く、普通におもしろいです。
   
   箱庭ステージに詰め込まれたいろんなギミックが楽しめます。
   作り込まれたギミックの数がしっかりあるのが強い。
   本当に強い。
   
   難易度もそこそこで良ゲー。
   
   ■
   粗としては、特にカメラ操作がこなれていないのと、
   マリオの向きを反転させようとすると少し大回りする
   独特の動きが気になるくらい。
   
   うーん名作。
   
【以前の配信(2020/9/17-9/19)】
ADV「ベオグラードメトロの子供たち」/ Summertime(隷蔵庫) (2020年) 
公称、サイキックバトル&サイコサスペンスノベルゲーム
http://summertimeinblue.net/CBM/
R-15(薬物やアルコールの乱用、性的、ゴア描写)
→ クリア時間約9時間(公称8時間程度。サクサク読めばそれくらいだと思う)
   
   同じ作者さんの前々作、フリーノベルゲー「真昼の暗黒」はプレイ済みです。
   
   ■
   本作は、前半はおもに超能力バトル、後半はおもに主人公「シズキ」が
   グチャグチャになるお話です。
   プレイヤーの気持ちもグチャグチャになります。
   
   ■
   舞台はセルビアのベオグラード。旧共産圏特有の、計画された都市と
   新興財閥があり、一方で建築途中で半ば放置された地下鉄があって、
   社会からはみ出した青少年・大人がたむろしている。
   
   そんな中に、超能力持ちの「特別」な若者がいて、彼ら同士の抗争もある。
   財閥は超能力者について、協力する者は利用する一方、協力しない者は
   狩りの対象としており、財閥に協力する・協力しないで、能力者同士の抗争が
   さらに激しくなっている。
   財閥に協力するのも心情的に微妙、だが協力しないと立場が危うい、
   という能力者に漂う閉塞感。
   
   本作の主人公「シズキ」は、超能力をもたない無能力であるものの、
   自分の居場所を求めて超能力バトルに知恵で貢献したり、
   財閥令嬢「マリヤ」に一目惚れして近づこうとしたりして、
   なんやかんやで「特別」な存在になろうとして
   最終的にグチャグチャになります。
   
   ■
   この舞台設定がすでにいいんですよね。不穏で。現代性があって。
   シーン・文章で、その日々の緊張・閉塞がよく表現されています。
   
   登場人物の設定も、複雑な世界だけどそれぞれ日々生きてる感じが
   すごく良いです。人数が多いので全部書けませんが、「財閥」に
   父親を殺された頼れる兄貴分デジャン、少数民族で貧乏だけど
   健気なネデルカなど、キャラ造形もしっかりしています。
   
   ■
   シナリオについて。
   
   超能力バトルや、各キャラの超能力の謎も見どころではあるのですが、
   やはり後半からのシズキのグチャグチャ具合が真骨頂でしょう。
   
   ネタバレになるので書けませんが‥‥。
   みなもグチャグチャになってほしいので、プレイしてほしいです。
   
   前々作の「真昼の暗黒」もグチャグチャな内容だったものの、
   個人的にはまあおかしな話だったなというレベルの気持ちでしたが、
   今作は、「ほんとシズキお前なんでシズキ」という気持ちが
   あふれました(プレイして1ヶ月経つのに、感想書きだすと
   またそういう気持ちがぶり返してきます)。
   
   作品の構成として、最終話が独特の構成をしているのですが、
   シズキのとりえる/とりえた結末がいろいろ思い起こされて、
   非常に良いです。
   きちんとサスペンスできてるのもGOOD。
   
   最後の最後に、グチャグチャにならなかったパターンが
   差し込まれるのも、とてもよい演出だと思います。
   「シズキお前なんでお前」という気持ちが最高に高まります。
   
   ■
   ビジュアルについて。
   
   セルビアの写真と、PC98風テイストの立ち絵・スチル群。とても良い。
   
   「真昼の暗黒」ではたしか1シーンだけアニメーションがあったのですが、
   今作ではアニメーションが結構増えてるのも良き。
   
   スチルも立ち絵もでず、文章だけの部分が少し多いのが
   ちょっと寂しいかなってくらいです。
   
   ■
   BGM、派手ではないですが良いです。
   バーチャルねこさん作曲よい。ねこなのに。
   
   ■
   気になった細かい点について1つ。
   
   シーン途中で視点人物が変わるときに、合図となるものがない箇所があり、
   違和感がありました。
   通常、ノベルゲーでは、視点変更時にはBGM変更、切り替えエフェクト、
   文字色変更などで、プレイヤーに視点切り替えの合図があると思いますが、
   本ゲームでは、何の合図もなく視点人物が変わることが何度かあり、
   読んでいてつっかえることがありました。
   
   ■
   ちなみに、ぼくの推しは「ネデルカ」です。
   
   
【以前の配信(2020/9/5-9/14)】
錬金術再生RPG「ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~」/ コーエーテクモゲームス (2015年)  
https://social.gust.co.jp/sophie/
→ クリア時間50時間強(本編+後日談まで。クリア後の最強の敵は倒さず。)
   
   アトリエシリーズは、「マリーのアトリエ」を20年くらい前にやって以来です。
   有名シリーズだし、絵がかわいいし、触っておきたいという気持ちでプレイ。
   アトリエ初心者にも易しい(期限がない etc.)という情報を元に、
   ソフィーを選んでみました。
   
   ■
   ゲーム内容としては、錬金術のレシピ本を埋めていくのが本筋。
   また、仲間キャラや村の住民たちと話して、頻繁に起こる会話シ
   ーンを楽しんだり、発生するクエストをこなすのが第二筋。
   
   レシピ本を埋めるには、基本的に素材が必要で、素材を得るには
   解放されていくマップを探索したり、強敵を倒す必要があります。
   
   強敵を倒すには、レベルを上げたり、素材で強いアイテムを工夫
   して作るのが必要になってきます。
   
   という感じ。
   
   基本的に素材収集・アイテム作成ゲームなんですが、意外と普通
   に戦闘RPGぽい一面もあります。
   
   強いアイテム・装備を一発作ってしまえば、素材回収・敵討伐が
   単調になるきらいはありますが、普通に楽しめます。
   各マップは狭いので、冒険感は少なめ。
   
   アイテム作成は、普通におもしろいです。同じ結果アイテムでも、
   素材についた特性や、作成時の属性値スコアでアイテムの強さが
   変わってくるのを、パズル的に組み合わせるのが楽しいです。
   
   ■
   仲間キャラは、村の幼馴染たち・村の外から来て滞在している
   大人たち・偶然現れた不思議な存在「プラフタ」がいます。
   
   ストーリーは各キャラごとに、少しずつ成長したり変化したり
   して、それぞれの人生に少し前に進んでいくというお話。優しく、
   前向きなお話です。
   
   主人公のソフィーは、とにかく前向きで性格がいいのが印象的。
   みな、ソフィーの前向きさに影響されて、自分たちも前向きにな
   っていきます。
   
   もっとも、ソフィーの村にいる人が良い人たちばかりで、困った
   人たちが全然いないので、そういう環境で育ったから、特に苦労
   なく良い子になれたのかもねという気持ち。
   テーマはわかるんだけど、ちょっと苦労がなさすぎかなって気も。
   キャラ一人ひとりのストーリーが、ちょっと直線的なことも含め。
   
   聞くところによれば、「ライザのアトリエ」の村は、嫌な貴族が
   いたりする閉鎖的な環境らしいので、ライザではどういう感じで
   アトリエシリーズの雰囲気が描かれるのか、気になりました。
   
   ■
   グラフィックはもともと Vita のゲームなのに、3Dモデルは結構
   綺麗。敵やフィールドについては元の容量の問題か、単調ですが。
   音楽も良いです。
   
   ■
   まとめ。
   遊びやすさをかなり感じました。
   キャラのグラ・音楽もよくできています。敵・背景グラは見劣り。
   ストーリーは優しさはすごく感じるんですが、障害がちょっと
   少なすぎる気がしました。
   アイテム作成は十分に楽しめ、戦闘は強くなると単調になりがちだけど
   しっかり存在感がありました。ただ、冒険感はなかった。
   
   そういう感じです。
   
【以前の配信(2020/8/31-9/3)】
SCP的世界観3DACT「CONTROL」/ Remedy Entertainment (2019年)
https://www.remedygames.com/games/control/
→ クリア時間約20時間(DLC除く。本編エンディングまで。)
   
   SCP的なものを管理する「連邦操作局」の「オールデストハウス」なる
   建物の中を探索する 3DACT。
   
   主人公の「ジェシー」は、かつて「連邦操作局」が連れ去った弟を探して
   ここまで着たのですが、なぜか「局長」にさせられたうえ、「ヒス」なる
   人間の精神や空間にヤバい影響を与えるなにかが充満した「オールデスト
   ハウス」をなんとかするよう求められます。
   
   ■
   ゲーム的には、建物内を探索して何が起きてるのか謎を追いつつ、
   得た「超能力」で「ヒス」に汚染された敵をバシバシ倒したりします。
   「銃」も使えますが、超能力による銃なので弾切れしない。えらい。
   
   アクションとしての難易度は、普通くらいだと思います。
   
   ■
   肝心のアドベンチャー部分なんですが、ちょっと肩透かしでした。
   
   SCP モノだという先入観があったため、不思議なオブジェクトや生き物と
   その管理にもっとフォーカスが置かれていることを期待してしまったのですが、
   それは裏切られてしまいました。
   オブジェクトごとのエピソードがあったり、オブジェクトの「ヒス」を
   触って浄化することで超能力が得られる程度であって、不思議オブジェクトが
   暴れまわってるようなことはありません。
   せいぜいキーアイテム的な扱いにすぎないです。
   
   話としては、超次元的な存在同士の争い?があって、それに巻き込まれたよー、
   程度のものです。面白くないというほどではないのですが、期待とは違ったし、
   オリジナリティがあるのか?と言われるとちょっと。あと雰囲気系すぎる気が。
   
   ■
   あとこれは個人的な高評価ポイントなんですが、建物オフィスのリアリティが
   非常に高いです。部屋・通路・階段・トイレなど、空間(高さや幅)の
   それっぽさが非常に高い。トイレの密度もそれっぽい。
   
   ■
   全体として、ゲーム的に面白い部分もあるのですが、
   自分の期待とは少し違ったかなって。しょうがないね。
   
【以前の配信(2020/8/16-29)】
フリゲ長編ホラーノベル「死月妖花~四月八日~」/ New++ (2019年)
https://www.freem.ne.jp/win/game/19917
おすすめ同人紹介による同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー2019 作品賞等。
→ クリア時間約65時間(クリア後の実況モード除く。公称クリア時間は50~120時間)
   
   フローチャートっぽいものがついているタイプの長編ノベルゲーム。
   シナリオ中には選択肢は無く、読み進めると別ルートのシナリオが出てきます。
   
   ■
   架空の町「元木町」で起きた謎の殺人事件を発端として、
   ルート毎に色々起きる事件について、翻弄されたり真相を追ったり、
   というようなお話です。
   
   これ以上詳しくは、ネタバレになるので書けません。。
   
   超常現象っぽい不可解な事案が起きるのですが、単にオカルトで片付けず、
   なんとか理屈で立ち向かおうとするタイプのお話です。基本的には。
   (※「ひぐらしのなく頃に」を知っていれば、出題編がイメージは近いかも)
   
   ■
   何を書いてもネタバレになりそうで書きづらいのですが、
   このゲームのすごいところは、めちゃくちゃ長いのに、
   不可解な事案と、それを説明できそうな情報や推理とが、
   それぞれ現れ続け、緊張感を保ち続けることです。
   
   また、つねに理屈で追っていくので、世界設定の強度が高く、
   世界観が頭にこびりついてきます。思わず、死月妖花世界観を
   現実に適用したくなります。
   
   この2つが合わさって、かなりしっかりとした体験を得られます。
   「おすすめ同人紹介による同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー」、
   通称「どげざ」の2019作品賞受賞も納得の出来です。
   
   ■
   読みやすさへの配慮もなされています。
   細かく文章の区切りが設けられているなど、一気に読む時間がない人への
   工夫がきちんとなされているので、ちょっとずつでも読めるはず。
   
   ■
   一つ、メリット・デメリット表裏一体なのですが、
   複雑なエピソードについては、別視点から同じエピソードを幾度か
   読む部分があります。また、情報を一気に出しすぎず、
   少しずつ出すことで、緊張感をコントロールしている部分が
   見受けられます(小出しではあっても、肉付けはしっかりしていますが)。
   
   話を追えなくなるリスクについて、きちんとしたケアになっていますが、
   少し冗長に感じるかも。
   
   ■
   唯一明確に欠点を感じた点があるとすれば、特定の文書群を読むために、
   なぜかパズルっぽいことをしなくてはならず、一部は難易度が高く、
   時間がかかるのでつらいかも。
   1つ1つの文書の長さが短く、かつ新情報が少ないことも多いので、
   手間 > 報酬 と感じてしまうから、微妙に感じてしまったのかもしれません。
   
   ■
   ゲームエンジンについて。
   ノベルゲームとして必要な機能はしっかり整っています。
   特に不便は感じませんでした。
   
   ■
   完成度が高い中、一部のキャラグラフィックだけはフリゲだったことを
   思い出させてくれますが、そのくらい他の完成度が高いです。
   
   ■
   具体的なことが書けなくて感想として表現が難しいのですが、
   とにかく良ゲーです。
   この長大さで、最後まで緊張感を保ってホラーミステリサスペンスを
   やりきったのはすごいと思います。
   
   
【以前の配信(2020/8/9-11)】
2DACT「Ori and the Will of the Wisps」/ Moon Studios (2020年)
https://www.orithegame.com/
→ クリア時間約15時間
   
   前作「オリとくらやみの森」(Ori and the Blind Forest)の続き。
   (前作やってなくても大丈夫なタイプ)。
   いわゆるメトロイドヴァニアで、探索よりはエリア毎のクリアが中心の 2DACT。
   
   ■
   アクションゲームとしての素性は良いです。
   かなり思ったとおりに動かせました。
   
   難易度はそこそこですが、アクションゲーム慣れしていれば、
   強引なジャンプ等で無理やり移動できるところもけっこうあり
   (恐らくデザインの範疇)、いろんな腕前の人が楽しめるように
   なっているのが Good だと思います。
   
   ■
   メトロイドヴァニアとしてはやや一本道に近いですが、
   その分、あたらしいアクション操作ができるようになったら、
   それを活かして進むということがわかりやすく、迷うことはないです。
   
   強化アイテムの類も、手に入れたアクションの使い方を考えれば
   取れるようになっていて、漫然と置かれておらず丁寧にできています。
   
   アクション自体が楽しいので、この作られ方で十分楽しめます。
   
   ■
   一方、探索要素は、各エリアに配置された強化アイテムのとり方を
   探るくらいです。自由に進んでいろいろ謎が見つかる、ということも
   ありません。
   探索での冒険と謎との出会い、みたいなことは期待してはいけません。
   
   一応、途中から自由に新規エリアを行くことができるようになりますが、
   実質的には行き止まりだったりしてさほど自由度はないです。
   
   敵キャラも、似たザコが全エリアにばらけて存在していて、
   あんまり特徴が無いです。
   
   ■
   絵はすごくきれいです。聖剣伝説 LOM 的なファンタジー世界。
   
   すごく綺麗なんですが、、それがゲーム体験に活かされてるのかというと
   ちょっと微妙かも。絵の綺麗さを活かしたギミックとか、エリアごとに
   特徴的な敵キャラとかがいるわけではないので。
   
   ■
   ストーリー・シナリオは、よくある内容の域を出ないと思います。
   オリくんたちに入れ込める人なら高評価できるのかも?
   
   ■
   総評として、アクションとして動かすのは楽しいゲーム。
   ただし、「ホロウナイト」みたいな探索や敵を倒す面白さには欠けます。
   佳作以上の水準にはあります。
   
【以前の配信(2020/8/6-8)】
フリゲ高校生探偵ADV「扉は君の鍵で開く」/ 暗闇行灯(NAN) (2020年)
http://kurayamiandon.web.fc2.com/kagideaku.html 
第12回ウディコン作品No.19
→ クリア時間10時間弱(Aエンドまで)
   
   ちょっと閉鎖的な街に転校してきた主人公が、少し周りに
   巻き込まれながら学校や街の大小の謎を解明していくお話。
   
   ■
   作者さんの前作「落葉の大地を走れ」もそうでしたが、
   学校にいる各キャラがそれぞれの生活・背景をきちんと持った
   会話をしてくれるので、その点がとても良いです。
   話を聞いて回るだけで割と面白い。
   街での過去に起きた事件のエピソード描写も、丁寧で良いです。
   
   本作では、主要キャラにはいい感じの絵がついて更に良き。
   
   ■
   謎解きは、まず調査でいろんな情報を得た後に、
   会話で単語入力(基本はゲーム中に登場したワードからの選択)を
   することで、手がかりを得たり答えを得たりするゲームです。
   
   古くは1980年代から、ワード入力で話を進めるアドベンチャーゲームは
   ありましたが、本ゲームはそれを会話に絞って行います。
   
   ワード入力システムにより、謎解きを自分で考えて答えを導くという
   ことができています。
   
   ■
   ただし、問われている答えはわかってるのに、ゲーム的に通る
   ワードが分からず、フラストレーションを抱える場面がありました
   (特にゲーム最後の方)。
   自由に会話できたら、ただトピックを伝えればいいだけなのに、という気持ちに。
   
   ワード入力で普通のはい・いいえよりも会話の自由度があがるのは
   いいのですが、とはいえ自由に会話できるわけではないジレンマ。
   
   ■
   一部、ワード入力会話システムがうまく活かしきれていない点が
   あったのが惜しく感じますが、前作からビジュアル面が強化され、
   会話・エピソード描写の良さは変わっておらず、好感触です。
   
   
【以前の配信(2020/7/30-8/5)】
宇宙探索&タイムループミステリ3DACT/ADV「Outer Wilds」/ Mobius Digital (2019年) 
https://www.mobiusdigitalgames.com/outer-wilds.html  
→ クリア時間約28時間(謎解き等が多いためおそらく個人差大)
   
   超新星爆発が起きる直前の惑星系で、宇宙船で飛び立ち
   世界の謎を探索する 3DACT/ADV ゲーム。
   敵と戦ったりはせず、ひたすら探索をするタイプです。
   
   ■
   本ゲームの特徴的な点は以下のとおりです。
   ・20分ごとに超新星爆発が起きてループが発生する
   ・ループ時に持ち越せるものは、ゲーム的には一切無い(プレイヤーの記憶だけ)
   ・各惑星は、毎ループ特定の時間には同じ事が起きる(「ムジュラの仮面」みたいな)
   
   プレイヤーは、毎回あっちこっちの惑星に出かけて、
   世界の謎の断片を見つけに行くことになります。
   
   ■
   惑星系で見つかる過去の文明との遭遇は、SF小説を実体験するような
   体感があり、オリジナリティもあるし面白いところです。
   各惑星も、特徴がそれぞれあり、アトラクションのような体験ができます。
   
   言葉で説明しづらいですが、この体験は評価したいです。
   
   ■
   ただ、上記のように時間内に各惑星を探索をしきらないといけない
   というゲーム内容なのに、操作性は極めて劣悪であり、思ったように
   動かせなくて次のループに探索が持ち越しになるイライラ事案が
   非常に多発します。
   
   そもそも、3DACT としてのゲーム的な手触りがめちゃくちゃ悪く、
   もし移動が楽しいのであれば次のループで同じ場所にいくのも
   辛くないのかもですが、何回も同じ場所にいくのが苦痛です。
   
   ■
   トータルとして、用意されたステージ・体験は良いものなのに、
   それを楽しむベースとなるはずの 3DACT の出来がひどすぎるため、
   台無しになってると思います。
   
   人によっては、3DACT 部分に目をつぶってでも SF 小説のような
   体験ができるゲームとして高評価を与えそうなゲームだと思います。
   自分は 3DACT 部分の出来が、どうしても許せませんでした。
   
【以前の配信(2020/7/15-25)】
配達ACT「DEATH STRANDING」/ Kojima Production (2019年) 
http://www.kojimaproductions.jp/death_stranding.html 
→ クリア時間約48時間。
   
   ■
   ご存知、「メタルギア」シリーズ等で有名な
   小島秀夫の作ったプロダクションからの初作品。
   
   超概要としては、崩壊したアメリカを再び
   「つなげる」ため、「サムストランド」が
   荷物を東海岸から西海岸まで配達していくゲーム。
   
   ■
   感想の総評としては、
   エリア攻略型の配達アクションゲーとして良作かつ、
   シナリオ・キャラ演出もよくできてる。
   大枠のテーマ設定も現代性があってよき。
   
   なにより、独立後初作品ということで、
   それでこのレベルの作品ができたというのは強いと思いました。
   
   ■
   プレイするまでは、3Dの広大な場所を移動する絵面をみて、
   オープンワールドで世界をさまようタイプのゲームかと
   思っていました。
   
   が、実際にやると、メインクエストを進めていく段階では、
   常に行き先が地図上で示され、途中経路もわりと絞られていて、
   そこにギミックが配置されている形がおおく、
   ステージクリア型ゲームっぽい印象がやや強め。
   
   と、ゲーム性が事前予想とは違いましたが、普通にギミックの
   配置が面白く、緊張感・経路選択の楽しみなど、かなり楽しめました。
   なぜ緊張感があるのか、、はゲームやってみてのお楽しみ。
   ちょいホラー要素ありです。
   
   ■
   一度メインクエストをクリアしたエリアは、自分で建築物を
   建てたり、オンラインの建築物を共有して楽に移動できるように
   することもできます。
   自分だけで建築物を建てまくっても割と使い物になるし、
   それと共有建築物をうまく組み合わせることでより移動が
   しやすくなるので、よく出来ていると思います。
   
   ■
   ストーリーについては、現代社会の空気感(分断に向かう社会)を
   踏まえて、絆をつなぐという大枠を持ち込んで成立させているあたり、
   現代性のあるストーリーを作れる稀有なゲームクリエイターだなと
   やっぱり思います。
   ゲーム中に答えがあったか、というとそうでもなかった気もしますが、
   すくなくとも、今この設定を持ち出した理由に説得力があります。
   
   相変わらず科学分野については印象論で半可な知識ぶっぱしてるなぁ
   という気持ちになりましたが、まあ全体から見ればご愛嬌かなって。
   
   ■
   シナリオは、見た目に反して意外と和風ホラー風味?な気がしました。
   BBパパと長官の演技はとてもよかったです(語彙力)
   
   お得意の映画っぽいカットシーンも多数。
   映画をあまり見ないのであまり客観的なことが書けませんが、
   ゲームから浮くことなくハマっていた気がします。
   
   カットシーン多くてくどいな!って感じも少しありますが、
   まあお約束なので。
   
   ■
   神ゲーというほど隙がないとは言えませんが、
   様々な要素が高度にまとまったゲーム。良きです。
   
   
【以前の配信(2020/7/14)】
超ハードモード終末ADV「終わる世界とキミとぼく」/ illuCalab. (2020年) 
https://worldend.illucalab.com/ 
→ iOS版(250円)。クリア時間10時間前後(TRUE END 到達まで)。
   
   滅びる世界で、2人だけで探検して生き残りを目指す
   ノンフィールドアドベンチャーゲーム。
   
   ■
   1日は朝・昼・夜に分かれ、各時間で砂浜・図書館 etc.. 
   などを探索してランダムに出る資源を探すか、
   キャンプで資源を使って道具を作ります。
   食料は序盤結構シビアで、すぐ死にます。
   また、知力・腕力もあげていかないと、色々とゲームが
   進まないので、それらも上げるが必要あります。
   
   探索しているうちに、新しい探索場所が発見されたり、
   秘密がいろいろ明らかになるので、、という感じ。
   
   ■
   最初のうちは、ランダム資源が悪いとすぐ死ぬ
   運ゲーにしか感じられませんが、確定イベントとか、
   新しい探索場所の発見方法とか色々知識が貯まっていけば、
   かなりの確率でクリアまでいけることがわかります。
   その点は良く出来てると思います。
   
   ■
   グラ・演出・サウンドは、めっちゃシンプルです。
   古の PC88/98 の頃にあったテキストアドベンチャー風味。
   
   ■
   ゲームの芯はできていますが、もうちょっとケレン味が
   あっても良かったかなって。でも楽しめるゲームです。
   
【以前の配信(2020/7/13)】
脱出ゲーム「Samsara Room」/ Rusty Lake (2020年) 
https://store.steampowered.com/app/1281800/Samsara_Room/
開発元 Rusty Lake の5周年記念無料リメイク作品。
→ クリア時間1時間20分程度。
   
   マウス操作でいろいろいじって脱出する、
   よくあるアドベンチャーゲームの1つ。
   
   本ゲームでは、主人公が魚・虫 etc. にできるように
   なっていきます。そういうシュールな世界観。
   
   ただ、変身したからやれることが増えるというよりは、
   変身したら別の環境に放り出される感じなので、
   ゲーム的な効果は薄いかもです。雰囲気。
   
   独特な世界観のありそうなゲームですが、
   そのあたりも雰囲気でしかなく、伝わり方が少なめ。
   
   パズルは易しめ。情報を適宜当てはめればクリアできます。
   ただ、やや驚きに乏しい気持ち。
   
   という感じで、パズルに驚きを求めるタイプの自分には
   Not for me でしたが、作りは丁寧なので、
   ライトに触れるにはよいゲームだと思います。
   
【以前の配信(2020/7/12)】
PZL「Helltaker」/ Vanripper (2020年) 
https://store.steampowered.com/app/1289310/Helltaker/
地獄のハーレムに行き、欲望のままにパズル(倉庫番)を解くゲーム。無料。
有志の方による日本語パッチもあります。
→ クリア時間1時間弱(隠しEND含まず。Steam 見るとパズル苦手でも2時間くらい。)
   
   女性悪魔キャラたちが魅力的!!(自分がこの感想を書くのはきっと珍しい)
   サウンドと手触りもGOOD!
   パズルの難易度もそこそこで自力でできる!
   これが無料!
   Helltaker はいいぞ!
   以上!
   
【以前の配信(2020/5/7)】
パズル2DACT/ADV「LIMBO」/ Playdead (2010年) 
https://playdead.com/games/limbo/
https://store.steampowered.com/app/48000/LIMBO/
同じく Playdead 制作の「INSIDE」の前作(ストーリー的繋がりはなし)。
→ クリア時間3時間強
   
   白黒背景な2D謎解きアクションです。
   
   先にプレイした「INSIDE」にくらべると、
   ちょっと演出のスパイスが少なめで、
   わかりやすいエンタメよりはやや雰囲気ゲーの印象です。
   自分は「INSIDE」のほうが好きかもしれません。
   
   それでも、独特の重苦しい雰囲気は他に見ないものですし、
   アクションパズルもしっかりしているとは思います。
   
【以前の配信(2020/4/30-5/5)】
SF人狼ゲーム×ループADV「グノーシア」/ プチデポット (2019年) 
http://d-mebius.com/gnosias/
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000027791 
→ クリア時間約26時間(個人差割と大)
   
   人狼に馴染みがあるなら、神ゲー間違いなし。
   知らなくても良ゲー++くらいの評価は固いと思います。
   
   「SF人狼ゲーム×ループADV」というジャンルで、
   だいたいどういうゲームか概要は伝わる、はず。
   
   ループするたびに初期条件の変わるSF人狼ゲームを繰り返し、
   一定条件で見られるイベントで話を進める・理解する
   そんなゲームです。
   
   ■
   総評として、
     メインの人狼ゲーが楽しい
     NPC たちのキャラ立ちがよく面白い
     シナリオも良く出来ている
   と加点要素が非常に多く、逆にマイナスポイントが
     発生条件がランダムなイベントを見るのが大変かも?
   くらいしかない。
   すごく良く出来たゲームだと思います。
   
   ■
   まず、メインの人狼ゲーが、何回も繰り返すけどこれが楽しい。
   
   対人の人狼をうまくアレンジして、NPCキャラごとの
   攻め・守りの能力をふまえて、それに対抗する自分の能力の
   使い所を考えて行動するゲームになっています。
   
   操作レスポンス・演出テンポがめちゃくちゃ良い(重要)のも
   相まって、延々とやってしまいます。
   
   ■
   NPC キャラも、月並みな表現ですがいろんなキャラがいて、
   面白いです。キャラゲーとしても成立するレベルだと思います。
   (しげみち など)
   
   ただ特徴や性格が面白いというだけでなく、人狼ゲーでの
   立ち回り・能力もそれぞれ特徴的で、そのことが繰り返し
   人狼ゲーをやる中で「あいつまーた初日に投票されてる」とか、
   「彼女は敵に回したくない‥‥」とか、各キャラへの理解・愛着を
   深めていけるように作ってあるのがすごいです。
   
   ■
   設定・ストーリー面では SF にすることで、人狼のえげつない面を
   隠しつつゲーム性に納得感をもたせる上手さがあります。
   
   シナリオも、SF としてとても良い。僕は好きです。
   
   ■
   いいところしか無いのではこのゲーム?
   
【以前の配信(2020/4/27-28)】
海産物3DACT/STG「ACE OF SEAFOOD」/ Nussoft (2015年) 
http://www.neoaq.net/games/aceofseafood/
→ 本編クリア時間約9時間。
   
   海産物がレーザーを出す日常を描いたゲームです。
   
   惑星上に四十数個ある漁礁(=拠点)を、最大6匹1編成の
   海産物部隊で制圧していく3Dアクションシューティングです。
   プレイヤーが操作するのは1匹で、残り最大5匹はAI操作です。
   
   漁礁には、サンマやらハリセンボンやらビスマルク級やらの
   海産物がいるので、制圧するにはそれらを退治する必要があります。
   
   各海産物は、退治して遺伝子を集めると生産できるようになります。
   海産物ごとにステータス・スキルがかなり違うため、
   これらを有効に使うことが鍵になります。
   
   ■
   頭がおかしいゲームなんですが、悔しいことに面白いんですよね。
   
   ただ、真面目に感想書こうとするほど、なんなんだよこのゲームという
   気持ちが上回ってきます。
   
   難をあげるとすれば、特定段階で一部の魚種が強く、その魚種との
   遭遇がランダム性が高くて、運が悪いとなかなかゲームが進行しない
   ことがあるくらい。
   
   バカゲーですが佳作。
   
【以前の配信(2020/4/24-26)】
潜水探検2DACT/ADV「深世海 Into the Depths™」/ CAPCOM (2020年) 
https://www.shinsekai-itd.com/ja/ 
→ クリア時間約11時間。
   
   凍っていく世界の海で一人生き残った主人公が、
   なぜ、世界はこんな状態なのかを知るべく、深海を探るゲーム。
   
   ひたすら海の中を、スーツ+ボンベあるいは途中で手に入る
   潜水艦を駆使して探索していきます。
   スーツには耐圧性能があり、これを必要な鉱石を発見することで
   強化しつつ、最深部を目指していくことになります。
   
   アクション難易度は普通~やや低め(たぶん)。
   
   ■
   インディー作品のような規模感の佳作ゲー。
   
   アクション・探索ゲーとして、ちょっと演出が淡白な面が
   あるかなとか、粗があるなと思う部分もあるものの、
   良く出来ていると思います。
   
   また、デザイン・グラフィック・音など一つ一つのクオリティは、
   はっきりと高いです。
   
   ストーリーも、文字では語らないものの、絵やイベントで
   最後についてはしっかり伝わります。
   
   これがカプコン内製のオリジナル作品だということなので、
   やるじゃん‥‥という気持ちになりました。
   
   ■
   水中アクションゲーというと、ちょっともっさりみたいな
   ことがありますが、本ゲームでは「ボンベ」の空気を使って
   行動可能時間とひきかえに高速移動ができ、かなりその点は
   カバーされています。
   この部分、しっかりしてるなと感じます。
   
   ちょっと惜しいのは、高いところから着地したときに、
   なぜか時々ダメージを食らってしまうところと、
   硬直がやけに長いところ。ここは気になりました。
   
   ■
   探索部分について、序盤はいける場所が広く、
   終盤はいい感じに演出があり、それぞれ楽しく探索できます。
   
   また、中盤も後のほうになると、強い敵がでてきていい感じの
   緊張感があり、探索にメリハリが生まれていると思います。
   
   一方、中盤の最初~途中までは、ミニマップに行くべき場所が示されて、
   それに沿ってやっていくだけで寄り道もないという形になってしまい、
   他に引っ張るものも少ないので、少し物足りない気がしました。
   
   ■
   デザインは統一感があってクオリティ高いです。
   (ちょっとゼルダ BotW みはありますが)古代文明的な人工物・フォントは、
   雰囲気はよく出ています。
   
   海洋生物・機械生物モデルとオブジェクトもよく出来ています。
   とくに生物モデルは、ゲーム内図鑑でみると半端なく作り込まれています。
   
   ■
   ストーリーは文字では語られませんが、各所にある
   イラスト文書により、何があったのかは割ときちんと伝わります。
   自分は、最後は「そういうことかー」となりました。
   良いと思います。
   
   ただし、欲を言えば、中盤の探索の中心となる場所それぞれも、
   もう少しその部分での盛り上がりがるようなストーリーとか
   あるいは、探索場所の世界背景となるエモい情報なりがもっと
   多くあれば、なお良かった気もします。
   
   ■
   個々のリソースのクオリティは非常に高く、
   ゲーム部分も粗はやや粗はあるものの佳作水準にあり、
   オリジナル作品で大手がよくこれを出したなー、やるじゃん
   という作品だと思います。
   
【以前の配信(2020/4/23)】
2D探索ホラーADV「3rd eye」/ 3rd eye 制作委員会 (2019年)
https://3rdeye.sai-chan.com/ 
東方 Project 二次創作作品。
→ クリア時間約3時間。2つのED両方確認。
   
   古明地こいしを動かし、ちょっと不気味な夢の世界をさまよい、
   夢から脱出を繰り返すゲーム。
   4章+αの構成。
   
   ■
   謎解きもあるけれど体験重視。
   少しホラーめいてはいますが、どちらかといえばちょっと怖い
   おとぎ話のような感じです。
   独特でアナログな感じのする絵柄も、その印象を補強しています。
   
   所々に落ちている発達心理に関する長文メモや、
   誰かが書いた手書きのメモなど、背景を示す情報があり、
   総合すると最後の複数あるエンディングも、
   「どっちがいいんだこれ‥‥」みたいな内容です。
   割と映画的。
   
   ■
   ややアートよりなゲームだと思います。
   
   
【以前の配信(2020/4/21-22)】
地下鉄駅建築SLG/PZL「STATIONflow」/ DMM GAMES (2020年)
https://store.steampowered.com/app/1122120/STATIONflow/
公式ゲーム説明より:『STATIONflow は、地下鉄駅を建築し、
何百何千ものflow(群衆の流れ)を管理し、より最適化された駅構造を
構築するゲームです』
→ プレイ時間約12時間。路線数・出口数最大になってランク28になるまで。
   
   概要としては、あらかじめ指定された地下鉄の駅ホーム・
   出入り口に対して、通路やエスカレーターやトイレ等施設を設置し、
   溢れ出す人間たちの不満を貯めないように駅を拡張していく
   ゲームです。
   
   日にちが経つとランクが上がり、ホーム数・出口数が増え、
   さらに人間もすぐ迷う観光客・足の遅い老人など、種類が増えます。
   
   一応、シムシティのように建設費および経費と収入がありますが、
   普通にやってるぶんにはかなりゆるいバランスだと思います。
   
   ■
   普通にやると、かなりパズリックに設計を考えさせられます。
   自由に地下街をつくるぞ!というわけにはいきません。
   
   ホーム数・出入り口数がかなり多く、それらを適切に
   さばくための案内標識もプレイヤーが建てなくてはいけない関係上、
   できるだけシンプルな構造になるよう設計を求められます。
   
   どちらかというと、そういう「苦労」を実体験するゲームです。
   
    やっと3つ目のホームに対応したと思ったら、4つ目の全然違う場所
    への導線をさらに引いて案内標識も全部更新しないといけないとかマジ?
   
   というような。
   
   渋谷ダンジョンや大手町ダンジョンなど、ああいうのを設計する
   苦労をシミュレートするゲームとなっております。
   
   そういう意味では、サクッと5~10時間でやるには、
   まあまあいいゲームだと思います。
   
   ■
   また、施設(トイレ・救護室 etc.)も適切な密度で配置しなくてはいけません。
   こちらはまあ、普通に設置すればいいだけではあります。
   
   ■
   完全にシミュレーター全振りに近い作りです。
   なので、ゲーム的なイベントとか、あるいは飾り付けをするとか、
   そういう面に期待してはいけません。
   
   なお、良くない点としては、建築時の UX が微妙です。
   直角のつもりなのに直角に通路が引けないとか、度々です。
   
   ■
   ちょっとゲームと言うよりシミュレーターに寄ってる感はありますが、
   地下鉄ダンジョン設計の苦労を感じるゲームとしては、出来たゲームだと思います。
   
【以前の配信(2020/4/12-19)】
PZL「ことばのパズル もじぴったんアンコール」/ バンダイナムコ (2020年) 
https://encore.mojipittan.jp/
「ことばのパズル もじぴったんWii デラックス」(2008年) の移植+α。
→ 一人用「とことんパズル」上級ステージ全クリアまでで28.5時間。
   ステージごとの基準スコアクリアは特に狙わず。
   全部で800ステージ以上あるうち211ステージをクリア。
   
   個人差大だと思いますが、本当に自力で全ステージクリアしようとしたら
   余裕で100時間以上かかると思います。
   (自分が特別クリアが遅い方ではなさそうだったので)
   
   対戦モード(オンライン)もありますが未プレイです。
   
   ■
   ゲーム概要としては、細かい部分を省略すると以下の通り。
   
   ・画面左に並ぶ1文字を、右側のマス目にはめて、すでに右側のマスに
    存在する文字とあわせて2文字以上の言葉を作っていく。
   
   ・「とことんパズル」の場合、
     「全マスを埋めろ」とか、
     「◯◯字以上の単語を◯回作れ」とか、
     「◯連鎖以上を◯回作れ」とか、
     「△△を含む単語を◯回作れ」とか、
    そういう各ステージのクリア条件を満たすのが目標。
   
   ・各ステージ、一定以上のスコアを取ってクリアすると「金の王冠」が
    手に入り、いくつか集めると高難易度のステージが解放される。
   
   ■
   「とことんパズル」をやっていけばわかりますが、
   上記のルールに則って、いろんなタイプのステージが出てきます。
   
   ・単語作成個数/連鎖回数の効率を要求されるタイプ
   ・使える文字制限が厳しく、全マス埋めるのが難しいタイプ
   ・特定分野の語彙力(例:鳥の名前・国の名前etc..)を強く要求されるタイプ
   ・使える文字の順番が制限されていて置く順序に苦慮するタイプ
   ・置くと上下左右や位置が移動するパネルを上手に使うパズリックなタイプ
   などなど。
   
   基本的には単語をぽんぽん埋めていくステージが多いですが、
   ところどころ上記のようなギミックがでてきて、考える必要が出てきます。
   なので、単なる単語作りゲーではなく、やりがいがあります。
   
   ■
   とはいえ、ステージ数があまりにも膨大すぎて、それに見合ったほどの
   ギミック・パズルを用意できているかというと、そうでもない気がしました。
   
   なので、上級ステージで自分はこれ以上はいいかな、という気になりました。
   
   ■
   ちょっとむずかしいのもありますが、高難易度ステージ以外は自由に選べるので、
   もくもくと単語を埋めるだけのステージをやるのも良し。
   
   ■
   曲は明るく、有名な「ふたりのもじぴったん」もあるし、全体的に良いです。
   初期設定のゲーム音がめちゃくちゃ大きいですが、マスター音量を変更可。
   
   ■
   軽くやるも良し、それなりにぽんぽん進めればパズル的な要素もあって良し。
   めちゃくちゃ長時間やりたい人にはボリュームもあって良し。
   
   ただし、ボリューム巨大でもパズル・ギミックのパターンはそこまで
   たくさん用意されていないのでそこは注意。
   
   という感じでした。
   
【以前の配信(2020/4/7-8)】
ジャンプ封印ダクソ系2DACT「Unworthy」/ Aleksandar Kuzmanovic Games (2018年) 
https://store.steampowered.com/app/613190/Unworthy/
→ クリア時間約11時間。概ねマップ全部回ってラスボス倒すまで。
   
   ■
   白黒ドットでジャンプできない2DACT。
   ダクソ系ではあるもののパリィもなし。
   移動は、左右歩きと左右回避(途中無敵あり)と、
   着弾点にワープできる弓(とっさに出すのは厳しい)。
   
   探索要素は、武器で岩を壊したり木を燃やしたりして、
   マップで途中まで行けなかったところに行くのが主。
   
   どちらかと言うとやはり戦闘が主となるゲーム。
   
   ■
   難易度は少し高め。ザコも戦い方を把握しないと死ぬ。
   ボスもいて、それぞれ何回かは死ぬ程度。
   
   派手さはないが、シンプルでまとまったゲーム。
   
   
【以前の配信(2020/4/6)】
推理ADV「Her Story」/ Sam Barlow
https://www.herstorygame.com/
https://playism.com/ja/product/her-story
事情聴取映像ビデオを検索して、過去の事件を調べるゲーム。
→ プレイ時間約6時間半。全部のビデオ見るまで。
   
   ■
   事情聴取ビデオを時系列順に見れば、どういう事件があったのか
   普通に分かってしまう内容です。
   
   ただ、それをプレイヤーがワード検索して、ぶつぎれに少しずつ
   パズルのピースをはめるように想像させることで、
   「何があったのか」について頭を巡らせる楽しさを与える
   ゲームとして成立させているのが面白いところです。
   
   ■
   変わったゲームですが、ついつい最後まで見ようとしてしまうので、
   体験してみるのもいいかも。
   
【以前の配信(2020/4/1-4/5)】
3DACT「スーパーマリオオデッセイ」/ 任天堂 (2017年) 
https://www.nintendo.co.jp/switch/aaaca/index.html
Nintendo Switch のマリオ。
→ プレイ約27時間。本編クリア後、最後のワールドクリアまで。
   
   ■
   惑星上の各国を「ムーン」を集めて進めていくマリオ。
   
   予想以上にめちゃくちゃキレイな絵と、昔からマリオやってる人も
   今回はじめてやる人も、両方絶対に楽しませるという任天堂の
   徹底的なこだわりを感じさせるゲームです。
   
   ■
   どういうゲームか、はもう有名なゲームなので書きませんが、
   これは上記の通りの神ゲーです。
   
   3Dマリオずっとやってなかったんですが、正直マンネリなんでしょ?
   と舐めてました。やっぱ任天堂はすごい‥‥!
   
【以前の配信(2020/3/31)】
2DACT/PZL「THE SWAPPER」/ Facepalm Games (2013年)
自分のクローンを作る&クローンと入れ替わる2Dアクションパズル。SF。
https://facepalmgames.com/the-swapper/
→ クリア5時間弱。Steam の英語版。
   
   ■
   未知の惑星の探索基地跡で、自身のクローン作成と
   クローンとの位置入れ替え(SWAP)が可能な銃デバイスを使い、
   基地からの脱出をめざしつつ、なぜ探索基地の人々がいなく
   なったのか?この銃デバイスはなんなのか?を知っていくストーリー。
   
   ■
   まずアクションパズルとして、ややゴリ押しでクリアできて
   しまう部分もありながら、面白いです。
   難易度はほどほど。難しくはないです。
   
   ■
   未知の惑星の探索基地であるというビジュアル・雰囲気は
   とても良く出来ています。
   ストーリーも、最後ちょっとプレイヤーに委ねるところがありますが、
   SF的にアリかなと。
   
【以前の配信(2020/3/30)】
ヘヴィメタル2DACT「Valfaris」/ Steel Mantis (2019年) 
https://valfarisgame.com/
高難易度2DACT。残機無限&死に戻り制の、
魂斗羅・メタルスラッグみたいなゲームシステム
→ クリア時間7時間強(人によっておそらく5時間~9時間程度)
   
   ■
   魂斗羅・メタルスラッグのような、銃でバリバリと
   敵を倒しながら惑星に潜むボスをぶち倒していくゲーム。
   
   総じて、オールドスクールなアクションを、
   がっつり書き込まれた絵と派手なBGMで、
   まとめきったゲームです。
   あの頃のゲームを自前で品質よく作ったという感じです。
   ゲーム的に新しいところは正直あまりないという印象でもあります。
   
   ■
   ビジュアル面は、確かに書き込みはよくできていて、
   なおかつゲーム的に邪魔にはなっていないのでそこはGood。
   ただ、デザインの新しさは無いので、好みが分かれるかも。
   オールドスクールといえばオールドスクール。
   自分は好みにハマらなかったかも(非メカ好きだった‥‥)。
   
   ■
   ストーリーは正直何言ってるのかよくわかりません。
   
   ■
   難易度はやや高いです。
   ただ、自分は特定アイテムを使わないでとっておくと
   最大HP/最大サブウェポンエネルギーが増えるということに
   最後まで気づいていなかったので、そこまででもないのかも。。
   
【以前の配信(2020/3/29)】
パズル2DACT/ADV「INSIDE」/ Playdead (2016年) 
https://playdead.com/games/inside/
→ クリア時間4時間弱(一通りクリアのみ。隠しEND見ていません)
   
   ■
   前作「LIMBO」(未プレイ)と同じく、白黒背景な
   2D謎解きアクションです。
   
   見た目からてっきり地味な雰囲気パズルゲーを予想していましたが、
   意外と派手なキャッチーなギミックが出てくるし、
   ストーリーも不穏な雰囲気をいい感じに醸しつつ急展開もあるし、
   アーティスティックというよりしっかりエンタメです。
   
   詳細は語るとネタバレになってしまうので語れませんが、
   良ゲーだと思います。
   
【以前の配信(2020/3/28)】
お仕事パズルアクション「Good Job!」/ 任天堂 (2020年)
https://www.nintendo.co.jp/switch/av99a/pc/index.html 
開発元:Paladin Studios
→ 任天堂が'20/3/26に突如発表し、翌日3/27から配信された
   定価2000円のカオスなお仕事アクション。
   クリア時間8時間弱(一通りクリア)。
   
   ■
   任天堂の名前で出された、2000円という価格の新作です。
   インディーゲームのような価格ですが、
   まさにそういうサイズ感・手触りのゲームです。
   
   ■
   概要としては、オフィスビルの1つ1つの部屋を「ステージ」とし、
   「ステージ」ごとに出される「お仕事」を完了させていく
   3D物理演算アクションパズルゲームです。
   
   ■
   ステージごとのギミックを手探りで使いこなしていく、
   そのあたりが1つ目のこのゲームの面白みです。
   
   ギミックは、「物を手で持ち運ぶ」「電源ケーブルを抜き差し」
   「フォークリフトで運ぶ」「ホースで水をまく」「掃除機を使う」
   など豊富。
   
   各ステージ、1つ2つのギミックを頭を柔らかくして
   使えるようになるのが、このゲームのパズル要素になってきます。
   
   ギミックのうち、インパクトが強いものは個人的にかなり
   面白かったです。特に、ホースが好み。
   
   ■
   2つ目の面白さは、物理演算によるカオスさです。
   
   このゲーム、オフィスなので当然、壁や物を壊さないように
   お仕事をしたくなるのですが、すーぐ色々破壊してカオスになります。
   というか、物を壊さないようにクリアするのは困難です。
   
   そのカオスな見た目っぷりが、面白いゲームです。
   
   さらに、プレイスタイルとして「カオスをむしろ楽しむ」、
   逆に「カオスにはしないぞという美学を持つ」、
   どちらのスタンスでやっても面白いのが、なおGoodです。
   
   ■
   30ちょいのステージで、ちょっと地味かなと思うステージも
   ありつつ、「あたり」なステージのほうが多いと思うので
   ライトでカオスでちょっと頭使うゲームとしておすすめです。
   
   
【以前の配信(2020/3/25-26)】
2DACT「Hyper Light Drifter」/ Heart Machine (2016年)
→ クリア時間約9時間。難易度スタンダード。
   
   以下の評は、2DACT慣れしている人間によるものです。
   
   ■
   総評として、美しいドットアートと、歯ごたえのある
   「殺しに来てるけど攻略可能」で爽快な 2DACT であり、
   わりと良ゲーの部類だと思います。
   隠し通路が多いマップ探索も楽しいです。
   
   ■
   特にドットアートは静止画でなく動画で見ると
   美しさがよく分かると思います。
   一枚絵やOPムービーもあります。
   動物人間?たちは意外と可愛いです。
   
   また、ただグラフィックが美しいだけでなく、
   たくさんある隠し通路探しにおいては、
   隠れてそうな通路がちゃんと分かるようになっており、
   ゲーム的にも良好です。
   
   ■
   アクション面では、主人公の体力最大値が低いのと、
   被ダメ無敵時間が非常に短いため、ザコに囲まれると
   すぐ死にます。
   
   プレイヤーもそれを分かって慎重に進むのですが、
   ふと前に出たくなったところでいやらしくザコが大量に
   湧いてくるなど、制作者側も意地悪をしてきます。
   
   それに対抗するのが楽しいゲームです。
   
   ダッシュがワープのようなダッシュで、敵も体力は低いことが
   多いので、基本的に爽快です。
   死んでも、部屋の入口時点から瞬時にロードされるので、
   リプレイのストレスもすくなく良好です。
   
   ■
   シナリオは、よほどやりこまないとわからないように
   作られているので、普通にやると雰囲気ゲーです。
   
   ■
   美しいだけでなく、よくできたゲームだと思います。
   少し難易度高めだとは思いますが、すごく難しいわけでもないので、
   ACT 好きにはおすすめです。
   
   
【以前の配信(2020/3/19)】
ポップアルバムビデオゲーム「Sayonara Wild Hearts」/ Simogo (2019年)
https://simogo.com/work/sayonara-wild-hearts/
→ クリア時間約1時間(本編クリアのみ。やりこみ要素やりだすともっとできる)
   
   ■
   基本的にはアイテムをあつめたり、タイミングよくボタンを押して
   得点を稼ぐゲーム。もっと言えば、
   レースゲームのように左右移動してアイテムを集めたり、
   それが途中でSTGや3Dアクションのような上下左右移動になったり、
   画面表示に合わせてボタンを押すリズムゲーになったりするゲーム。
   
   ■
   映像で楽しませてくれるゲームであり、自称ジャンルの
   「ポップアルバムビデオゲーム」というのは確かに合っています。
   あとはセンスが合えば、ハマるでしょう。
   
   さらっと1時間とかでできるし、合わなくてもゲーム自体としても
   1回やるだけなら楽しいはずなので、軽く気分転換したいときに
   おすすめしたいゲームです。
   
【以前の配信(2020/3/17-3/18)】
ACTRPG「The friends of RINGO ISHIKAWA」/ yeo (2018年) 
http://ringo.by-yeo.ru/ 
ロシア製くにお君風オープンワールドシミュレーターアクション
→ クリア時間約7時間。
   
   くにお君風な見た目の、高校生活シミュレーターアクションです。
   
   ■
   これは、あくまでシミュレーションゲームです。
   何となれば、ゴールと呼べるものがありません。
   高校生活を、勉強・遊び・バイト・殴り合い・読書・映画鑑賞 etc. 
   して時間がすぎていけば、いつの間にか終わります。
   
   終わり方がまた、このゲームの肝であり、ネタバレになるので
   ノーコメントなのですが、これもまた文学です。
   
   ■
   雰囲気ゲーなのかと言われればそうなのかもしれませんが、
   ここまで、往年の不良漫画にありそうなセリフ群と、
   町並みを描けているのは驚異的です。ロシア製なのに。
   
   ■
   正直謎ゲーの部類ではあると思いますが、ノスタルジーを感じる
   青春文学的なゲーム体験ができるゲームです。
   
【以前の配信(2020/3/6-3/16)】
3DRPG「The Elder Scrolls V: Skyrim」/ Bethesda (2011年)
https://elderscrolls.bethesda.net/ja/skyrim
→ メインとDLC(ドーンガード)をクリア。プレイ時間約46時間。
   
   ■
   連続したクエストからなるシナリオが、たっくさんあるゲーム。
   気になったクエストをすすめるもよし、ワールドマップを旅して
   回るも良し。
   
   その自由さは、メインシナリオが終わってもスタッフロールが
   流れないほど。
   
   ■
   世界設定があって、それに沿って各町の役割や特徴があって、
   それを踏まえた様々なサブシナリオが散りばめられています。
   
   正直やりだすとキリがないものの、各シナリオはほぼ独立しても
   いるので、つまみ食いOKです。
   
   つまみ食いしただけでも、skyrim の世界を味わったと主張できる
   そんなゲームだと思います。
   
   ただ、面白いと感じられたかどうかは、まさに個人の資質と偶然に
   依存しそうなゲームです。
   
   自分は、なんとなく楽しめました。
   
   ■
   ワールドマップも地形がいろいろで、色んな風景があって楽しい。
   ゼルダの伝説 BotW ほどじゃないけれど、外を探索して回るのも
   面白いです。
   
   ■
   ただ、ザコ敵のバラエティはちょっと少ない感じがするし、
   戦闘アクション面はそんなに評価できるほどではないと思います。
   
   ■
   elona 的なものを期待してたら elona ほど自由でもないので、
   ハチャメチャなプレイは期待しすぎないほうがいいかも。
   
【以前の配信(2020/3/3-3/5)】
2DACT「Blasphemous」/ The Game Kitchen (2019年)
http://blasphemousgame.com/ https://store.steampowered.com/app/774361/Blasphemous/ 
→ クリア時間約9時間半。
   
   雰囲気としては、ソウルシリーズを2Dサイドビューにした
   メトロイドヴァニア。
   
   ■
   総評としては、暗黒中世なグロありの芸術的ドットグラを代表に
   デザイン・テキストなど統一された世界観表現が素晴らしく、
   歯ごたえがあるアクションゲームとしての楽しみもあり、
   大小飽きないギミックがあってマップ探索も楽しめる、
   良ゲーです。
   
   ■
   中世風な暗黒世界の不気味さを、芸術的なドット絵グラフィックと
   宗教的なセリフ・フレーバーテキスト群で演出しています。
   統一感があり、一つ一つの品質も良く、素晴らしい。
   
   登場キャラのデザインも良いです。イベントスチルやでかいボスの
   ドット絵は映えるし、主人公サイズの敵キャラもそれぞれ良き。
   
   ■
   道中の難易度も、気を抜くと死ぬ難易度で、適度な緊張感を
   持ってプレイできました。
   火力の高い敵、いやらしい攻撃の敵、インパクトのある攻撃の敵など、
   ポイントポイントで印象的なザコがおり、楽しませてくれます。
   
   ボスについては、はじめから使える剣攻撃・パリィ・回避を使いこなせば
   なんとかなる、逆に言えばシンプルにこれらを使いこなすスキルを
   求められます。
   簡単ではないボスもいますが、これを乗り越えるのが楽しかったです。
   
   ■
   探索ゲームとしても、一本道にならず好きなように進めつつ、
   迷いすぎることはない、程よいステージデザインになっています。
   
   なんといってもグラフィックデザインが良いこともあり、
   新しい場所を開拓して、配置されたキャラ・ステージを見るのが
   面白いですし、ギミックも大小飽きさせず配置されています。
   
   ■
   以下は、気になった点。
   ただ、これらでゲーム体験全体がひどい、とはならないと思います。
   
   マップ全体を探索するときの移動が不便。
   メトロイドヴァニアによくあるワープポイントはあるが、
   配置が少ない。
   
   マップ表示が貧弱。
   なので、クエストアイテム手に入れたからあそこで試そうとか、
   移動スキル増えたから試そうとかするときに、場所が記憶だよりに
   なってしまう。
   前述のワープポイントが不便なのと合わさり、ちょっとストレスある。
   
   あと、ドット絵だけど血しぶき等はバリバリで、そこが良いのだけど
   人によってはちょっとグロいと思うかも。
   
   ■
   暗黒中世的な世界観、歯ごたえのあるアクション、探索の楽しみ、
   これらが揃った良作です。アクションゲー慣れしてる人向けには
   なるものの、おすすめ。
   
   
【以前の配信(2020/2/29)】
ADV「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」/ Giant Sparrow (2017年)
原題:"What Remains of Edith Finch"
http://www.giantsparrow.com/games/finch/ 
https://store.steampowered.com/app/501300/What_Remains_of_Edith_Finch/
→ クリア時間約2時間半。じっくり見て回ればもっと伸びるかも。
   
   とにかく雰囲気ゲーではあるものの、雰囲気ゲーとしてよくできています。
   屋敷で一人ひとりの死亡?した前後のシーンを見ていくことになるのですが、
   どれもエンタメとして一捻りされています。
   
   特に、赤ちゃんになってお風呂に浸かるシーンの、BGMとの調和具合は
   素晴らしい物があると思います。
   
   プレイするゲームというよりいわゆる「見るゲー」ですし、
   全体ストーリーもそこまでインパクトは無いので、
   サクッとシーン集を見ていく感じのプレイ体験でした。
   
【以前の配信(2020/2/20-28)】
RPG「The Witcher 3: Wild Hunt」/ CD Projekt Red (2015年) 
https://thewitcher.com/ja/witcher3 
https://store.steampowered.com/app/292030/The_Witcher_3_Wild_Hunt/
ポーランドの小説「魔法剣士ゲラルト」が原作の大作RPG3作目。
The Game Award の GOTY(Game of the Year) 2015 
→ 本編クリアまで。約50時間。
   サイドクエストは、前半だけだいたい制覇。
   
   メインクリアを主目的に進めました。
   カードゲーム要素やアイテム収集等はやっていません。
   
   ■
   「ウィッチャー」という中世の問題解決屋である魔法剣士となり、
   戦争してる国家の偉い人たちや、やべー力をもつ女魔術師たち、
   ウィッチャー仲間や養女「シリ」など、たくさんのキャラと関わっていく
   アクションRPG。
   
   ■
   総評として、重厚な背景設定とストーリー・キャラが良いです。
   ウィッチャーの独特な世界に浸りたい人向け。
   
   ただし、それ以外の操作性や、メインクエストとサイドクエストの
   ちぐはぐさについては、粗が感じられると思います。
   
   # やりこみ要素も多いですが、やりこみ勢ではないのでわかりません。
   
   ■
   人気小説が原作だけあって、重厚な背景設定とストーリーが良いです。
   特に、メインクエストだけでなく、サイドクエストもすべて
   きっちりストーリーがあります。
   
   シナリオのタイプとしては、どんでん返しなどのギミックより
   緻密な設定とキャラ描写で攻めてくるタイプです。
   中世特有の命の軽さが通底していて暗い部分もよくあるので、
   そこは人によっては注意かも。
   
   前半については、主人公「ゲラルト」が養女「シリ」を見つける
   までは、入れ代わり立ち代わり大量のキャラが「ようゲラルト」
   「久しぶりだな、ゲラルト」という感じで突然でてくるので、
   ついていくのが大変です。
   ただ、最後まで終わってみれば、あのキャラはこうだったな、
   あのシーンではこんな気持だったのかな、など、頭の中で
   色々思い描けるほどには理解が進みます(と思う)。
   
   ちょっととっつきづらいものの、良くできたシナリオだと思います。
   それを支える、翻訳・吹き替えの質も、総じて高いと思います。
   
   ■
   ただ、サイドクエストがしっかりしているのは
   いいことなのですが、ゲーム全体の展開から見ると、
   ちぐはぐさは感じました。
   
   メインシナリオでは、養女「シリ」を見つけたり、
   敵の軍団「ワイルドハント」を迎え撃ったりするのですが、
   「シリ」の命や世界の命運がかかっているため、明らかに
   メインシナリオの課題は最優先事項です。
   
   それなのに、長いサイドクエストをやりに行くのは、
   プレイヤーとしてはなんだかおかしい気がして、
   サイドクエストに集中できませんでした。
   
   かといってメインだけ進めていると、消失してしまう
   サイドクエストもあり、そのうち「まあサイドクエストは
   いいか‥‥」となってしまいました。
   
   サイドクエストも、メインクエストの助けとして必要なんだ、
   という位置づけになっていればなぁ‥‥と思います。
   
   # もっとも、ゲーム世界がすごく肌にあって、本編も終わらせたくない
   ほどであれば、充実したサイドクエストがあって嬉しいゲームに
   なるとは思います。
   
   また、ゲラルトおじと美女?たちのロマンス(R-18一歩手前含む)は、
   昔のハードボイルドぽいというか00年代以前のアメリカドラマみたい
   というか、古臭い感じが自分はしたのですが、、他の人がどう思うかは
   よくわかりません。
   
   ■
   フィールドは、いわゆるオープンワールドの世界です。
   2020年初頭の今みて、とてもすごい!とは思いませんが、
   きっちり広い世界を、物量多く質も高く描けていると思います。
   
   探索ゲーとしての楽しみは、まずまずあると思います。
   ただ、都市と村以外では、森や洞窟がほとんどで地形パターンが
   少ない気はします。
   
   ■
   アクションゲーとしての操作性=「手触り」「気持ちよさ」の点では、
   ちょっと不満がありました。
   
   ・歩きの止まり方にクセがあり、狙った場所を調べ損なうことが多発
   ・4m 程度の落下で即死する(最強のウィッチャーとは一体‥‥?)
   ・アイテム拾おうとして、火の付け消しをしてしまう
   ・馬がすぐ道を外れてつっかえる
   ・マップが広い上に前項の通りなのに、ファストトラベルが特定ポイントに行かないと使えない
   ・霊薬の種類が多く、ほしい効果のものがすぐ使えない
   
   などなど。
   
   リアリティとかアイテム量の多さに、操作の「気持ちよさ」が
   ついていってない気がします。
   
   # 近年の3DACTの金字塔「ゼルダの伝説BotW」の手触りが、
   # どれだけ神だったのかを理解させられました。
   
   なお、戦闘時のアクションについては、特に不満ありませんでした。
   初見プレイヤーとしては、ローリングの無敵時間の長さのおかげで、
   様子見がしやすくてありがたかったです。
   
   
【以前の配信(2020/2/16-19)】
送検書類作成ADV「Legal Dungeon」/ Somi (2019年)
https://somigames.com/legaldungeon/ 
https://store.steampowered.com/app/1013750/Legal_Dungeon/
→ クリア時間約13時間半(おそらく個人差大)。ENDを13個見るところまで。
   (14個目は、見られたというプレイヤーすら発見できなかった‥‥)
   
   ■
   総評として、以下の2点が光る佳作テキストアドベンチャーゲームです。
   
   ・刑事事件に関する法律判断を、かつてなく実務に近い形で、かつ、
     ゲームとして快適で面白いものに落とし込めている。
     (制作者さんは現役の法律事務のお仕事をされているそうです)
   
   ・検挙点数にもとづく厳しい成果主義によって、警察の現場担当者に
     生まれる「歪み」を追体験できるプレイヤー評価システム&シナリオ。
   
   ゲーム媒体での創作で、社会の実務と構造を体験させる試みとして、
   かつて見た中では秀逸な部類だと思います。
   
   絵面が地味だとか、プレイヤーが納得しづらい「文章探し」の要求があるとか、
   粗もあるにはあります。ただ、全体の価値を損ねるものではありません。
   
   ■
   ゲーム概要としては、刑事課捜査係チームの新任係長になって、
   部下たちが作成した事件調書と各種法律・判例をもとに、
   検察向けの起訴/不起訴の意見書を作るというもの。
   
   犯罪情報システム(CIS)と呼ばれる画面上で、
   書類を読んで、単語・短文をドラッグ&ドロップし、
   法律・凡例と事件内容を整理して、起訴/不起訴の意見書を出します。
   
   起訴の意見を出すと「検挙」扱いになって個人の成果評価があがり、
   不起訴で出すと事件によっては成果評価が下がります。
   評価が下がりすぎると、強制的にゲームオーバーになります。
   が、もちろん不起訴にすべき事件を起訴で出すのは、倫理的にNGです。
   
   ■
   取り扱う事件は、実際に韓国等で起きた事件をモチーフにしているそうで、
     ・警察を「ポリ公」と呼び侮辱罪の疑いで捕まった事件
     ・フリーペーパーをたくさん取り古紙として売ろうとして捕まった事件
     ・半ば警察によるおとり捜査で介抱窃盗として捕まった事件
   など、法律・倫理の面で判断が難しいものが揃っています。
   
   ただ、法律的に正しい判断はこうだよね、ということは、
   実際にやってみると、直感的にわかるようになっています。
   
   システムとして秀逸なのが、ここで法的・倫理的に正しい判断だけを
   続けていると、検挙点数が上げられず、懲戒処分になることです。
   プレイヤーは、嫌でもどこかで、この過剰な成果主義にとらわれて
   いくことになります。
   
   そうして、いつしか主人公は‥‥という流れのゲームです。
   この流れが上手。
   
   ■
   ゲームの絵面は地味です。
   ほとんどの時間は、犯罪情報システム(CIS)の画面上で、
   文章を読んだり、その一部をドラッグ&ドロップする絵面になります。
   
   でも、その CIS が地味ながらうまくできていて、
   本来複雑なはずの情報の整理と、起訴/不起訴にまつわる
   証拠・証言の取捨選択を、ドラッグ&ドロップでできるようになっています。
   このまとめ方は上手です。
   
   ■
   CIS の基本システムはよくできてるのですが、
   このドラッグ&ドロップの対象が、プレイヤーに納得感がない形で
   置かれていることがあり、これはあまり良くないです。
   例えば、色がついている一続きの文が、分かりづらいけれど実は2つに
   分かれたドラッグ&ドロップ対象になっているとか、色がついていないのに
   実はドラッグ&ドロップできる部分があって単に分かりづらいとか。
   
   あと単純に、それ証拠として妥当なの?と思う答えが正解の箇所があって、
   そういうところで時間がかかったのは、少し理不尽だと感じました。
   
   ■
   基本構造であるゲームシステムにより、プレイ体験の狙いがうまく体現できていて、
   インディーゲームの創作としてその部分はとても好感が持てるゲームでした。
   
   参考:開発者 Somi さんへのインタビュー。主にゲームシステムの狙いについて。(英語)
   Deep Dive: Burdening players with the power of the system in Legal Dungeon
   https://www.gamasutra.com/view/news/347125/
   
【以前の配信(2020/2/13-2/15)】
VIPRPG「ふたりの旅のきろく」/ 牧場の牛肉 (2018年)
https://viprpgmsmkohaku2018.web.fc2.com/entry08.html
→ クリア時間6時間弱。ほぼ全イベントを見ました。
   
   結構広い「もしも世界」の大陸中を、やみっちとライチの2人でおでかけして、
   ちょっと冒険して、というゲーム。2人曰く、「思い出づくり」。
   
   そして、フリーシナリオ。これは、気が向いたところにおでかけできる、
   という意味であって、ロマサガみたいな難しいフラグとかは一切なし。
   
   ■
   行く先行く先にもしものキャラがいて、ちょっとしたイベントがある。
   ダンジョンも、それぞれ違うちょっとした趣向とゲームシステムがある。
   なんならゲーセンがあってミニゲームもある。
   戦闘も頻度は少なめだけど、しっかりバランス良く作られてる。
   
   おせちとか、おかずの多いお弁当みたいな。そんなゲーム。
   
   ■
   良作 VIPRPG の演出面の良さもでてる。
   ぺちゃんこになったりひどいめにあったり、場所によって帽子かぶったり、
   とにかくドット絵が楽しいとか、ブーム君が面白いとか、上げだすときりがない。
   
   のんびり遊べる。良き。
   
【以前の配信(2020/1/31-2/10)】
ARPG「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」/ スクウェア・エニックス (2018年)
→ エンディングまでプレイ。クリア時間約53時間。
   プレイの仕方によっておそらく35時間~70時間になると思います。
   
   以下の感想の前提として、クリア後の自由なクラフトは考慮せず、
   かつドラクエ2クリア済&ビルダーズ1は未プレイです。
   
   ■
   概要としては、「minecraft」ライクな3Dサンドボックス空間で、
   原作ドラクエ2の結末時の if ストーリーを背景として、
   村や街づくりをしながら襲ってくるハーゴン教団にあらがっていくゲームです。
   
   ■
   総評として、各島の住民たちが必要とする建築物を、
   あれやこれやと設計・建築していくのは面白く、
   それを支えるストーリー・演出と操作性も安定していて、
   ゲームとしては良ゲーです。
   
   ただ、欠点として、ゲーム側からの指示・誘導が過剰で、
   上記のあれやこれやと自分で設計できる部分が、
   本編では制限されていることも多く、
   もっと自由にさせてほしいなぁと率直に思う部分もあります。
   
   あと、使われているドラクエのBGMが、もともと神品質なのでずるいです。
   
   ■
   各島にはNPCたちが住んでいます。
   
   NPCたちは、寝る・食べる・仕事・排泄・入浴など生活活動を
   するのですが、それに合わせた寝床・調理場・食卓・トイレ・風呂場を
   自分で設計・建築して、使ってるのを見るのが単純に楽しいです。
   
   操作性も、一度にたくさんのアイテムをクラフトできたり、
   序盤途中から一気に広範囲をハンマー(マイクラでいうつるはし)で
   素材を回収できたりなど、快適にできるようになっていて、
   自由な建築は一通り楽しめます。
   
   ■
   ストーリーについては、尖った部分はないのですが、
   DQ2 if なストーリーとして、わかりやすく出来ていると思いますし、
   ゲームを支えるには十分な内容だと思います。
   
   ただし途中の「かんごく島」は存在意義が自分の中では謎でした。
   
   ドラクエ2原作を未プレイであれば、シナリオ上でもう少し驚きが
   あって、評価があがるかもしれません。
   
   ■
   一方、ゲーム側から、あれを作れ・設計はこうしろ・素材はここで
   拾って来なさいなど、細かいところまで指示されることがおおいため、
   「自分で考えてモノを作って結果を見たり、探索して発見する楽しみ」は、
   本編であまり尊重されません。
   (自由にやってもいいけど、指示通りやるのが最短なので割と無駄です)。
   
   せっかくクラフトゲームで自由につくるのが楽しいゲームなのだから、
   自由にモノづくりをしながら本編を進めたい、という気持ちがありました。
   
   ■
   また、「そざい島」と呼ばれる寄り道的な島が本編クリアまでに6つあり、
   そこでリストにあげられたマテリアルをすべてを見つけると、常に特定の
   素材が無限に使えようになるため便利なのですが、
   その島がどれもあまりにだだっ広く、前記のメリットのためにやりましたが
   やや苦痛でした。
   
   ■
   以上、RPG的なゲームとしては基本部分がよくできていて良ゲー、
   ただ、自由な創作の楽しみを本編に組み込みきれていないのが少し残念、
   という印象のゲームでした。
   
【以前の配信(2020/1/23-1/30)】
強盗ACT/ADV「Grand Theft Auto V」/ Rockstar Games (2013年)
→ ストーリー上のキーミッションを一通りクリア。約30時間
   
   自分的に強烈な印象を残したゲーム。
   君もリアルな街並のロスサントスで無法市民の仲間入りをし、
   トレバーおじのヤバさを味わえ。
   
   ■
   あまりにもいろんなことを技術的・実践的に作り上げてるゲームなので、
   全てに触れてると長くなりすぎるため、自分が気になったところだけ書きます。
   
   ■
   基本、最初は車で3Dオープンワールドな街を移動するのですが、
   リアルな(リアルさに貢献することはたくさんありすぎて省略)市街や丘・砂漠を
   クレイジータクシーのように暴走しながら走るだけで、すでに楽しいです。
   
   ■
   そして序盤から、主人公たちに従って、妻の浮気相手の家を突然破壊してみたり、
   地元のギャング連中がむかつくから皆殺しにしたりさせられるうちに、
   だんだんこっちまで頭がおかしくなってきそうになってきます。
   気がつくと、自分も無法市民の仲間入りです。
   
   常にFワードを連発している主人公3人や仲間たちの会話にノッて、
   好き放題やっていきましょう。
   あと、トレバーおじの強烈な生活っぷりを目撃していきましょう。
   
   汚い言葉の翻訳も、品質良好です。
   
   ■
   あとは、とにかく無法をしていくだけ。
   各ミッション、さまざまな無法をやらされるので、その無法スキルを
   プレイしながら高めていきましょう。
   
   メインミッションは、さまざまなシチュエーションと乗り物・武器などがあり、
   バリエーション豊富でよいです。
   ちょっと難しくてリトライを何度もするミッションもありましたが、
   自分は楽しめました。
   
   ■
   ストーリーは、いちおう生き苦しい世の中で、中年の危機やら、
   成り上がりを目指す若者やら、頭がおかしいまま頭おかしく生きる
   おっさんの苦労とか、そんな中で昔のデカイ夢を成し遂げるとか、
   そんな感じ。
   結構、とっちらかってます。
   
   個人的には、育ちの時点から頭がおかしいトレバーおじが、
   それでも頭おかしいまま生きていく描かれ方が好きでした。
   
   一方、かつての因縁に縛られてデカイ山をこなすことに
   メインミッションが収束していく中、敵側の中国マフィアとか
   公的機関とかが、外部の面々が無機質に感じられるのは
   少し残念かなと思いました。ちょっと3人周辺で話が閉じ過ぎというか。
   
   ■
   これだけ作り込まれまくったロスサントスという世界で、
   あれやこれやとアクションコンテンツをおいたらそれだけで面白いわけで、
   そこに破天荒な無法プレイがあって、その無法キャラの頂点として
   描かれるトレバーおじ。
   個人的にはそういうゲームでした。
   
【以前の配信(2020/1/21)】
ACT「ショベルナイト」/ Yacht Club Games (2014年)
→ ショベルオブホープ(メインストーリー)のみクリア。約6時間。
   
   雑に言ってしまえば、
   ・明るい悪魔城(探索ゲーになる前の)を舞台に、
   ・わんぱくダック夢冒険の下ステッキジャンプを駆使したアクションを、
   ・マリオ2/3・ロックマン・悪魔城・魔界村などを思わせるギミックであふれたステージ
   でやるゲーム。
   
   自分が予想していたより、懐古趣味なゲームだと思いました。
   わりと各所で高評価なので、どのあたりが受けたのか
   逆に不思議になりました(2014年当時では高品質な懐古2DACTが珍しかった?)
   
   それなりに面白くはあるのですが、新しさはさほど無い気がしたのでした。
   
【以前の配信(2020/1/21)】
ADV「Subnautica」/ Unknown Worlds Entertainment (2018年)
https://unknownworlds.com/subnautica/
→ 事前情報・攻略情報なし。クリア時間約47時間。
   探索情報等を wiki で見れば初回でも20時間くらいにはなるかも。
  
  ■
  宇宙から見知らぬ海洋惑星に一人で不時着したエンジニアが、
  自力で惑星脱出を目指す探索ゲーム。
  
  海をひたすら探索して資材や設計書をみつけていき、
  集めた資材で基地やツール・乗り物を作ってさらに探索範囲を
  広げていく、というようなゲームです。
  (この部分だけ取り出せば、マイクラや Terraria も近い)。
  
  しかし、なんと言っても最大の特徴は、くらくてこわーい生物も
  いるような見知らぬ海を探索する、そのスリルと冒険にあるでしょう。
  
  また、ストーリー要素もちょっぴりそれなりにあります。
  
  ■
  総評としては、没入感が高く、プレイヤーに「探索する勇気」を出す体験と
  「手探りによる発見の楽しみ」を与えてくれる、良サバイバルゲーだと思います。
  
  ■
  このゲーム、終わってみれば非常に没入感が高く、
  最後惑星から脱出して宇宙から海洋惑星を見たときには、
  やっと脱出できた‥‥という感慨・感動がありました。
  
  完全一人称視点(カットムービーすら一人称視点で進み、
  一切場面が飛ぶことがない)で作られており、探索の緊張感や
  ストーリーに関わる発見や体験が、すべて連続したものとなっています。
  このことが、没入感に大きく貢献しているような気がします。
  (調べると、「Half-Life」がこのやり方の原点のようです)。
  
  この手のゲーム、和ゲーだとあまりないと思いますので、
  あまり洋ゲーをやらない方にこそ、おすすめしたいです。
  
  ■
  また、完全にほっぽりだされたプレイヤーが、手探りでなんとかしていく
  感覚を大事に作ってあると思われ、良く言えば発見する楽しみがあり、
  悪く言えば不親切になっています。
  
  例えば、不時着直後から食料・水を調達する必要があるのですが、
  とくに水は調達方法がすぐに分かるものではなく、焦りながら
  探すことになります。
  
  そもそも、最初に脱出ポッドから出て海に飛び込むところからして、
  さして誘導がなく、プレイヤーは思いきって飛び込むしかありません。
  
  ただ、飛び込めば必ず何かわかるようにはなっていますし、
  手探りで発見があったときの楽しさも大きいです。
  発見が積み重なれば、安定した基地も作っていけます。
  
  手がかりがない中で、勇気を持って探索にでて発見をしていく、
  そういう手に汗にぎるサバイバルゲームとして、よく出来ています。

  ■
  海の中は、視界が悪い中から何が出てくるかわからない恐ろしさと、
  いろんな生物相がある楽しさが入り混じっています。
  前者は、苦手な人は苦手かも。。
  
【以前の配信(2020/1/5-1/9)】
ADV「Detroit: Become Human」/ Quantic Dream (2018年)
https://www.quanticdream.com/en/detroit-become-human
→ 3人ともまともと思われるエンディング到達までプレイ。約15時間。PC版。
  
  ■
  概要としては、洋物映画の登場人物を自分で操作するような
  選択式アドベンチャーゲーム。
  いわゆる「マルチシナリオ」な選択式ゲームの一種です。
  3人のアンドロイドが主人公で、シーン経過とともに操作視点が
  切り替わりながら進んでいきます。
  
  本作では、プレイヤーの選択に合わせてショートムービーが
  流れて進んでいきます。
  (90年代末~00年代にあった「やるドラ」を彷彿とさせます)
  アクションシーンでは、画面に表示されたキーを制限時間内に入力する、
  いわゆるQTEもあります。
  
  ストーリー概要は、人間に使役されるだけだったアンドロイドの一部が
  人間の命令を聞かなくなる「変異体」となる事件が発生するなかで、
   - 飲んだくれのおっさん刑事とともに「変異体」を事件調査する「コナー」編
   - 「変異体」となってDV親父から娘を逃げ守る「カーラ」編
   - 「変異体」による人間への抵抗を導く「マーカス」編
  となります。
  
  ■
  総評として、素晴らしいグラフィックによる現実空間にいるかのような
  「没入感」を土台に、膨大な選択とそれが招いた結果をプレイヤーに
  つきつけるシナリオが活きており、「運命を選択する」ことの面白さと
  スリルを大いに味わえる良ゲーです。
  
  また、各キャラクターの表情演技もとても良く、人間関係が軸に進むので
  そのあたりも見どころ(おかげか、本ゲームは女性ファンも多いとか
  https://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1207462.html )。
  
  「プレイする映画」のようなゲームは今後も増えていくのかもしれませんが、
  本ゲームはその線上の1本として外せないゲームなのではないでしょうか。
  
  一方、全体ストーリーとしては、現実社会に着目した点は評価できますが、
  斬新さには欠けます(受け取り方に個人差はあると思いますが)。
  もっとも、選択式ノベルゲーの面白さを支えるには、十分なストーリーでは
  あると思います。
  
  ■
  まず、リアルタイムレンダリングの3D映像による、
  映画のような臨場感・没入感がすさまじいです。
  
  ゲームにありがちなアクションシーンの臨場感もさることながら。
  自分がすごいと思ったのは、街や住宅内などのゲーム空間内を
  歩いているときの「現実感」「没入感」が図抜けていることです。
  
  このゲームは衣服・ストリートデザイン・インテリアからなにから
  本当に細かいところまでリアリティがあって、
  ただモデルがリアルとかではなく、物とか部屋の配置やらサイズ感やら、
  プレイ中歩いていてもツッコミどころが全然見つけられませんでした。
  
  音や光による臨場感も高く、雨が降っているシーンでゲームを終えたら、
  そのあと自宅周辺でも雨が降っていたんじゃないかと錯覚するほど。
  
  役者さんの演技もとてもうまく、違和感はほぼなし。
  
  おかげで、現実空間をうろついているような気持ちが常に維持できました。
  
  ■
  マルチシナリオゲームとしても、良く出来ています。
  
  本作はとにかく選択肢が多く、それにより異なるやり方や結果分岐となる
  部分が多いです。また、(これは意図的なのかもしれませんが)既読スキップがなく、
  ロードできるポイントも少ないため、選択肢を選び直すのが面倒です。
  また、制作者の提示するベストエンドみたいなものは存在せず、
  どんな選択をしてもエンディングには到達し結末を迎えます。
  
  その結果、1周目ではプレイヤーごとにかなり異なるプレイ体験を
  することになります。
  今のゲーム実況が流行している時代に、適応したゲームと言えます。
  (実際、Quantic Dream の創業者いわく、本作はゲーム配信を見た人が
    購入するという流れがあったそうで 
    https://www.gamesindustry.biz/articles/2019-07-15-we-have-a-serious-problem-with-people-not-finishing-our-games-and-still-people-complain-about-replayability )
  
  各プレイヤーが自分だけの物語を体験する、というのはゲームならでは
  だと思います。
  
  また、複数いる主人公の、一人の行動が他方に影響を与える部分についても、
  このゲームではわりと頻発します。
  ゲーム終盤では、このあたりが極めて効果的に使われていて、
  一人の決死の選択が、メディアを通じて他のアンドロイドを助けたり
  くじいたりする結果につながる場面は、すごく印象に残りました。
  
  選択肢分岐がめちゃくちゃ多いのに、それによる矛盾はほぼ見えず、
  またそもそも分岐毎の映像を全部つくっているという労力も含め、
  制作力の高さは純粋に称賛したいです。すごい。
  
  ■
  全体ストーリーについては、詳細はネタバレになるので書きませんが、
  現実の社会問題に踏み込みたいのか、SF的な面白さに踏み込みたいのか、
  少し中途半端だったのかも、とおもいます。
  
  現実の社会問題に踏み込みたいなら、もっと具体的に説得力のある描写が
  ないと納得感がなく、面白みにつながってこない気がします。
  そこはプレイヤーが考えることだ、というスタンスなのかもですが‥‥。
  
  3人のストーリーについては、
  コナー編はこれ単独でも成立するくらいのやさぐれ刑事ハンクとの絡みが良好で、
  アンドロイド全体を左右するマーカス編は本編の選択の核として欠かせず、
  カーラ編はもっと他の編との絡みを増やしてほしかったかも。
  
  キャラクターとしては、僕はコナーくん推しです。
  
  ■
  細かい不満点としては、
   - QTE はいきなり差し込まれて意図しない結果になるので悪い文明。
     難易度選択で QTE の難易度は下げられるので下げておくのが吉。
   - 既読ムービースキップがない。2周目以降つらいので悪い文明。
  
  ■
  「プレイする映画」としては現状の最先端、state-of-the-art、
  というゲームだとおもいます。
  なんとPC版は定価 3,990 円なので、それなりのCPU/GPUがあるならおすすめ。
  
  
【以前の配信(2019/12/21-12/25)】
FGO 第2部第5章「神代巨神海洋 アトランティス 神を撃ち落とす日」/ TYPE-MOON (2019年)
https://news.fate-go.jp/2019/atlantis/
→ クリア時間13時間弱。
  
  尻切れトンボだったので、感想も手短に。
  
  前半に怒涛の新情報があって、やや圧倒されました。
  ここだけでシナリオ成立するレベル。
  
  一方後半に目立ったのは、某鯖が目標を掲げ、
  おぞましくもかがやかしくそれを達成するシナリオ。
  '00年代のノベルゲーで稀によく見たやつでしたね‥‥。
  おぞましさを感じさせないように寄せてはいましたが。
  
  色々ありつつ、終わってみればいつもどおり鯖が死にながら活躍する
  いつものFGOではありました。
  
  今後の展開に期待。
  
【以前の配信(2019/12/16-12/18)】
2DACT/ADV「Reventure」/ Pixelatto (2019年)
https://pixelatto.com/reventure
https://store.steampowered.com/app/900270/Reventure/
100個のエンディングがあるゲーム。
→ クリア時間約15時間。
  
  スタート地点は常に同じで、100個の違うエンディングを見つけるゲーム。
  
  これがノベルゲームであれば、周回ごとに明かされる真実やらなんやらが
  あるところですが、そんなものはほぼありません。
  エンディングの95%くらいは、小学生男子が考えたようなくだらないものです。
  
  スタート→アイテムを拾う→所定位置に移動→使う、がほとんどのパターンです。
  アイテムを持つほどジャンプ力が下がるため、どのアイテムをどの順番で
  持っていくのかについて頭を使います。そこは面白みあり。
  ただ、一度うまく所定の場所にアイテムを持っていったあと、
  死ぬとまたアイテムを回収して移動する作業があるのが、めんどくさいです。
  
  パロディ・くだらなさ・エンディング埋めでゲーム全体の9割が構成されてます。
  1割くらいは、意外性。
  そういうゲームを求めてるならアリ。
  
【以前の配信(2019/12/10-12/15)】
和風謎解きフリーシナリオRPG「狂落天蓋」/ なごみやソフト (2019年)
https://nagomiyasoft.wixsite.com/nagomiyasoft/kyorakutengai
→ クリア時間約20時間(初見1周目でトゥルーエンド到達)
   1周約10時間とフリーゲーム夢現で書かれていたけど、多分初見では無理。
  
  ■
  総評として、本作は主眼である「世界の謎を紐解く」ことにかなり集中できるように
  作られており、そういうゲームが好きなプレイヤーには良ゲーだと思います。
  紐解きの過程の面白さ、紐解いたあとのスッキリ感ともにかなり高いです。
  
  また、特徴的なゲームシステムとして、敵ごとに落とす「魔封珠」を装備ないし
  使用することで、耐性を得たり、さまざまな効果が発動するのですが、
  これらにより、無理そうな敵でも「ギミックさえ見抜けば」ゴリ押ししていくことが
  出来るようになっています。
  適切な難易度のギミックが多いので、ここも楽しめるポイントだと思います。
  (ギミック見抜かなくても、完全にゴリ押しも可能です)
  
  テキストやセリフ回しも、簡潔ですが読みやすく良好です。
  仲間キャラ4人や主要キャラのシナリオは、頭に入りやすいです。
  なお、なにげに R-15 で結構えぐい話も多いです。そこは注意。
  
  ■
  このゲーム感想メモで不定期に何度もでてくるフレーズですが、
  「狂落天蓋」も「ネフェシエル」「イストワール」「魔王物語物語」といった
  系譜のゲームです。
  
  ネフェイスト系とは、大まかに書けば(書くたびに微妙に表現が違いますが)、
  
  1)「世界の謎を紐解く」のが大きな目的
  
  2)世界の成立過程において、操作キャラ・仲間キャラ・主要NPCがおのおの当事者で、
   (隠された)自分の物語をもっている。
    → 謎を紐解く過程で、各キャラの過去の物語を深堀りできる
     → (「魔王物語物語」はここを主戦場にし、非常に印象的に仕上がってる)
     → (「狂落天蓋」もおそらくここがメイン)
    → 操作キャラの物語は、プレイヤー自身のメタ的な物語として投影しやすい
     → いい感じに現代的ないし普遍的な物語テーマでないと、共感がハマりづらい
       (「イストワール」がこのあたり、かなり美味しいネタ拾ってるイメージ)
  
  3)謎およびヒントの提示は、ゲームシステムや物語(書物など)、キャラの告白で
    なされ、プレイヤーはそれを追い求める。
    → 謎やヒントのばらまき方やテキストなどで、表現力が問われる部分でもある。
  
  4)ヒントやその在り処は、基本的には行っていないマップを探索することで得られる。
    そして、プレイヤーのマップ探索順は、かなり自由度が高い。
    → バラバラの情報をプレイヤーに集めさせ、それらが融合するアハ体験のため
    → 探索自由度を高める工夫がゲームシステム側でなされる。
     (敵との戦闘回避の容易性、レベル上げより探索で装備を見つける方が強い、
      戦闘時の作戦の工夫で低レベルでも突破できるようにするなど)
     (「ネフェ」「イスト」「まもも」、方向性は違えどこの部分ハイレベル)
  
  5)得てして、世界の謎は、特異的なゲームシステムやマップ構成にも反映される。
    → システムとストーリーが融合された、デザイン的な美しさを感じさせることが出来る。
    → マップ毎の世界観作り込みがあれば、BGM 表現もさらに活きる。
  
  といった特徴のゲームです。
  
  ■
  さらに、「イストワール」はもう一つ特徴があって、これは「イストワール」が
  マルチエンドであることからも顕著に伺えるのですが、
  
  6)謎を解けたかどうかや、解いた後のプレイヤーの選択で、シナリオ結果を
    分岐させることで、プレイヤー自身も世界の選択をしていることを明示し、
    過去への立ち向かい方と結果を、よりプレイヤーに主体的に体験させることができる。
  
  という要素があります。
  
  「狂落天蓋」も、この部分を明確に取り入れたゲームになっています。
  
  ■
  このゲーム、まず、テキストやセリフが簡潔で上手です。
  謎解きゲーにふさわしい有り様だとおもいます。
  それでいて、会話文は和風で言い回しはさっぱりしており、好印象です。
  
  謎とヒントの提示も上手です。何が上手か書くとネタバレになりそうですが、
  「わからないな」と思うところは、巧妙に「そういうことか」となるタイミングを
  きっちり作ってきます。
  「あーなるほど、◯◯だったんですね」と何回も実況中に言った気がします。
  
  ■
  一方、マップはあまり広くなく、ダンジョンはノンフィールドになっています。
  力の入れどころの問題であって、これはこれで自分はありだと思います。
  純粋にゲームとしてのボリュームは減っていますが、
  世界の謎を紐解くという観点から見て、本ゲームにおいてはダンジョンマップは
  必須ではないと感じます。
  もちろん、マップ探索の楽しみが削られている、というのはそのとおりです。
  
  ■
  各キャラとそのシナリオについては、あまり書くとネタバレになりますが、
  基本的には、童話や有名なおとぎ話(本当は怖いグリム童話的なグロ含む)を
  うまいこと合体させて、「なんか馴染みがあるけど新しい」という不思議な
  物語になっています。
  現代性があるかというとそうではないと思うのですが、馴染みがある感じが
  しつつ新しいような感じもする、そういう不思議なラインをついてきてると思います。
  
  ■
  UIについては、基本ウディタなのでウディタです(説明になってない)。
  装備画面では珠の効果でフィルタができる工夫があります。
  一方、以下2点、改善の余地があると思いました。
  ・仲間編成や仲間会話の頻度に対しての選びにくさ
  ・戦闘時の珠の選びづらさ(状態異常等でのフィルタが装備画面同様ほしい)
  
  ■
  キャライラストは安定しているし、敵のデザインとか結構おもしろいと思います。
  
  ただ、自分もよくわからないのですが、戦闘グラフィックを画面全体として
  みたとき、ウディタUIや文字の線の太さに対して、イラストの輪郭線の太さが
  太すぎるような気がします(戦闘中に大技などでキャラが画面全体になった時には
  違和感がないので、バランスの問題なんじゃないか思っています)。
  イラスト側の線を もう少し細くするかシャープにするかすれば、
  違和感がなくなるような気がします(自信はない‥‥)。
  
  ■
  トゥルーエンドは個人的には、ようやく「めでたし、めでたし」
  と言っても良さそうな内容で、「めでたし、めでたし」と言いながら
  なんかめでたくなさそうな内容が続く本編の過去と対比させて、
  うまいことオチをつけたなあ、と言う印象を受けました。
  よくまとまってると思います。
  
  一方で、これは自分が初見で偶然にもトゥルーに行ってしまったせい
  なのかもですが、最後付近の選択は「なんとなく」やってたら進めて
  しまった感があります。
  もしかしたら、1周目は失敗していれば、2周目でもっと感慨があったの
  かもしれません。そこは分からないところですが。
  
  もし、「イストワール」のように、プレイヤー自身のリアルの過去と
  重ね合わせるようなメッセージ性の物語提示がより強くなされていれば、
  1周目の失敗という要素は、そもそも関係なかったのかもしれません。
  (それはそれで、前記のように多くの人に強く受けるメッセージが
  難しいのですが)
  そこを考えると、改めて「イストワール」はすごいなと思ったり。
  
  ■
  まとめると、「世界の謎を紐解く」RPGとして丁寧な作りで、
  戦闘にも工夫があり、紐解いたあとのスッキリ感がある良作だと思います。
  
【以前の配信(2019/12/8)】
台湾産ホラーADV「返校 -Detention-」/ Red Candle Games (2017年)
https://redcandlegames.com/detention/?lang=jp
→ クリア時間3時間半(エンディング両方到達)
  
  ひとことで言えば、ストーリーの追体験が秀逸な良ホラーADVだと思います。
  (海外でもナラティブで評価されてましたが、そのとおりだと思います)
  また、台湾が舞台の良ホラゲー自体レアで、オリジナリティがあります。
  
  ■
  概要としては、台湾の1960年代、「白色テロ」の時代をモチーフにした、
  学校ホラーADVです。
  白色テロ (台湾) - Wikipedia 
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%89%B2%E3%83%86%E3%83%AD_(%E5%8F%B0%E6%B9%BE)
  
  とはいえ、「政治的な思想弾圧」というものの存在をなんとなく
  知ってさえいれば、十分楽しめるゲームだと思います。
  
  ■
  単なるホラー脱出ゲーとはちがい、主人公が先述の社会背景の中、
  どういう体験をして何を感じたのかを追体験する、
  ストーリーテリングが秀逸です(何が、というとネタバレになるのですが)。
  ゲーム終了後、小説の読後感のような気持ちになります。
  
  謎解きの難易度も、ストーリーを追うのに適度です。
  ただ、たまに手がかりを見落として迷いましたが‥‥。
  
  ■
  上記を支えるビジュアルでは重苦しさの表現があり、
  サウンド面では当時を感じさせるような音声で、
  品質が安定して高いです。
  
  端々から、台湾独自の風習も垣間見えるのも面白いです。
  
  ■
  ホラーについては、ドッキリもあるけど少なめ。
  怖さは、、普通に怖い?(あまり怖がれないタイプなので評価不能)
  割と日本的なホラーに近い印象を受けました。
  仏教っぽいところとか出てきますし。
  
  ■
  政治的な内容を多少は含んでいますが、現在の対立に関係するような
  プロパガンダはありませんし(※1)、また追体験をした
  プレイヤー自身に考えさせるようなタイプのゲームです。
  
  あまり政治について気にしなくても楽しめますし、
  台湾の歴史よく知らない、と敬遠するようなゲームではないと思います。
  
  (※1)
  今の中国共産党への批判とかは出てきません。
  中国大陸でも発売はされて、結構売れてるようです。
  https://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/170808
  
【以前の配信(2019/12/6)】
ACT「シルエットミラージュ」/ トレジャー (1997年)
https://www.treasure-inc.co.jp/p/silhouette_mirage.html
SS版 難易度VERYHARD パラサイトLv6禁止。
→ 視聴者選択により「世界をもとに戻す」ルート。
   メッセージやデモをほぼ飛ばさずで、2時間弱。
  
  やはりギミックをエンタメに落とし込む力が凄まじい。
  さすがトレジャー。
  
  背景ストーリーはなんか重いけど、主人公は明るく
  悲壮感ゼロ。絵もポップ。
  
  サターンでやったゲームの中では、自分としては一番好きなゲームです。
  次がグランディアかな。
  
【以前の配信(2019/12/4)】
ACT「スーパーマリオブラザーズ3」/ 任天堂 (1988年)
公式説明書PDF: https://www.nintendo.co.jp/clv/manuals/ja/pdf/CLV-P-HAACJ.pdf
公式マリオヒストリー: https://www.nintendo.co.jp/ngc/sms/history/sm3/index.html
→ 笛ワープなし、アイテム使用なし、全ステージクリア。約3時間。
   
  小さかった頃はあんなに難しかった高速飛行船もいまでは余裕。
  成長って怖い。
  
  改めてやると、W7の飛行船が、高速飛行船の予習なのか
  切れ目のあるステージになってるなど、発見がありました。
  
  このゲーム最強のザコは、W7-8 にいる火を吹きまくる
  プチパックンだと思いました。
  でも一番のトラウマはやっぱW3-3の丸呑みしてくるプクプク。
  
【以前の配信(2019/11/28-11/30)】
謎解きADV「Return of the Obra Dinn」/ Lucas Pope (2019年)
https://obradinn.com/
「Papers, Please」作者さんの新作。
→ クリア時間9時間(個人差大。ググった感じ7.5時間~15時間くらい?)
  
  ■
  概要としては、船の乗客乗員の死亡シーンを見て、全員の顔と名前を紐付けし、
  それぞれの安否・死因を埋めるゲームです。
  
  詳細に説明すると以下の通り。
   
    西暦1807年、4年前に消息を絶った商船「オブラディン号」が発見。
    プレイヤーは、保険調査員となり、乗客乗員60名の安否と死因を調べる。
    
    船で見つけた死体を調べると、不思議な懐中時計の力で、
    その人が死んだシーン(会話&歩き回れる3D静止映像)を見ることができる。
    同時に、不思議な手帳にその死亡シーンの内容が整理されていく。
    ただし、その死体の人名・安否・死因は記載されないので、
    プレイヤーがみずから記載する必要がある。
    
    手帳には、乗船者名簿や画家の書いた乗客スケッチもあるので、
    それらと乗員の死亡シーンの情報を組み合わせて、考える。
    プレイヤーが全員の安否を正解できたらクリア。
  
  ■
  概要は上記のとおりなので、ゲームとしては、
  死亡シーンを2Dかつ音声なしに仕立て上げれば、
  紙の本やアナログゲームとして作ることができそうなくらい、
  シンプルな内容です。
  
  しかし、ゲームの根幹をシンプルに作ってあるからこそ、
  自動記入される手帳の便利さ、静止3Dシーンを歩き回って調査できる面白さ、
  音声の付加による臨場感など、コンピューターゲームとして
  丁寧にデザインできていると感じます。
  
  とくに、独特な2色づかいの3Dグラフィックは、
  派手すぎず地味すぎず、死亡シーンのグロさも抑えられ、
  なおかつ3Dで歩き回れるので退屈もせずと、
  デザインとして上手いなと感じます。

  3Dシーンで顔をアップにすると、手帳上のスケッチの誰にあたるのかを
  自動でだしてくれるのも非常に便利。
  
  ■
  謎解きの難易度は、はっきりいって高いです。
  
  音声、映像、乗客名簿とスケッチを、つぶさに見ないと
  結構答えがわからないようになっています。
  乗客乗員の大半は屈強なおっさんたちで、識別は難しいです。
  
  もっとも、手帳に3人分の人名・安否の正解を記述さえすれば、
  適当に埋めても自動的に正解箇所を宣告をしてくれるので、
  推理しきれなくても適当に埋めればなんとかなるようにはなっています。
  
  とはいえ、そんな救済措置に頼らないで進めたいですよね?
  自力で難易度の高い人物特定・死因特定をできたときは普通に楽しいです。
  ちゃんと、よく調べれば分かるようになっています。
  
  ■
  船の中で起きた出来事・シナリオについては、ネタバレになるので述べません。
  突飛なことはないのですが、何もなかったわけでは当然ありません。
  
  ■
  高難易度ではありますが、調べ尽くす楽しみにあふれている良ゲーです。
  シンプルな根幹と、それを丁寧にデザインした作りで、
  粒は小さめですが締まったゲームだと思います。
  
【以前の配信(2019/11/27)】
2DACT「Minoria」Ver.1.071 / Bombservice (2019年)
「Momodora」制作チームの新作。
→ クリア時間5時間。
  
  ■
  いわゆるメトロイドヴァニア。
  アクションの気持ちよさ、独特なダーク世界観、トゥーンレンダのかわいいキャラ
  など、前作とは少し方向性が違いますが、良い出来になっています。
  ただ、ボリュームが少なく、ストーリーの深み・アクションやギミックの多彩さ
  といった面では満足はできなかったかな、という感じがあります。
  
  ■
  世界観が独特で、権威者である教会が、従わない者たちを「異端者」と呼んで
  迫害しており、主人公たちも村や家族単位で異端者扱いされた生き残りで、
  その汚名を晴らすために異端者を討滅する立場にいます。
  
  ■
  ゲームとしては、あまり複雑なマップ構成ではなく、
  一応探索してる感じはちゃんとある、くらいの感じです。  
  代わりに、剣による斬撃・ジャンプ・パリィ・回避行動といったアクションで、
  ザコやボスを倒して進めていく部分が主体となります。
  
  ソウルシリーズのように拠点で回復薬の使用回数が最大になるかわり、
  ザコの火力が強く、うっかりすると死んでしまうタイプのゲームです。
  ただ、パリィが相当に強い(※1)ため、初見の場所を心持ち慎重に進めば
  あまり死ぬことはないはず。
  
  アクション自体は気持ちいいです。ザコ相手だとパリィ連打になったり、
  ボス相手だと回避からの連撃の繰り返しになるなど、ややワンパになりがち
  ですが、アクション自体の気持ちよさでカバーできてる気がします。
  
  ■
  前作と違い、ドット絵ではなく2Dトゥーンレンダリングになっていますが、
  今作もかわいいキャラがぬるぬる動くビジュアルになっています。
  この部分はとてもGood。
  
  ■
  難を言えば、定価2,050円からすると純粋にボリュームが少ない。
  自分は半額セールで買ったのですが、それくらい相当かなと。
  
  絵も世界観も良いし、ストーリーやシナリオをもう少し広げられれば
  満足度あがりそうな気がします。
  
  あと、各種効果のあるサブウェポン類(お香)があるのですが、
  回復系以外の存在が空気でした。
  
  ■
  (※1補足)
  Steam のアップデート履歴をみると Ver.1.07 でパリィの受付時間と
  成功時のカウンター与ダメージが上方修正されているようです。
  ネットでレビューを見ると、パリィが貧弱すぎるので回避して
  裏回って斬りつけるだけで単調、という声が見られたのですが、
  自分のプレイ時は、適当にパリィだしてるだけでほぼカウンターが
  とれてザコはサクサク、という印象です。
  
  
【以前の配信(2019/11/18-11/25)】
推理ADV「AI: ソムニウム ファイル」 / スパイクチュンソフト (2019年)
→ steam版。クリア時間29時間(通常20~35時間程度になると思います)。
  「Ever17」「極限脱出シリーズ」のシナリオライター打越鋼太郎氏の新作。
  
  ■
  ライターさんの名前は存じ上げていましたが、プレイしたことがある作品は
  2000年代前半にやった「Ever17」だけでした。
  「Ever17」は、作品全体で整合性のとれたギミックと鮮烈な種明かしを
  決めてくる神作品だったという印象をもっています。
  
  ■
  結論からいえば、本作は推理ゲーとしてのシナリオ展開の高い完成度、
  ノベルゲーとしてはかなり現代的な3Dモデルのグラと良質なボイス、
  尖ってはいないが普遍的なバックテーマを持つストーリーをもち、
  笑いありシリアスありで総合的には良ゲーだと思います。
  
  ■
  「AI: ソムニウム ファイル」のゲーム概要を書いておくと、
  6年前から記憶がない警察官「伊達鍵」が、左目の義眼かつ相棒のAI「アイボゥ」
  とともに、リアル世界の捜査と、対象者の脳内の夢世界「ソムニウム」での捜査を行い、
  殺人事件の謎と自身の過去を知っていくストーリー。
  
  ゲーム操作としては、画面クリック・選択・歩き回るなどのアドベンチャー要素が
  ありますが、文章を読むビジュアルノベル的なシーンが一番多いです。
  
  設定面は上記の通りかなり現代的で、いいじゃん2019年じゃん(語彙力)という感じがします。
  
  ■
  シナリオ展開について。
  
  本作では、複雑な伏線を張り巡らせつつ、すべてキレイに回収しきってくれます。
  捜査中にでてくるほぼすべての提示情報について、そういうことだったのかー
  という回答をだしてくれます。
  
  いわゆる犯人あてとは少し違いますが、プレイヤー側がなんでだろう?とか、
  あの描写はいったいなんだったんだろう?と考えてしまう部分をいくつも作りつつ、
  随時答え合わせをしてくれるので、「やっぱりー」とか「そういうことだったんだ」とか、
  推理ゲーとしての醍醐味をいくつも味わえると思います。
  回答自体について「なんじゃそりゃー」という部分もありましたが、破綻はないです。
  
  これはほんとに流石。Greatです。
  
  強いて言えば、ゲーム体感として中盤後半にはいるまでは、
  発生した事件を追っていくだけなので、プレイヤーとして
  ちょっと受け身になってしまう部分はあるかも。
  
  ■
  ストーリーについて。
  
  あくまでミステリが主体で、人間表現については控えめですが、
  家族愛が背景にあるテーマ・モチーフは、尖りがなく普遍的なものであり、
  衝撃や目新しさはありませんが、いいゲームだったなーという感じがします。
  
  ■
  グラ・音声面について。
  
  3Dモデルで動くアニメチックな塗りのキャラによって、表情・仕草・目線など
  こまかく表現されています。
  今まで、ノベルゲーでは3Dモデルで表現できているものはなかった
  ように思いますし、時代に追いついてるなーと感じます。
  
  「ソムニウム」でのアイボゥの面白選択肢や、ダンスシーンなど、
  3Dモデルでのコミカルな表現がいい感じだと思います。
  MMDとかで見てきたようなコミカルな表現が、進化した感じですね。
  
  さすがに、映画レベルまでの映像表現や画作りまではできてないかなという
  印象ですが、そこまで求めるのは求めすぎという気がします。
  
  ボイス演技についても、全体的に質がそろっていて好印象です。
  
  ■
  もったいないなと思う点を上げるなら、2点ほど。
  
  現代的に洗練されたグラ・設定や素晴らしいシナリオからすると、
  一部の会話周りが「くどい」のが気になりました。
  少し多すぎる同じパターンの下ネタ、キャラクタライズされすぎなオカマなど、
  作品の現代性・カッコよさを損ねていたように思います。
  「軽さ」の表現手段が、微妙なのかなと感じます。
  「伊達」と「アイボゥ」の軽妙なやり取りとかは良かったと思うのですが‥‥。
  
  あと、一部シーン(一部の「ソムニウム」)でクラッシュが頻発しました。
  特に、マップを開いて操作すると、アプリが高確率で落ちました。全体で5,6回ほど。
  再起動&やり直しで数分以上かかるので、こまめにセーブしたほうが無難。
  
  ■
  推理ゲーとしてかなり良ゲーでしたし、この分野もまだまだ発展すれば嬉しいですね。
  
  
【以前の配信(2019/10/20-11/14)】
RPG「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」 / スクウェアエニックス (2019年)
→ 裏ボスクリアまで。クリア時間約83時間。全編3Dモードでプレイ。
   自分のドラクエ歴は1~8で9,10は未クリアです。
   
   正直こんなメモ欄程度では感想が書ききれないのですが、
   総評としては非常によくできたドラクエでした。
   現時点で新しくドラクエやるなら 11S がおすすめというレベルです。
   
   個人的にはDQでいうと3,5に次ぐほどの出来。(3とも5とも方向性は細かくいえば違いますが)
   
   ■
   総じて難易度は低め。
   過去作に比べ自由度は控えめですが、丁寧に準備されたメインストーリーを
   迷うことなく進められる作りになっています。
   
   ■
   ストーリーは、今回とにかく王道。最終目標は魔王を倒す、それ一本です。
   ただし、大筋は王道ですが、見せ方では意表をついてくることも多く、
   退屈することは少なかったです。
   過去のDQらしからぬこともやってくるので、マンネリは感じづらかったです。
   
   1つ1つのメインイベントも、ああドラクエだなっていうまとまりの良さがあります。
   
   本作はDQ1-3のロト三部作とのつながりが強く、最終的にはロトシリーズの柱が
   もう一本立ったくらいの位置づけになります。
   でも、ロト三部作を知らなくても楽しめるし、知ってたらそれはそれで楽しめる、
   といういい塩梅になってます。
   
   ■
   グラフィックの質が非常によく、鳥山明によるよくできたデザインのキャラが、
   アニメチックな3Dで動き回ります。ドラクエ8の正当進化を感じます。
   統一感もすばらしく、全イベントがこのグラで進むので最高です。
   
   とくに人魚イベントはこのグラの貢献が最高にハマったと思いました。
   儚いイベには綺麗なグラがやはり合いますね‥‥。
   あとパレード? もグラが衝撃的でよかった。
   
   ■
   仲間キャラも一人ひとりイベントがしっかりあり、魅力ある個性があります。
   過去作でいうと4が最もキャラ立ちしていますが、それに匹敵するものがあります。
   
   ■
   サウンド面では、初めて声がついたドラクエでもあるわけですが、声による違和感ゼロでした。
   (メガモリーヌという中ボスが妙にかわいい声なのは違和感ありますがわざとでしょう)
   音楽はオーケストラ音源で過去作の名曲が頻繁に流れるのがとてもGood.
   
   ■
   数少ない不満点を上げるとすれば、
   
   ・見知らぬ世界を発見する面が薄い
   言い換えれば、迷わないということでもあるのですが、
   見知らぬ世界を発見する楽しみは薄いです。
   街や地域ごとの文化差異もあまりなく、やや均質です。
   
   ・やや頻繁なロード
   マップ切り替えのたびに5~10秒のロードが毎回挟まるのが煩わしいです。
   ちょっとルーラや空を飛ぶだけでロードが挟まるのは惜しい。
   
   ・印象に残る魔物があまりいない
   魅力的なNPC達と比べると、今回印象的な魔物が少ない気がします。
   4,5,7のようにイベントにガッツリ絡んだり、そうでなくても心に残る敵がいればなぁと思いました。
   難易度が低いことも相まってか、敵キャラの印象が薄いです。
   印象強いのは、クリア後のハッスルじじい・邪やアメジストビーストくらいでしょうか。
   
   ・突然エラー落ちする
   83時間やって2回ほど。
   マップ切り替え時にオートセーブされるので、悲惨なことにはなりづらいと思いますが。
   
   ■
   ドラクエ8ほど広大な世界ではなく、マップは縮めたドラクエ11ではありますが、
   その分メインイベントの濃密さは高まり、非常にできの良い作品となったのではないでしょうか。
   過去作ファンも新規勢にも進められる、ド安定の出来栄えだと思います。
   
   
【以前の配信(2019/10/14)】
STG TH17「東方鬼形獣 ~ Wily Beast and Weakest Creature.」/ 上海アリス幻樂団 (2019年)
→ Normalのみノーコンクリア。
   凡ミスしまくって3回でできたので、東方原作STGとしては
   普通~簡単な部類だと思います。
   
   今回は霊夢がヤクザとヤクザの抗争に巻き込まれる話ですね。
   これまでヤクザ行為を働いてきた報いじゃないでしょうか。
   
【以前の配信(2019/10/12)】
フライトシム「パイロットウィングス」/ 任天堂 (1990年)
https://www.nintendo.co.jp/n02/shvc/pw/index.html
任天堂のスーファミ3作目。
→ エリア5(おもて面)クリアまで。3時間強。
   
   自分の中では「子供の時にやってよくわからなかったゲーム」枠の1つ。
   改めてやってみると、頑張ればできたので満足(レビューになってない)。
   
   スーファミの拡大縮小回転機能つかった表現がバリバリ使われてるところ、
   当時が忍ばれるところがありノスタルジーあります。
   
【以前の配信(2019/8/11-10/11)】
MMORPG「FINAL FANTASY XIV」/ スクウェアエニックス
「新生エオルゼア」(2013年)、「蒼天のイシュガルド」(2015年)
「紅蓮のリベレーター」(2017年)、「漆黒のヴィランズ」(2019年)
https://jp.finalfantasyxiv.com/
シナリオクリアを目的にやっています。
→ Ver.5.0 まで終了(クロニクルクエスト含む)。プレイ時間約235時間。
   
   ■
   ざっくりRPGとしての評価をいうと、
     「新生エオルゼア」はRPGとしてはプレイがつらいゲーム
     「蒼天のイシュガルド」「紅蓮のリベレーター」ではなんとかRPGとして形に
     「漆黒のヴィランズ」でストーリーと設定が噛み合って良RPGに
     この後の追加メインシナリオで神RPGになれるかも??
   という感じです。
   
   元々、骨太な設定と美麗な演出を備えており、
   最新の「漆黒のヴィランズ」でついにその設定を活かした
   複雑で現代的なストーリーに踏み込んできたので、
   今後のひねり方・落とし方次第では神ゲーになる期待があります。
   
   ※なお、本評価はメインシナリオクリアに偏った評価であり、
     やりこみ要素については全く目を向けていません。
   
   ■
   3Dのキャラと美麗背景をバリバリに使ったRPG、
   という点ではやはり最先端です。BGM も当然のように良好。
   
   スクエニの看板ゲーとしてこれらはお約束なのですが、
   じゃあゲームとしてはどうなの?と問われるのもお約束かと思います。
   
   RPGなので、「世界・キャラ設定」「ストーリー」「ゲーム性」と
   その噛合いが評価ポイントになるでしょう。
   
   ■
   まずゲーム概要をふまえておくと、プレイヤーは星の意思ハイデリンとやらに
   「光の戦士」として認められたむっちゃ強いマンとなり、
   仲間たちと一緒に大陸「エオルゼア」の人々のために戦う、というRPGです。
   
   主人公は「光の戦士」となって、国同士や国内部の抗争とか、
   「蛮神」とかいう神の討伐とか、「アシエン」とかいう闇の眷属との争いとか
   に巻き込まれていきます。
   
   ゲーム進行としては、通常はMMOのように人と話をしてクエストを進めていき、
   時々盛り上がりとなるカットムービーやダンジョンが挟まる形式です。
   
   戦闘システムは、ちょっとアクションRPGっぽさのあるMMORPGって感じです。
   
   ■
   FF14は、「世界・キャラ設定」が、(実は)めっっちゃしっかりしてます。
   後述する通り、「新生エオルゼア」の段階ではRPGとしてはイケてないですが、
   土台の設定がしっかりしてたおかげで、「漆黒のヴィランズ」で良RPGにまで
   挽回できたな、という印象です。
   
   ■
   「新生エオルゼア」の段階では「ゲーム性」がひどいです。
   MMO にありがちな、本筋と全く関係ないおつかい・おてつだいを延々とさせられ、
   メインシナリオ進める時間よりそっちの時間のほうが長いです。
   自分、光の戦士なのにこの扱いなんなの? という気持ちになります。
   
   「蒼天のイシュガルド」の途中からは、この点はだいぶ改善されます。
   相変わらず、新しい地域にいくとまずお手伝いをさせられるパターンが多いですが、
   RPGではまああるよねレベルに抑えられます。
   
   「ストーリー」についても、「新生エオルゼア」の最後のほうから、
   NPC たちの波乱万丈や成長物語が始まり、面白くなってきます。
   (個人的には、NPCキャラがすぐ盛り上げのために死ぬので
   「これだからFFは‥‥(DQ派)」とも思いましたが)
   
   そして「漆黒のヴィランズ」でついにストーリーが開花します。
   これまで主人公は、ひたすらエオルゼアのために敵を殴り倒してた
   だけでしたが、積み上げてきたキャラや背景設定をつなげ、
   主人公の敵対する相手の事情と信念も明かした上で、それでも前に進むか?
   (いや進むしかないよなぁ?)というストーリーが展開されます。
   
   ■
   というわけで、「漆黒のヴィランズ」に至り、「設定」と演出力に見合った、
   そこそこのゲーム性と良質なストーリーがようやく揃ってきたFF14。
   
   時間はかかっていますが、徐々に成熟しているのは間違いなく、
   次の2021年(たぶん)のメインシナリオ更新には期待ができます。
   
   ■
   なお、欲を言えば、MMOにありがちな大量の短いサブクエストについて、
   作業感しかないものが大多数であることと、
   光の戦士という主人公の存在が所詮ただの暴力装置でしかないこと、
   この2点を解決してほしいなーとは思うところです。
   特に前者は、エンタメ屋としてのスクエニの本気がほしい。
   
   ■
   正直、235時間かかることを考えると、いま時点でFF14を
   メインシナリオ目当てにおすすめするのは、暇人にしかできません。
   それでも、きっとこれから面白くなるコンテンツだと思うので、
   手を出して損はないと思います。
   
   
【以前の配信(2019/7/31)】
フリゲ夢×大正ロマンADV「夢もすがら花嵐」/ NUMBER7/六夏 (2019年)
http://num7.oteage.net/hana-arashi/
→ クリア時間2時間弱(ED2種類とも到達)
   
   7月末になって急に真夏の猛暑になり、息抜きできれいなゲームをやりたくなって、
   以前ゲーム紹介サイトで見て絵が印象的だった本ゲームをプレイしました。
   
   ■
   期待に違わぬ、大正ロマンでカラフルな色使い・デザイン・フォントと、
   一緒に物語を旅するハイカラで可愛い夢喰いの少女獏。
   それに、夢の世界ならではの大胆な構図の背景や登場人物たち。
   
   ビジュアルデザイン面は、非常に魅力的です。
   
   ■
   あらすじとしては、夢の世界に迷い込んだ主人公が、
   夢喰いの少女獏といっしょに、世界を進んでいくゲームです。
   
   各章とも、非現実と現実が入り混じったおとぎ話のような、
   ちょっと奇妙な世界と登場人物がでてきて、面白いです。
   (書いてて「Forest」/Liar-Soft をちょっと思い出しました)
   
   セリフまわし含め、世界観の見せ方も上手です。
   
   ■
   ゲームシステムは、クリック型探索謎解きADVです。
   難易度はそこそこ。簡単でもなく、高難度でもなく。
   
   ■
   なお、既読スキップや重い演出を何度もすると、
   音飛びが続くようになる(再起動で直る)現象がありました。
   使用ツール(ティラノビルダー)のせい?
   
   ■
   ビジュアル・世界観にふった居心地のいいADVとして、良ゲーの部類だと思います。
   
   
【以前の配信(2019/7/7-7/28)】
PZL「Baba is You」/ Arvi "Hempuli" Teikari (2019年)
http://www.hempuli.com/baba/
→ プレイ時間53時間(隠し面含む全エリアノルマ達成・クリアできた面数198/226)
   
   ■
   ルールを自分で変えながら解く、面クリア型パズルゲーム。
   といっても詳細を言葉で説明できないので、トレーラー動画を検索して見てほしい‥‥。
   
   ■
   トレーラーだけ見ると、ちょっとした軽い発想ゲーに見えます。
   自分はやる前にそう思っていました。
   が、このゲームはパズルゲームとして「ガチ」です。
   
   まず、プレイヤーに対して、きちんとパズルのピースを提示してから、
   それらを応用させるという親切さが徹底されています。
   面構成として、とくに前半は以下のようになっています。
   
     1)新しいルールの仕様を理解させる面(エリアの最初に多い)
     2)それらを応用していく面
   
   なので、プレイヤーとしては、手元にある知識を組み合わせて
   試行錯誤すればなんとかなるはず、、という気持ちになります。
   
   そして、1)のルールの仕様自体が、そもそも「なにそれ面白い」と
   思わせる物が多いのと、
   2)の応用の面については非常にパターンが多くネタかぶりも少なく、
   出来たときに「なるほどー」となる面が多いです。
   
   
   また、最後の方や隠し面になってくると、意識していなかった仕様を
   発見させるという形で、さらに高度な問題を出してきます。
   試行錯誤の中で、「今までこの仕様確認してなかったな」
   「今までこんなこと起きてたけどどういう原理なんだ」
   という、プレイヤーの経験が前提となる探求を求められます。
   これは、ルールをプレイヤーに作らせるという、このゲームならではの
   面白さとうまく結びついていると思います。
   
   
   いずれも、画面上にもきちんと提示されたルールが見えているため、
   そんな答えありか?みたいな理不尽さが相当少ないです。
   
   ■
   前半だけでも十分楽しめるし、後半は相当歯ごたえがある部分もあります。
   総じて、丁寧につくられつつ硬派で良質なパズルゲームです。
   
   
【以前の配信(2019/6/28-7/2)】
2D探索ACT「Bloodstained: Ritual of the Night」/ ArtPlay (2019年)
https://artplay.co.jp/portfolio-items/bloodstained-ritual-of-the-night/
→ 悪魔城で有名な五十嵐孝司プロデューサー(IGA)のコナミ退社独立後
   はじめての新作アクションRPG。
   本編クリア時間:約14時間
   
   (Disclosure: 自分は FanGamer における本作品の支援者です。
   以下のコメントは、それによる偏見が含まれる可能性があります)
   
   ■
   これは間違いなく良作。
   2D探索ACT、まだまだ現代でもやれることを示した素晴らしい作品。
   
   10年以上ぶりにIGA城さわったのですが、さすがIGAAA、
   これは本物だなという気持ちになりました。
   
   ■
   以前からある悪魔城の、洗練されたエリア探索・戦闘アクションの
   ゲーム性はそのまま。
   # そのためにIGA氏は退社独立したので、当然ですが
   
   そのうえ、旧来の延長として、新技術適用や現代的な3Dビジュアル表現を加え、
   ところどころ遊び心もあり。普通に面白いとしかいいようのない出来です。
   BGM もよし。(ファミリア・ガルボス連れてピアノ座ると歌ううたもよい)
   
   ストーリーは新規でベースがないところから持ってきたところもあり、
   少々テンプレ気味ではあるものの、背景設定がしっかりある上、
   ゲーム中の話の展開とゲーム進行との調和が高く、さすがだなと思わされました。
   
   ■
   遊びやすさが本作のすごいポイント。
   
   最初から、始終テンポよくいろんなマップ・敵・ギミックがでてきて、
   プレイヤーがそれらを、ああかなこうかな?と思いつつ楽しむ、
   そういう環境が整っています。
   
   当然、ときどきはプレイヤーに「これは殺しに来てるな」と思わせる
   場所も作って盛り上げてきますが、回復兼セーブポイントの密度が高めで、
   すぐにやり直せる配慮があります。
   
   ボス戦も一戦の時間が適切で、そういう細かい部分の抜かりがありません。
   
   また、アクションがメイン(ココ重要)であるものの、RPG的なレベル・装備
   ・HP回復アイテムがあり、むずかしいシーンでは補助に使えます。
   でも、あくまでアクションがメイン。
   
   これらは悪魔城チームが培ってきた経験であり、これは「本物」だなと感じます。
   
   ■
   シリアスに見えて、各所に遊び心というかエンタメを仕込むサービス精神も豊富です。
   
   例)
   ・支援者の飼っているネコ・犬の顔のでかいモンスター
   ・「ぶっ殺しておくれ!」のフレーズが印象的な討伐クエストおばさん
   ・主人公ミリアムの料理をたべたときの演技
   ・「上に落ちる悪魔を見た」という情報が真面目に語られる
   ・妖精のファミリアガルボス連れてピアノ座ると歌うギミック
   
   小難しさよりも、こういうちょっとしたエンタメを入れていく姿勢、良いと思います。
   ゼルダの伝説神々のトライフォース(SFC)がこのジャンルで確立させた、
   なにかすると気の利いた返しがくる楽しさ、みたいな精神が垣間見えます。
   
   ■
   本作で、IGA城のようなメトロイドヴァニア、まだまだいけるぞとはなりました。
   次作、どのように勝負してくるのか、楽しみです。
   
   ■
   なお余談ですが、うちのミリアムは、最後まで剣をブーメランのように投げつづけ、
   ボス戦ではおにぎりを10個以上同時に食う女と化していました。
   
【以前の配信(2019/6/18-6/27)】
FGO 第2部第4章「Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ 黒き最後の神」 / TYPE-MOON (2019年)
https://news.fate-go.jp/2019/yuga-kshetra/
あらすじ(公式サイトより)
> 空想の根を断つ旅。異聞帯を巡る戦いは、より激しさを増していく。
>  いずれ訪れるキリシュタリアとの戦いに備えるべく、
> 新たな戦力と物資の補給を求め、一行は第4の異聞帯に車輪を進める。
>
> ―インド異聞帯―
>  その大地に荒れ果てた様子はなく、人々は皆、神への祈りを日課とし、
> 慎ましい日々を送っていた。
>  人によって法が定められた中国異聞帯とは真逆の世界、神の法に定められた清淑の地。
> すべての“悪”の排斥のため廻り続ける世界で、カルデアのマスターを待つものとは――。
→ クリア時間11.5時間
   難易度は最後の方だけ高め
   
   ■(以下ネタバレあり)
   2部4章は、大きなテーマとしては(あらすじにもちらっとある通り)、
   唯一神が支配する道徳・ルールへの反逆と、それによる神の喪失を
   描いたものでした。
   
   2部3章中国は、始皇帝が人から神的な存在に至った話なので、
   それとは対称的です。
   
   唯一神の暴力性は作品中明らかで、そこへの反逆の過程に多くの
   サーヴァントが関わるため、今回はやや群像劇に近い面が
   出てきます。
   
   ■
   各サーヴァントのそれぞれキャラ描写は例によって濃いめであり、
   FGOらしさがあります。
   
   特に、唯一神が使役するサーヴァント3体は、
   人としての心を唯一神に操作されており、そこから各々別の形で逃れる
   流れが描かれており、その過程でキャラとストーリーを
   同時に描くことができています。
   
   また、クリプタ―側のペペロンチーノとの交流が今回はとくに多く、
   敵側キャラもまた、各自の信念に従って行動しているということを
   強く提示してきています。
   
   ジナコとカルナさんについては、Fate/Extra CCC からの絡みを
   これもうまく使っていると思います。
   
   まあFGOはキャラゲーですよね、という感じですね。
   そのあたりは上手いです。
   
   あとは新所長が活躍するシーンもあって良き。
   
   ■
   一方、個人的に少しだけ微妙かもとおもったのは、
   ストーリー演出上の装置に、キャラの行動が引っ張られて感じられる点です。
   たとえば、キューブにこもるところや、最後にアシュヴァッターマンが
   出てくるところなど。
   
   よく出来た群像劇であれば、各登場人物がそれぞれの信念や行動原理を
   持っており、その点が見どころの一つになると思います。
   その点、一部ですが、ストーリー進行ありきに見えてしまう部分があり、
   そこは残念かなと思います。
   
   ■
   今回も、2部のこれまでの章と同様、結局カルデア側としては、
   汎人類史のために他の歴史を滅ぼしたに過ぎません。
   今回も、これでよかったと思うしか無い、という精神ダメージの蓄積が続きます。
   この点は、あとの章で展開があるのでしょう。
   
   ■
   唯一神がいなくなったあと、少女アーシャはこれまで信じてきた
   祈りという行為を、今後はどうすればいいんだろう、とつぶやきます。
   
   現実の歴史でいえば、カント的にいえば、人がみずから道徳規範をもち、
   理想の集合体としての想像上の神を持つか、あるいはニーチェ的にいえば
   神は死んだ、地上・身体の復権だ、みたいな話になるわけです。
   
   アスクレピオスが、蘇生薬にまで人はたどり着けるだろうか(たどり着いてほしい)
   と言ってるので、現実の歴史と同様、神が絶対でなくなり、
   科学や現実に向かうということを、制作側としては
   肯定的に描いたのだろうなとは思います。
   
   実際にはこの異聞帯も消えてしまう、と考えると全て虚しさがありますが、、
   5章以降に期待というしかないですね。
   個人的には、そろそろ現代人にも通じるメッセージやテーマが
   出てきてもいいのかな思います。
   
【以前の配信(2019/6/11-6/17)】
ミステリADV「シロナガス島への帰還」 / 鬼虫兵庫 (2018年) 
https://shironagasu.tabinomichi.com/
あらすじ(公式サイトより)
> 大富豪の遺書の中に残された『シロナガス島』への招待状。
> ニューヨークで探偵業を営む男『池田戦』は
> 特殊な能力を持つ少女『出雲崎ねね子』と共に島へと向かう。
> そこで起きる数々の奇怪な殺人事件。
> 果たしてシロナガス島に隠された真実とは……?
> すべての謎を解き、呪われた島から脱出せよ!
→ クリア時間:5時間半(配信のため文章読むのはややゆっくり)
   ノベル+クリックゲーなアドベンチャーゲームです。
   
   ■
   このゲームの魅力は、やめどきを作らせない、
   イベントの連続・テンポにあると思います。
   開始して20分ほどで島についてから、全体の8割頃まで、
   イベントをあの手この手でひっきりなしに入れてきます。
   1つ1つのイベントは小粒~中粒なのですが、
   丁寧に隙間なく配置されていて上手だと思います。
   
   否が応でも、プレイヤーに主体的に対応させるような
   場面を作り続けてくるので、ノベル部分も含めて、
   紛れもなくこれは「ゲーム」だなという感じがします。
   
   ■
   ミステリ、いわゆる犯人当てや方法当ても、
   いろいろなイベントのうちの、大きめの一つとして存在しています。
   謎自体は比較的簡単だと思いますが、ゲームのイベントとして
   しっかり成立していると思います。
   
   ■
   キャラクターについて、各キャラやキャラの関係性について、
   もう少し掘り下げがあっても良かったかなという気はします。
   特に、強くキーになるキャラについては。
   
   もっとも、各キャラそれぞれ個性があり面白みはあったゆえ、
   そう感じるところもあるとも言えます。
   とくにねね子は、続編がみたいなという気持ちがあります。
   
   ■
   大きなストーリー全体や演出は、やや凡庸・ありがちかな、
   という気持ちはあります。
   脳の記憶と取り出して、中身が見られる技術が、ゲーム展開自体に
   組み込まれてるのは面白かったですが、ちょっと出し方のインパクトが
   なかったかなーという気も。
   
   もっとも、最初に書いたとおり、このゲームは大きなストーリーではなく、
   より細かい粒度のイベントの連続による、プレイヤーへの
   絶え間ないゲームプレイ感の提供が魅力であり、
   物足りない感はあっても、マイナスにはなっていません。
   
   ■
   プレイヤーに当事者感をもたせるのは上手い作品だったので、
   さらにどこかでプラスアルファがもっと付けば化けそうだな、
   という期待感があるゲームでした。
   
【以前の配信(2019/6/4)】
ネコロイドヴァニア「Gato Roboto」/ doinksoft (2019年) 
https://gatoroboto.com/ 
https://store.steampowered.com/app/916730/Gato_Roboto/
→ クリア時間:2時間45分
   
   ネコがバトルスーツ来て探索するメトロイドヴァニアだよ。
   小粒でまとまった佳作だとおもいます。
   
   ドット絵はすごくメトロイド、ちょっとだけグラディウス。
   
   難易度は、戦闘もギミックもやや低め。
   ネコはつよい。最初のボスはつよいけど。
   
   全体を通してシンプルな作りです。
   エリアへ侵入→敵とギミック・ボスを攻略→アイテムGET→次へ
   という流れを楽しめます。
   そのぶん、隠し通路発見とかは、だいぶ少なめ。
   
   ストーリーも、途中で少しずつ明かされていきます。
   人間は愚か。
   
   メトロイドヴァニアにしては、ライトなプレイ感ですので、
   サクッとネコの強さを味わいたい方にオススメです。
   
【以前の配信(2019/5/26-6/3)】
フリゲRPG「デイドリームリバー」/ 莞爾の草 (2018年)
http://kanjinokusargss3.hatenablog.com/entry/2017/10/29/214708
https://www.freem.ne.jp/win/game/18952
> 目に見えるものだけが全てではない。現代SF、長編RPG。
第14回ふりーむ!コンテスト『長編RPG部門 金賞』受賞作品
→ クリア時間:15時間(本編のみ;サブクエストもやると倍くらい行くらしい)
   ふりーむ金賞ということもあるので、率直にコメントを記載します。
   
   序盤は学校脱出ホラー、中盤以降は学校をでてストーリーメインのRPG。
   現代SFとうたってますが、サイエンス要素は薄く現代ファンタジーが近い。
   
   大枠のストーリー展開としては、世界の平和的なものは確保されるのですが、
   主人公キャラたち個人については、ある意味ほぼ何も問題が解決しないので、
   ハッピーエンド的ないし問題解決的なカタルシスを期待する方には向きません。
   
   ■
   最序盤、いきなり魔法が使えて「???」と疑問が浮かびますが、
   これは後から説明があります。
   # ただ、その説明の自体が「???」かもしれません。
   
   ■
   ストーリー演出は、正直うまくないです(真剣に作ってるのはすごく分かるのですが)。
   身内が死んでるキャラがいるのに、そこでギャグシーンを入れたり、
   登場人物が唐突に誘拐されたり、さっくり死んだり、それがホラーでもない箇所が多く、
   中盤以降ずっと、軽薄な感じが否めません。
   また、いじめ、強権的な親、新興宗教、共産主義革命、いろいろ要素を
   入れていますが、表面をなぞるだけで扱いが浅薄です。
   
   結果的に、おそらく本作の主題であるところの、
   各主人公キャラはある意味問題解決しないで終わっていくという、
   その結果に至るまでの経緯の説得力が弱く、主題がきちんと伝わってきません。
   
   教祖様の正体もあれだと、社会派な目線からみたら、
   新興宗教のカリスマなんて実体は我々とは全く異世界の人物だ、
   ということになり安っぽすぎるし、ホラー的に見るなら
   そこに至る盛り上げがないのではという気がします。
   強いて言えば、子供向け戦隊モノの悪い人が実は怪人だったみたいな見え方でした。
   (それ以外の作者さんの意図かもしれないのですが‥‥)
   
   # あと最後の50m級くんは一体どこへ‥‥?
   
   ホラー部分の演出は、B級ホラー系でいい感じです。
   スチル絵と合わせて、いい部分だと思います。
   
   ■
   世界設定についても、ああなるほどそういう世界ね、とは自分はなれませんでした。
   
   完全なファンタジーか、ネタゲーならいいのですが、
   現代実写系を志向してる雰囲気の中で、「それはおかしい」となる部分が多すぎます。
   
   例えばマップについて、学校から外に出て地元の街~周辺にいるときが
   特に顕著なのですが、現代日本の設定なのに
    ・一般家庭の家に入ったところに女神像が立ってる
    ・なぜか街のすぐ外でモンスターが襲ってくる
    ・なぜか裏山に宝箱が普通に落ちてる
    ・電車で最果ての駅までいったら、駅舎の周りに全く何もない
     道すらなく、謎の細い曲がりくねった海岸や洞窟があるだけ
   など、真面目に考えるとSAN値に影響がでそうなレベルで違和感があります。
   千代田区に原発があることが提示されるのも、リアル日本との背景差異もなく
   突然でてくるので、現代日本と何が違って何が違わないんだ‥‥?となります。
   
   また、キャラのやること・状況判断も、理解に苦しむことや、
   現代の常識からするとおかしい(放射能が水に溶けると考えていたりのような)こと、
   などが多く、しかしそのズレに対する説明(ベタ・メタ含む)がないので、
   「デイドリームリバー時空」における常識がよくつかめませんでした。
   
   プレイ配信中、キャラのズレっぷりが理解できなくて、
    「うっかり(ゲームキャラが)日本語みたいなことしゃべってるから、
     日本語の僕たちの常識が通用すると思ってしまうけど、
     同じ日本語ではないんだと思う」
    「言葉が通じないものに対して批評は通用しないんだよ」
   ということを言ってしまったくらいです。
   
   ■
   戦闘の難易度は低めです。味方側のスキルがとかく強いせい。
   アイテムが不足しなければ、困らないと思います。
   各キャラの役割の違いが割と明確で、戦術を考えやすく良いと思います
   
   ■
   作者さんのやりたいことをとにかく詰め込んだ、そのことはすごく伝わって来ます。
   でも、中盤以降、どこにフォーカスを置こうとしているのか、よくわかりませんでした。
   自分にはうまく受け取れなかったようで、残念です。
   
【以前の配信(2019/5/17)】
絵画PZL「Gorogoa」/ Buried Signal (2017年)
http://gorogoa.com/
→ クリア時間:1時間40分(パズルゆえ個人差あり)
   海外のGDCや、日本でもゲームデザイナーズ賞をとってる作品。
   
   動く絵画を使ったパズル。やれることは、
     ・絵を4マスの中で動かすこと
     ・絵の一部をクリックして視点を寄せる/引く&上下左右に移動
   だけ。
   ゲームの目的も、基本的に5色の果実を探してGETするだけ。
   
   なのに、これがすごいんだな。
   センスなんだな。
   謎が提示される→ごちゃごちゃ動かす→芸術的な絵面→アハー
   
   パズル自体は、すごく簡単でもないですが、そんなに難しくないです。
   取れる選択肢も限られてるので、ほぼそのうち正解に気づけます。
   子供と一緒にやっても面白いかも。
   
   良ゲーです。
   
【以前の配信(2019/5/8-5/14)】
2DACT「Rabi-Ribi」/ CreSpirit (2016年)
https://store.steampowered.com/app/400910/RabiRibi/
台湾産のうさ耳弾幕メトロイドヴァニアです
→ クリア時間:20時間(1周目難易度Normalポストゲーム込)
   
   パステル多めのドット絵がいい感じなメトロイドヴァニアです。
   また、指示された方向を無視して、探索するのがとても楽しいゲームです。
   
   ■
   素晴らしいと思ったのが、脱線してどんどん冒険することを
   一貫して支えるゲーム設計となっていることです。
   
   普通に作ると、寄り道したら無駄足になったり、
   であった敵がつよすぎて進めなかったりします。
   
   ですが、Rabi-Ribiでは、寄り道して偶然みかけた美少女や美少女ケモと戦い、
   倒して街に送った人数に応じて、本編のストーリーも進むので、
   指示に従わずに寄り道してもちゃんと話が進みます。
   
   しかも、それまでに集めたアイテム数に応じて相手キャラのレベルが変わるので、
   脱線して早々にあった相手が強すぎる、ということもないです。
   
   ■
   アクションとしての操作性は、普通に良好。
   攻撃は、相方となる妖精リボンの射撃と、主人公エリナの近接ハンマーの
   組み合わせになります。
   自分は、特に苦労することなく使いこなせました。
   
   ■
   演出について、各ボスは弾幕を飛ばしてくるタイプで、
   いろいろと東方シリーズを彷彿とさせるものがあります。
   
   絵面としては、美少女や美少女ケモしか出てきません。
   ドット絵のキャラは可愛く、クオリティは高いです。
   立ち絵は、安定したアニメ塗りの絵です。
   一部、これは痴女では‥‥?みたいな謎デザはあります。
   あと百合成分多めです。
   まあそこの受け止め方は人それぞれ。ある種のサービス精神。
   
   ■
   個人的に、自分で勝手にどんどん探索することが好きなので、
   Rabi-Ribi はとても合いました。
   良ゲーだと思います。
   
   
【以前の配信(2019/5/4-5/6)】
フリゲADV「真昼の暗黒」 / 冷蔵庫/Summertime (2018年)
http://summertimeinblue.net/mahiru/
ジャンル:サイコサスペンスノベルゲーム
ティラノゲームフェス2018グランプリ作品 15歳以上のみプレイ推奨
→ PC98風なスチル絵のあるサイコサスペンス
   あるいは、異常犯罪者と犯罪被害者遺族の合理的不合理
   クリア時間5時間20分
   
   感想みるよりやったほうが早いタイプのゲーム。
   
   ノベル主体で選択肢はすくなく、
   ただし、過去に起きた出来事を探らせるようなインタラクティブ性を
   ゲームにうまく入れて演出しているタイプです。
   
   ミステリの作法で、謎をベースに読者をうまく引っ張っていって、
   サイコをきっちり見せてくれる佳作だと思います。
   最後だけ、万人向けでないのでそこは評価が分かれそうですが、
   そこは作家性、もしくはフリゲなのでやりたいことやってるでいいかなと。
   # 鬱ゲーの系譜ですね。。
   
   文章は上手。読みやすいです。
   子供が子供にしては全体的に大胆すぎる気がしますが。
   (設定上あれでいいのかも‥‥?)
   
   絵も、PC98風な大きなドット絵で、きっちり描かれていて良いです。
   特に、序盤の子供らしいかわいい絵と、大人の入り混じったり憂いの表情がよい。
   
   ■
   虐待を受けて育った異常犯罪者というモチーフは、
   わりと手垢がつきまくった設定だとは思うのですが、
   こういう結論はあるようでなかったのかもしれない。
   
   一応、性的暴力的な部分でだいぶ刺激が強いので、
   不慣れな人は、やや注意。
   自分は余裕でした(おじさん感)。
   
【以前の配信(2019/4/28)】
STG「グラディウスII -GOFERの野望-」(AC版) (1988年)
PC版の「Anniversary Collection Arcade Classics」より
https://store.steampowered.com/app/1018000/
→ 4番装備で1周目ノーコンクリア。
   クリア時間18時間くらい(STGなので当然人によります)。
   
   グラディウスIIのACは世代的に上だったのでやったことがなく、
   自分のグラディウス歴としては、
    I(FC) > III(SFC) > 極パロ(SFC) > III&IV(AC版/PS2移植) > V
   になります。
   
   IIIとIVをノーコンクリアできてるし、IIはそれより簡単だから
   苦労しないのかなと思ったら、意外と苦労しました。。
   
   IIは、たしかにフル装備状態での難易度がIII,IVより低いのですが、
   死亡後の復帰がかなり難しいですね。
   別の種類の難しさを感じました。残機が意味をなさないシーンが多いというか。
   
   IVが、フル装備でのパターン安定性を崩して、復活を楽しめる
   ゲーム性を意識されてたのが、改めてわかりました。
   その分、パターンを覚えれば、ノーミスクリアはIIのほうが
   圧倒的に安定するし、その計算できる部分がアーケードだと
   好まれたということなのかもしれません。
   
   ゲーム的にはIVの原型だけあって、見たことある感じではあるのですが
   31年前のゲームとしては驚くほど、色褪せをさほど感じさせません。
   あこがれの最終面最後の、クラブ抜けができて楽しかったです。
   さすがに良ゲー、これがPCでできる時代に感謝です。
   
【以前の配信(2019/3/25-4/17)】
3DACT「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」/ フロム・ソフトウェア (2019年)
https://www.sekiro.jp/
→ 1周目まで配信、攻略情報一切見ず。
   クリア時間約60時間。
   
   例によってフロムの高難易度ACTという体は変わらずですが、
   ダークソウルから見た目やゲーム性をかなり変えていて、
   なおかつ完成度が極めて高い、神ゲーだと思います。
   
   自キャラ性能の成長がすぐ頭打ちするようにして、
   ボス撃破にはプレイヤー自身が成長するしかないというゲーム性は、
   現代の商業ゲーおいては調整がかなり難しいと思いますが、
   よく作ってくれたと思います。
   
   ACT慣れしてる人にとっては、自身の成長が感じられるという良いゲーム。
   たぶんですが、ACTが多少不慣れでも、攻略でやり方をみれば実践できるはず。
   (最序盤だけはスキルもなくこの点キツイ気もしますが‥‥。火牛とか)
   
   また道中のギミックやパターンも、メリハリがあり、
   コピペ的な散漫さを感じるところがほぼ見当たりません。
   ステージごとのグラフィックのBGMアレンジもきっちり作り込まれています。
   このあたりも完成度、非常に高いです。
   
   登場キャラは少ない分、一人ひとりがしっかり演技・役柄があります。
   とくに蘆名弦一郎みんなに大人気。
   
   なお、ストーリーは、例によってフロムはちゃんと語らないので、
   フレーバーで雰囲気はあるけど、きっちりしたものはないです。
   
   万人向けじゃない点があるとすれば、急激に上がっていく難易度に対して、
   「自分が成長する」「スキル・能力を上げる」「インチキを探す」
   「攻略サイトを見る」などのやり方がいろいろ選べる中で、
   選んだ手段によっては、なかなかうまくいきづらいケースがあることですね。
   プレイヤーが好きなやり方をとった結果、クリアしづらいことがあるという。
   この手のゲームの定めかね。。
   
   この、構造上どうしようもない部分以外は、
   ほぼ満点をだしてきたゲームだと思います。
   
【以前の配信(2019/3/19-22)】
「ゴルフストーリー」/ Sidebar Games (2017年)
http://flyhighworks.heteml.jp/games/golfstory/
→ 現時点でSwitchのみ販売の1,500円のゴルフゲーム。
   クリア時間15時間。

   本編は昔からある、ボタン3回押しで打つゴルフです。
   スピン効果が弱めですが、それ以外はみんゴルにかなり近い印象。
   そこに、イベントストーリーやサブチャレンジをくっつけた
   ゲームになります。

   ほのぼのした雰囲気のドット絵ですが、
   良い歳したおっさんが一念発起して昔の夢である
   プロゴルファーを目指す話で、ややシュールです、

   開始1時間は凡ゲーか?と思ったのですが、
   そこにつけられたストーリーやミニゲームが、
   笑いありシリアス?あり知識編ありで、いい感じです。
   こういうのはセンスがいい、というのでしょうか。
   (半熟英雄から変なノリを抜いてあげた感じ、でしょうか)
   翻訳がかなり良好で、キャラ同士の掛け合いも良好です。

   普通に良ゲーです。

【以前の配信(2019/3/7-16)】
サウンドノベル「428 〜封鎖された渋谷で〜」/ チュンソフト (2008年)
http://www.spike-chunsoft.co.jp/428/
→ 複数人の視点を切り替えながら話を進める、いわゆるザッピング形式の
   サウンドノベルです。同社の「街」と同形式。

   ■
   総評としては、(本編は)既存の「街」からくらべて、
   かなり一般向けドラマを意識した作品になっていると思います。
   完成度は、その括りとしては高く、よくできた作品です。

   表現の面で言えば、↓のとおり
    ・PS3 世代になったおかげで、過去より解像度が高い(HD解像度)
     → おかげで単純に文字が読みやすく、写真や動画もくっきり
    ・俳優さんの静止画での演技も、はっきりしていて馴染みやすい
    (ヒロインがかわいい、男がイケメンだったり渋かったり味があるなど顕著)
    ・文章も(本編は)テンポよく読みやすい

   メインストーリーも、テレビドラマっぽく、主人公5人の話が、
   最終的に1つに収束していきます(制作側は「24」を意識したみたいです)。
   1つに収束するまでに、明かされてくる情報の段取りや破綻のなさは、
   完成度が高く、ポイント高いです。

   やや気になるところは、「その選択肢間違いでのバッドエンド要る?」
   となる部分が散見されることです。
   バッドエンドより早く本編の展開を見せてほしい、ということの現れなので、
   本編がそれだけパワーがあるということかもしれません。

   ■
   「街」は各主人公の独立性が高く、それぞれの話がオムニバスとしてある中で、
   渋谷というバックグラウンドが場として浮かび上がり、すれ違う人々の場として
   描かれるという構図に対して、
   「428」はもっと単純に、大都市東京渋谷という場所での一本のドラマ、
   という形式になっています。
   自分の好みとしては「街」なんですが、「428」も良ゲーです。

   ■
   なお、おまけ編として、数時間分あるTYPE-MOON作の絵:社長/文:奈須きのこ
   のパートがあります。
   ネット上では、一定層がよく叩いているパートになるのですが、、
   本編は一般大衆向けテレビドラマ風なのに、いきなり古のノベルゲーが始まるので、
   受け付けない人も多くてむべなるかな、という感じです。
   
   でも、自分はきのこ履修済みだったので、普通に楽しめました。
   このパート、完成度は普通に○だとおもいます。いつもの、って感じです。
   ただ、きのこ汁ドバドバな演出は、できてなかったかもしれません。
   (やっぱり、奈須きのこさんは、他作品の世界観に合わせてでなく、
     自分の世界観の中でフルパワーを出せるタイプかもしれません)
   地味に声優さんの演技は良かった気がしました。

【以前の配信(2019/3/5-6)】
2DACT「Wonder Boy: The Dragon's Trap」/ Lizardcube (2018年)
http://www.thedragonstrap.com/
「モンスターワールドII ドラゴンの罠」(1989年)リメイク作
→ 個人的に原作の前々作と前作の移植作品、
   「高橋名人の冒険島」(FC)、「ビックリマンワールド」(PCE)を
   子供の頃けっこうやってたので、やってみました。

   ドット絵・BGMを昔風と今風にボタン一個で切り替えられます。
   切り替えるゲーム的意味はないので、ただの懐古趣味ですが。。

   ゲーム内容のほうを期待していたのですが、
   割とマイルドな昔のアクションRPGですね。
   ビックリマンワールドはよくできた面クリアタイプの
   アクションゲーだったのですが、これは昔っぽい
   今となってはやや凡庸な作品かも。。

【以前の配信(2019/3/4)】
2DACT「Touhou Luna Nights」/ Team Ladybug (2019年)
https://store.steampowered.com/app/851100
http://www.teamladybug.info/
→ 東方二次創作メトロイドヴァニア
   クリア時間3時間半(ただし自分はこの手のゲームに慣れている)
   アクションゲームとしては、普通~やや易しい部類(たぶん)

   フリゲのACTも作っていたkrobonさん作成の2Dゲームエンジン
   「mogura engine」製の2DACTゲーム。難易度は普通。

   全体として、原作をモチーフとした操作ギミック・ザコボス・BGMを
   きっちり意識したゲームになっています。
   アクションだけとっても、
     ・主人公の咲夜さんが時間停止してナイフを投げる
     ・刺さったナイフを回収できる(MP回復)
     ・敵や弾に近づくとグレイズ(各種回復)
   など、ありそうで意外と実装された二次創作は少ない気がします。
   アクションとしての操作性も良好です。
   強いて言えば、積極的にグレイズしようとすると、終盤以外は逆に難しいのが、
   人によっては不親切かもしれません。自分は気にならなかったですが。
   ドット絵・BGMもかなり良好。

   一方で、短編であり、ステージギミックやゲーム全体の演出は、
   かなり控えめです。
   総じてサクッとやれる、佳作ゲーだと思います。

【以前の配信(2019/2/24-3/2)】
フリゲ「細胞神曲 Cell of Empireo」/ 鱶尾工業 (2018年)
https://lamondocommedia8.wixsite.com/stf-cos
ジャンル:探索×選択、生還&真相解明系バイオサスペンス
→ ツクール2003製の小長編ADV。
   クリア時間20時間(Sエンド到達まで)
   全編とおして、作者の気合が感じられる作品。

   あやしい人体実験をしている新興宗教団体に潜入して脱出する話。

   登場キャラの濃いめの描き方、演出の細大両面での熱量の高さなど、
   かなり気合がいい感じに入ったフリゲです。
   フリゲはパワーだ派の方、プレイ推奨します。

   難易度抑えめなのでその点で人を選ぶことは少ないと思います。
   ホラー要素は少しだけあると思います。

【以前の配信(2019/2/13)】
ACT「つっぱり大相撲」/ テクモ (1987年)
https://www.nintendo.co.jp/clv/manuals/ja/pdf/CLV-P-HACEJ.pdf
→ 有名なFCゲーで、Switch Online で配信されたのでやってみました。
   これはとても良ゲーですね!

   対戦ゲームとして、離れて張り手、組んで寄り・押し・つり・投げなど、
   シンプルながら色々やれるし、互角の相手とやるとCPUでも熱いです。

   しかも、勝つとレベルがあがって、体力・押しの強さ等があがるので、
   最初はまともな取り組みにならなくても、そのうち互角になるように
   なっています。
   演出もコミカルで面白いです。
   Switch Online 加入者ならできるので、これは押しです。

【以前の配信(2019/2/8-2/12)】
RPG「BLACKSOULS -黒の童話と五魔姫-」/ イニミニマニモ? (2017年)
http://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ203687.html
→ ツクール2000製RPG。R-18ですが、全年齢モードがあるのでそちらをプレイ。

   ざっくりいえば、探索系フリーシナリオRPG×エログロ童話です。

   構成としては「ネフェシエル」「イストワール」「魔王物語物語」といった
   フリーシナリオ系の名作の↓の特徴をもちつつ、
     (シンボルエンカウント、シナリオ進行度的なものの存在、
      多くのNPCとその経歴や末路があり各所から読み取れること、
      ボスにたいして正攻法でなく搦手が有効なケースが多い、
      主人公やNPCたち自身が、ゲーム世界の成立や歴史の謎に深く関わっている)
   ビジュアルノベルとかで見られるような、主人公と(エロ含みで)結ばれる相手との
   関係を、シナリオレベルで強引に動かすやり方を組み合わせたという
   感じです。
   
   全年齢モードでやると、後者の部分が少し弱まってしまうと思われたので、
   R-18でやれるならR-18でやったほうが良いかもです。
   
   探索をしっかりすれば、戦闘面ではインチキな勝ち方ができるので、
   この世界の探索を楽しめれば、十分楽しめると思います。
   
   フリゲプレイヤーとしては、この手の探索フリーシナリオの
   また一つの変わり種として佳作だと思うので、プレイおすすめします。

【以前の配信(2019/1/27-2/7)】
3DACT「バイオハザード Re:2」/ CAPCOM (2019年)
http://www.capcom.co.jp/biohazard2/
→ はじめてリアルタイムで最新の3DACTゲーやったかも。

   バイオはじめてだったんですが、
   いままでやってきたフリゲの探索ACTゲーの名作たちが
   本当にバイオの要素をきっちり拾っていることを思い知りました。
   これは原典ですね。。

   ガンアクションゲーとして、思ったよりゆっくり照準をあわせて
   撃つゲームなんだなと思いました。でも面白かった。
   謎解きは、ほんとツクールゲーとおなじ(2度め)

   ホラゲーとしては、そこに敵おるんかい!という感じで
   びっくりはありますが、個人的には怖くは全く無いです。
   だってゾンビ、ちゃんと物理法則にしたがうじゃん。

【以前の配信(2018/11/10-11/14)】
フリゲACT「Overnight Mare」新装版 / Ocea (2018年)
トップビュー型探索サバイバルアクション
http://ocea.blog.shinobi.jp/
→ 紗希編のみ配信可だったので紗希編だけ配信
  クリア時間:14時間(難易度Standard)

   ゲームとしては、のびハザを彷彿とさせるツクール製トップビューACTです。
   ACTゲームとして、佳作水準にあると思います。
   探索ゲーとしては、案内が親切なのが仇になって少しお使いゲー気味ですが、
   ACT部分がうまく作れているので、ハクスラ的に楽しめるとおもいます。

   ストーリーは紗希編だけみると、工夫はあれどちょっと平凡です。
   とはいえ、このあと制作中の朝陽編で展開していきそうです。
   ストーリー演出は、割とテンポよくて見やすいです。

【以前の配信;2018Steamサマセで買ったゲーム群】
(凡例)
佳作:一定水準以上のゲーム +多いほど水準以上な要素数が多い
良ゲ:佳作水準&このゲームならではの良好点がある +多いほどならではの良好な点が多い
神ゲ:良ゲ水準&こんなすごいゲームは滅多にない!と思う点があるゲーム

配信済みと配信せず、それぞれで評価高い順におおよそ並べてみた

[配信済み]
3DACT「A Hat in Time」/ Gears for Breakfast (2017年) 2018/10/6-10/8 ★良ゲ++ 64マリオ後継
2DACT「Dead Cells」/ Motion Twin (2018年) 2018/9/29-10/2 良ゲ ローグとACTの良融合
2DACT「Hollow Knight」(2017年) 2018/7/4-7/12 良ゲ 少しだけ難 完成度は高い
2DACTRPG「CrossCode」/ RadicalFishGames🇩🇪  (2018年) 良ゲ ドット絵超大作 ハクスラ&パズル
2DACT「The Vagrant」/ O.T.K Games (2018年) 佳作++ 絵操作性コスパ良好 ジェネリックオーディンスフィア
2DACT/SF「Ghost 1.0」/ unepic_fran (2016年) 2018/10/13 佳作 雰囲気独特 ライトSF
2DACT「Iconoclasts」/ Joakim Sandberg (2018年) 2018/10/11-10/12 佳作 ライトSF
2DACT/ケモ「Dust: An Elysian Tail」/ Humble Hearts (2013年) 2018/10/25-10/28 佳作

3DACT「Bioshock (Remasterの方)」 2018/8/21-8/24 評価なし(古いので) 異常終了多発

[配信せず完了済み]
2DACT「SteamWorld Dig 2」/ Image & Form Games (2017年) 良ゲ Terraria風メトロイド(探索重視)
2DACT「Valdis Story」/ Endless Fluff (2013年) 佳作++ 戦闘アクション良好
2DACT「Teslagrad」/ Rain Games (2013年) ギリ佳作
2DACT「The Mummy Demastered」/ WayForward (2017年) ギリ佳作 操作性は良い
2DACT「Cally's Caves 3 - Deluxe Edition」 凡ゲ
2DACT「Cally's Caves 4」 凡ゲ

【以前の配信(2018/7/31-8/6)】
探索型2DACT「La-Mulana 2」/ NIGORO (2018年)
https://la-mulana.com/jp/l2/
→ クリア時間:73時間 ※謎解きにかける時間の個人差が大きいです

   (Disclosure: 自分は KickStarter における本作品の支援者です。
   以下のコメントは、それによる偏見が含まれる可能性があります)

   現時点で、個人的には2018年最高のゲームですね。
   楢村さんありがとう。

   1作目に引き続き、インディージョーンズ的な2D謎解き迷宮ACTです。
   このゲームの特筆すべきところは、今どき、作り手が真正面から
   プレイヤーに謎解きで挑戦を突きつけてくるゲームということです。
   並列で繰り出されるヒントや画面情報をもとに、必死で迷宮の新しい
   場所に進む「冒険」、このゲームには完璧なそれがあります。

   あとは、全体を支える背景ストーリーや、いい感じのドット絵・BGM、
   ジャンプの操作感等も隙がないです。
   ACT難易度は、高くもなく低くもなく。なお前作よりボスは易しいです。

   謎解きや冒険が好きなプレイヤーには本当におすすめします。

【以前の配信(2018/7/27-7/29)】
終末SF/ADV「すっぽんクエスト」/ えりやぬす (2018年)
http://misty.fem.jp/frg/
第10回ウディコン エントリー番号26
https://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#26
→ クリア時間:約9時間(全END含む、配信のため文章ゆっくり目)
   「人類最後の失恋劇」と銘打たれています。

   ジュブナイルSFで理解可能なストーリー、その時点でレアゲーだと思います。
   OP(最初の10分)だけでもやってみて、気に入ったらプレイしてみて欲しい作品です。
   https://www.youtube.com/watch?v=IKVmwkXWJSU

   ■
   光・音・文字・シーン挿入による、細かい演出が丁寧でGoodです。
   とくに光効果による画面作りは、フリゲ的に高水準な部類だと思いました。
   同じ演出を何回か使うところもありますが、品質高めで安定しています。

   ■
   ストーリーは、ネタバレになるので細かく書きませんが、
   ややとっちらかってるものの、きちんとまとまったものになっています。
   冒頭にも書きましたが、まとまったジュブナイルSFは珍しいと思います。
   「失恋劇」と書かれている通り、大きいようで小さい話にはなっています。

   場面場面での演出はよくできている反面、ゲームを通した長い期間での
   盛り上げ方、「質感」の積み上げ方みたいなところは少し弱いところがあります。
   たとえば、最後の選択をプレイヤーにさせるには、プレイヤー自身の当事者感が
   薄い感じがするのが玉に瑕でしょうか。
   (ここを上手く演出出来てるゲームはその時点で神作に近いんですが‥‥)
   (「キャンディリミット」とか短編ですが、すごいうまいですよね)

   ■
   通常のゲーム部分については、ややテンポ面で気になるところがありました。
   たとえばイベント次進むときに、家の中のどこいけばいいのか迷う等。
   プレイヤーに探させたい部分と、単にイベント進ませたい部分のメリハリが
   ほしいところです。
   とはいえ、本作品上はささいな箇所だとおもいます。

   ■
   フリゲにありがちなやっつけボスや謎イベントも少しあります。
   フリゲ文化なのでしょうがないね。(しょうがないね)


【以前の配信(2018/7/13-7/26)】
RPG「Octopath Traveler」/ スクエニ 開発:アクワイア (2018年)
→ クリア時間:約60時間(本編クリア後含む)

   SFC後期~PS1を思い起こさせるドット絵の大作ということで、
   見た目から受けるその印象は正しいかと思います。

   総じて言えば、自由にやれる探索ゲーとして、十分におもしろいです。
   絵もドット絵風ですごくきれいだし、とにかくBGMも良き。

   ただ、↓にも書きましたが、プレイヤーの自由に任せた「ロールプレイ」
   ゲーとして面白い作りなのに、キャラのキャラ付けがされすぎており、
   そのせいでシナリオの薄さが目立つ、というチグハグさがあります。
   「キャラ」ゲーなのか「ロールプレイ」ゲーなのか、中途半端です。

   ■
   ドット絵はみたまんま、かなり良好。
   BGM は高品質で、とくにボス戦前と最中が流れるように
   切り替わるのは面白いです。

   ダンジョン・戦闘面ともに、かなり丁寧な作りで、
   現代に合わせた規模・デザインで整えましたという感触です。

   このため、自由に動けるようになる2章以降、安心して
   ワールドマップ上で寄り道をし探索することが出来ます。

   この「探索の楽しみ」が一番のアピールポイントだと思います。

   ■
   ただし、規模やデザインを揃えることで品質を確保しようとしたの
   かもしれませんが、そのせいで「四角四面」というか尖りがない
   印象は強いです。
   それは特にシナリオ面で見られます。

   8人主人公がいて4章あって、起承転結はあるのですが、
   全体を通したストーリーは相当薄く、個々人のストーリーも
   「ここが盛り上がり」みたいな演出はかなり控えめです。
   なので、シナリオ面で達成感を感じるのは難しいと思います。

   ■
   シナリオ演出を薄くしているのであれば、もっとプレイヤーの
   ロールプレイがしやすいような、薄いキャラ設定にしたほうが
   良かったのではという感じが否めません。
   キャラ自身の行動・セリフがかなり多いので、ロールプレイは
   しづらく、かなり作品として中途半端に感じます。

   ■
   総じていえば、素材は良いし配置も良いのですが、
   ゲームプレイをキャラにふるのか、プレイヤーの自由さに任せるのか、
   その点が中途半端です。
   そのへん美しく作れてないと思うので、正直良作どまりかと思います。

【以前の配信(2018/7/4-7/12)】
探索型2DACT「Hollow Knight」/ Team Cherry (2017年)
http://steam.degica.com/news2/nalu-hollow-knight
→ クリア時間:約50時間(真ED含む)

   いわゆるメトロイドヴァニアでここまで時間がかかるゲームも
   珍しい気がします。とにかくマップが広大です。

   広大なマップにいろんな世界がひろがっており、
   その世界観を楽しむゲー、としてプレイするのが一番良いというか
   期待されているプレイスタイルのように思います。
   合う合わないはあるかもしれません。

   難易度はわりと高めですが、理不尽なことはないです(重要)。
   見落とし(例えば武器強化)をすることで、難易度が
   勝手に上がるということは多々ありますが。。
   ACT自信ニキ以外は、最初のほうは攻略サイト見たほうが良いかも。

【以前の配信(2018/6/14-7/1)】
中~長編RPG「ALICE HOLE」Ver1.50 / 白本静 (2018年)
http://monochromestellarium.web.fc2.com/ahsyoukai3.html
※「ネフェシエル」「イストワール」の系譜という噂です
→ 配信全11回 クリア時間1週目30時間+2周目10時間

   名作である「ネフェシエル」(2002)、「イストワール」(2004)に
   構成要素が似ています。
   ↓のような、「世界の謎を紐解く」「宝探し」要素です。
   ・存在自体が謎である世界
   ・いくつもある相互に繋がったダンジョン
   ・いろんなダンジョンにどんどん進んでいける自由度
   ・冒険中に拾った本で、世界の歴史を紐解く楽しさ
   ・隠し扉/隠し階段を発見する楽しさ

   似ているがゆえに言及しますが、ゲームの根幹になる
   「世界の謎を紐解く」部分の完成度・ボリュームは、
   正直に言ってイストワールに軍配が上がります。
   というか、改めて思ったんですがイストワールが凄すぎます。

   イストワールでは、世界の歴史が本で語られるだけじゃなく、
   主人公や仲間キャラたちやNPC、ボス、世界そのものまでもが
   世界の歴史の結果として存在していて、その「質感」は
   半端ではありません。
   本作だと、世界の歴史は語られますが、主人公や仲間・NPCは
   世界に突然載せられているだけなので、「質感」に繋がっていません。

   ネフェは、仲間キャラの歴史しか語られずストーリーも
   やや希薄に作られていますが、NPCの扱いで独特の空気がありますね。
   本作は、そういう味付けが薄いです。

   「宝探し」部分の面白さは、本作もよくできていると思います。
   マップのギミックは少なめですが、ムダも抑えられていて、
   よくまとまっています。

   いっぽう、単純なゲームとしての遊びやすさという点では、
   ALICE HOLE にやや軍配が上がります。
   とくにイストワールは、序盤ややほっぽりだされますが、
   本作はまだ親切です。

   戦闘面はALICE HOLEのほうが簡単ですが、ここはプレイヤーごとに
   好みが分かれるかもしれません。ぼくはイストワールくらいの
   難易度高めの部分もある方が好きですが、ALICE HOLE も悪くはないです。

   BGMはネフェイストがプロ~セミプロの作曲なので比べるのは難しいです。

   トータルで見て、ALICE HOLE はハクスラ的な佳作水準にはあるのですが、
   ネフェシエル・イストワールの面白さを昇華できたかというと、
   ちょっと端折りすぎてる、という感じです。
   とはいえ名作の凄さがわかる程度には作りきれてるのが、
   本作の素晴らしさと言えます。

   なお 8月に出る Ver2.0 次第では上記の評価は一部覆るかもしれません。

【以前の配信(2018/5/18)】
エロティック催眠脱出ADV「美月は俺の嫁」/ 三浦大迪 (2016年)
https://www.freem.ne.jp/win/game/11496
→ 催眠にかかった主人公が家から脱出するゲーム。
   R-15。あられもない姿がそれなりにあります。
   プレイ時間45分(易しめの謎解きと自分の名前入力があり、解く時間依存)

   このゲーム、ある意味面白みはラスト付近に集約されていると思います。
   ネタバレになるのでノーコメントですが、似たような結末はあっても
   正面からこれを結末にしたのは珍しい気もします。
   短編としてはあり。

【以前の配信(2018/5/17)】
推理ADV「たらちねの殺人事件」/ 三浦大迪 (2015年)
https://www.freem.ne.jp/win/game/10611
→ 明らかに男性の犯行のところ、見た目女性の中から犯人を探すゲーム。

   わりと簡単ですが、最後まできちんと情報・設定が
   活かされていてわりと良き。
   最も、途中のバッドエンドでも言われてる通り、
   警察くるまで待ってればええやんけ!でもある。

【以前の配信(2018/5/17)】
Fate/Grand Order 期間限定イベント「虚月館殺人事件」(2018年)
http://news.fate-go.jp/2018/kogetsukan/
→ ミステリフェア。殺人事件の犯人当て。

   アリバイ&叙述トリックなわけですが、、、。
   個人的にすごいもやっとしました。

   叙述トリックの内容が成立してなくても、
   大してそこまでの記述に矛盾が生じているように見えないので、
   論理的にそのトリック発生してるって言える?感がありました。

   また、動機も「それで殺人までする??」というところで納得感が。。
   読んでてその動機は流石にないやろ、とおもった動機が正解で困惑。

【以前の配信(2018/5/7)】
人狼×JホラーADV「レイジングループ」/ ケムコ Steam版 (2015年)
http://www.kemco.jp/sp/games/rl/
→ 人狼を現代日本の集落を舞台でやってみたミステリノベル。
   もとはスマホゲーだったようですが、PS Vita/PS4/Switch に
   移植がされているくらいには、各プラットフォーム側からも
   評価されているようです。

   村民たちが伝承に従って人狼をやる、という内容のノベルゲーですが、
   村民の各キャラの思考・腹の読めなさと、伝奇モノっぽさ、
   人狼のセオリーを使った味付けなどが上手く、正直面白かったです。
   (たぶん人狼知らなくてもいけると思います)

   ちなみにメーカーのケムコは、
    ざんねん!! わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!
   で有名なシャドウゲイトを発売してた、あのケムコです。
   今でも小規模ながら面白いゲームをちゃんと作っていたことに
   驚きました。。

【以前の配信(2018/5/4)】
探索ホラーゲーム「親愛なる○○へ」/皐月の夢 (2017年)
http://yuugennoitoma.web.fc2.com/
→ 公式には「探索ホラー」って書いてありますが、ちゃんとミステリしてて、
   しかも伏線をきちんと回収・描写する佳作短編フリゲでした。
   ミステリなのでネタバレは避けますが、ちゃんとトリック的なものがあります。

   難しさが途中のパズルギミックに寄ってるところがややアンバランスですが、
   絵柄が安定していて(作者さんはイラストレーターもやってらっしゃる)、
   演出も派手ではないですがしっかりしています。
   わりと配信向きなゲームだと思います。

【以前の配信(2018/4/30)】
ADV「神童ノ哥」/鳥籠 (2017年)
http://cage1729.web.fc2.com/object/game.html
→(あとでかく)

【以前の配信(2018/4/26)】
ADV「見えないし触れない」/ yako (2017年)
http://yako-spice.wixsite.com/spice
→ 身近な人が死んで闇を抱えた面々3人と、
   聖女(の卵)としか言いようのない1人の少女が
   呪われた屋敷を探索・脱出しようとする少しエモいお話。
   ゆっくり目にやってプレイ時間2時間ちょい。

   同じ作者さんの「四人の王国」もそうでしたが、人間の闇と光を描いています。
   セリフ・演出・BGM の適切さ、といったADVとしての基本スペックが高いので、
   変な引っかかりがなくプレイできます。実況向きです。
   どんでん返し度にやや欠けるところがあるのが、少し肩透かしでしょうか。

   なお、ホラー要素というかびっくり要素というかが少しあります。
   大したことないと思いますが、すごく苦手な人はご注意。

【以前の配信(2018/4/14-4/15)】
RPG「人類滅亡後のPinocchia(ピノキア) 」/ 饗庭淵(あえばふち)(2018年)
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm6329
→ ゆっくり目でやってクリアに3時間半。

   ゲームシステムは一枚絵RPG(雪道系)かつステージ制のRPG。
   わりとサクサクで進みますが、リソース配分が少し変化球なので
   サクサクなりに良い印象です。

   散りばめられた回想シーンとメッセージによって、
   何が起きてるのか示す、そのあたりの雰囲気は良いです。
   ただストーリー自体は深く考えてはいけない感じですね。

【以前の配信(2018/3/21-3/31)】
ACT「Celeste」/ Matt Makes Games Inc. (2018年)
http://store.steampowered.com/app/504230/Celeste/
→ 一応2-C面まで終わったところで感想

   死にゲーアクションですが、難易度が後半あがってきて
   無理っぽくても試行錯誤でなんとかなるように作られていて、
   中毒性があり高評価です。
   分量は各ステージのアレンジで増やされていきますが、
   同じようなステージにならないよう工夫がありGOOD。

   主人公が内省的な山登りゲーということで、ストーリーが
   孤高のアオイロを想起させます。あちらは未完成ですが。
   人は自分の心を見るために登山するのでしょうか。

【以前の配信(2018/3/28)】
RPG「AN EARTH」/ スパイ03 (2017年)
https://www.freem.ne.jp/win/game/15682
→ MOTHERっぽい画面のキチガイじみた展開のゲーム

   おなじキチガイ展開でも、VIPRPGとはまた一味違った
   スピード感のある演出が見られますのでそこがポイント。

【以前の配信(2018/3/25)】
STG「ムラサキ劔」/ カタテマ (2018年)
http://katatema.main.jp/mu2/
→ 前作ムラサキから解像度があがって綺麗になったムラサキ改です。
   難易度は、本編はやや下がって、Extraステージは上がった感じですね。

【以前の配信(2018/3/11-3/22)】
「NieR:Automata」/ スクウェア・エニックス (2017年)
→ 3Dアクションだったり少しSTGだったりな、SF的なゲーム。
   PVのムービーから想像される印象と、実際の印象の差が少ない。
   そういう意味で完成度の高いゲーム。

   いいところ。
   アクション操作性がすごくよい。
    3Dアクションなのに、敵に攻撃があてにくい!むかつく!みたいな事がほぼない。
   キャラのモデリングがいい。
    特に2Bさんのフリフリ衣装とか動かして分かりやすく楽しい。
   各キャラのキャラ付けがわかりやすい。
   多すぎず少なすぎず、適度な数のサブクエスト。
   ゲームを盛り上げるムービー・演出の適切さ。

   賛否両論。
   ストーリー描写がやや雰囲気系で、肝心なところが少しもやっとする。
   僕は大いにもやっとした。

   あかんところ。
   3DACTにありがちな、建物の入り口がわからん!ブロックが見えん!とか割りとある。
   ゼルダBoTWをやってしまうと、見えない壁でいけないところがあるのが少し悲しい。

【以前の配信(2018/2/28-3/4)】
ADV「VA-11 Hall-A」/ Sukeban Games (2016年)
http://store.steampowered.com/app/447530/VA11_HallA_Cyberpunk_Bartender_Action/?l=japanese
→ 近未来SFなバー店員になってクール目なヒューマンドラマするやつ。
   ベネズエラ制作だけあって昨今のあの国の経済失政の雰囲気も
   そこはかとなく感じられます。

   また、PC98的なドット絵でしかしながら2010年代な
   かわいさ・渋みのある絵がとてもよいです。
   バーでかけられるBGMも種類がおおくわりと良好。

   性的なことについて会話でけっこう語られますが、
   割りとそういうのも普通な社会という描写で、嫌味はないです。

   とにかく雰囲気に味があります。
   個人的にはプレイおすすめ。

【以前の配信(2018/2/23-24)】
3DADV「YUMENIKKI DREAM DIARY」/ KADOKAWA (2018年)
→ ゆめにっきを題材とした、謎解き3DACT二次創作ゲー。
   制作側もリメイクではないと言っているとおり、
   原作のようなウォーキングゲーではない。
   ギミックを解き、いける場所を増やすシステムになってる。

   絵面や世界観はよく出来てる。BGMもまあまあ。
   音で残念だったのは、原作のピコピコ音・SEの良さに相当する部分がなかった。
   個人的にゆめにっきで特に評価してた部分だったので、物足りない。
   ボリュームはやや少ないが及第点。
   ギミック自体はすごく見づらくて見落とす部分がある以外は及第点。

   あと、3DACTにありがちな境界すりぬけ、自動移動のハマりなど
   バグが多いです(Ver.1.01では)。
   面白くもなんともないバグなのでここはマイナス。

   総じていえば、悪くはないんだけど要素不足が否めない。
   制作費とか期間とかが足りなかったのかもだけど。。
   賛否両論な作品でしょうねこれは。

【以前の配信(2018/2/4)】
RPG「Nocturne else...」 / ローゼンクロイツ (2017年)
VIPRPG紅白2017 作品No.41 総合1位
http://viprpg17kh.php.xdomain.jp/main/04_game.php?id=41
→ 作り込まれた山形県のマップ・背景絵とモナーRPG風の敵絵・立ち絵が
   素晴らしい、よくまとまった女神転生風のRPG。
   この2018年にあって未だにモナーRPGで戦えてるところが純粋にすごい。
   メガテン風の雰囲気となじませる技術も流石すぎる。良作。

【以前の配信(2017/2/13~2/20)】
RPG「WIZMAZE」/ Jakalope (2017年)
http://ghostimage.wixsite.com/wizmaze
→ 初見1周5時間強の短編ダークファンタジー。
   内容は世界設定・演出がこれでもかと詰め込まれていてとても濃密。
   一言で言うと濃いゲーム。
   #ところどころ名作フリゲイストワールの直接的影響が見え隠れする。

   また調整が優秀で、不要な部分が少なく迷うようなこともない。
   おかげで引き継ぎアイテムあるとはいえ3周やらないと全部が見られないが、
   3周やらせる力を持っている。
   登場キャラも華々しさはなく抑えめだが、型にはまりすぎずしっかり描けている。

   作者の制作力を感じる佳作水準以上ゲー。
   次回作にも期待。

【以前の配信(2017/2/12)】
2DACT+PZL「Seasons after Fall」/ Swing Swing Submarine (2016年)
http://store.steampowered.com/app/366320?l=japanese
http://www.seasonsafterfall.com/
→ 狐モフモフ
   最近のSteamゲーにありがちな雰囲気2Dパズル。易しい。

【以前の配信(2017/2/6)】
RPG「ぬりばー■□」/ momone. (2016年)
VIPRPG紅白2016 作品No.35
http://viprpgkohaku2016.wixsite.com/kohaku2016/no-35
→ ドット絵・細かい演出が凝ってる短編RPG。
   ツクール2000素材勢しゅごい。
   エビマヨー

【以前の配信(2017/2/5)】
ACT「DOOM BORNE」/ ヤシャラージュ (2016年)
VIPRPG紅白2016 作品No.19
http://viprpgkohaku2016.wixsite.com/kohaku2016/no-19
→ DARKSOUL風な演出だけど難易度は易しめな
   悪魔城風味見下ろし2Dガンアクション。
   2つ前のプロトタイプ的なやつがかなりダークソウル風な殺伐雰囲気&難易度で
   良い感じだったのですが、今回易しくなってて個人的には肩透かし。

【以前の配信(2017/2/4)】
CoC TRPG リプレイ「もしもクトゥルフ神話TRPGをやって遊んだら」/ ジーノ (2016年)
VIPRPG紅白2016 作品No.9
http://viprpgkohaku2016.wixsite.com/kohaku2016/no-9
→ ニコニコ動画でもTRPGリプレイ動画は結構あがってますが
   それがゲーム形式で見られるよわかりやすいよやったねたえやん

【以前の配信(2016/12/20-2017/1/31)】
「Fate/Grand Order」/ DELiGHTWORKS, TYPE-MOON, アニプレックス
自分のTYPE-MOON歴:一昔前に月姫・歌月十夜・SN・HAをやりました。
→ 第一部完了まで。およそ40日間おそらく100時間以上かかりました。
   スマヒョゲーをほとんどやらないため今流行のゲームはどんなものか
   試してみたというプレイ動機。
   結果、実際ちゃんとFateだし面白いは面白い。
   終盤の章の盛り上がりと演出は流石。
   ただ時間がむやみとかかりすぎ!感はやっぱり否めない。
   そういうものと思えばそういうものだけれども、やっぱ時間は貴重です。

【以前の配信(2016/12/2-6)】
ADV「EVE new generation」(PS2) (2006年)
→ 初代神ゲーADV「EVE burst error」のシリーズ5作目。
   脚本は知ってる人は知っている EVER17 の方。
   内容は、二人ザッピングの探偵視点ミステリサスペンス。

   演出での追い込みがたりない、荒唐無稽な設定や結論がでてくるという
   些細な欠点はありますが、なんだかんだ面白いので良作といえましょう。
   これが中古で1円+送料で買えるのはどうかしている。

   それにしても、本部長のトークが独特でおもろい。
   と思ったら声優さんは亡くなってしまったらしい。。

【以前の配信(2016/11/21)】
「アウェアネス・ルームズ」/ GAME NA KIBUN (2016年)
http://www.game-like.grats.jp/AR/index.html
→ 2Dの古き良き調べる・動かすで脱出するADV。
   「認識力」が高まると周りのドット絵が精細になるギミック付き。
   アイデアは面白いけど、それを活かしたゲームシステムかというと。。
   絵は可愛らしい。ボリュームは少なめ。

【以前の配信(2016/11/12)】
クトゥルフRPG「SAVE」/ あたりめ
http://buntyojirusi.sakura.ne.jp/save/index.html
→ 不思議な雰囲気のマップとBGMのゲーム。相当MOTHERっぽい。
   Undertale という作り込み力の高いゲームをやってしまった後だと
   途中が薄いなぁと思ってしまう。仕方ないね。

【以前の配信(2016/11/2)】
人狼ADV「Village of Cyber」/
→ 一人でやる人狼。
   簡易村・通常村・メジャーな特殊村を完備しています。
   人狼のセオリーを1人で試せるし、人狼初心者おすすめ。

   【以前の配信(2016/11/2)】
短編ADV「棺の魔女」/ VIPRPG
→ 淡々と感動のはずが欝っていう面白さ。
   しかしVIPRPGのエフェクトすごいよなぁ。

【以前の配信(2016/10/15-11/1)】
長編RPG「ワールドピース&ピース」 / T-FTA (2015年)
http://www.t-fta.com/html/wpp_top.html
→ クリア時間:約55時間
   話の構成に気合を感じるRPG。
   そして、小細工なく、主要人物みなが悩みもがいているゲーム。
   重いけれど、きちんと語られており、重厚というのが正しい。
   長時間かけてここまで重苦しく作るのは、なかなか商業ではできないでしょう。
   演出も丁寧かつ重厚。
   絵は、キャラの特長を際立たたせていてとてもよい。
   女神キキの正統派女神っぷりが特に。
   一方で分かりやすく粗も感じるところ。
   トータルで見ると佳作以上水準。
   
   戦闘は独特なルールで、テンポもよく、慣れれば楽しい。
   ややワンパターンになりがちではあるけれど、手触りがよいです。
   だんだん味方が強くなる実感があるところもよき。
   
   UIはシンプルで、めんどくさいところがなく○。
   長時間できる配慮があります。
   
   ちょっとだけある ACT パートだけは、RPG 部分とくらべてしまうと
   作りが粗いと感じましたが、スキップできますし大丈夫。
   
   最初十数時間まで話の動きが少ないのですが、そこから先が
   面白いタイプのゲームです。
   
   
【以前の配信(2016/10/13)】
短編RPG「片道夜行列車」/ haco
http://hacopoporo.hatenablog.com/entry/2016/03/09/182943
http://www.freem.ne.jp/win/game/11409
→ 絵(特に背景)が綺麗な、短編ほぼ一本道戦闘RPG。
   立ち絵は線も塗りも綺麗だけど顔がなんかでかい。
   そこはかとなく明らかにでかい。
   演出は特に凝ってない。

   ターン制限あり、死んでも残ターンペナルティがあるだけ、
   敵を倒すと、10枠だけ装備できるステータス・スキルが使えるスフィアか、
   ペナルティなく回復ができるアイテムが手に入るので、選ぶ必要がある
   また、仲間の使い魔を毎ターン使い分けて、バフ・デバフ・回復・攻撃を
   補助させる。

   ボスは適当にやるとターン数が足りないので、装備も使い魔も自身の行動も、
   常に選択を考えて決める必要がある。
   とはいえそこまで理不尽に難しいほどでもない。
   頭の体操ゲーム。

【以前の配信(2016/10/10-12)】
ADV「四人の王国」/ yako (2015年)
http://yako-spice.wix.com/spice
→ 多数のクセのあるキャラと、ひたすらよく「おしゃべり」ができるADV。
   プレイヤー(発声できないけど)も選択肢という形でたくさんしゃべります。
   こんなに「おしゃべり」できる感覚のゲーム、フルプライスのノベルゲーでも
   なかなかないので、この時点ですでに激しくプレイをおすすめします。

   会話の内容自体が、たわいないことから、作品テーマの夢と社会現実の葛藤に
   至るまであっちゃこっちゃ飛び、絵の表情もコロコロ変わるので、
   演出面でもおしゃべりしてる感じが良く出ています。

   また、キャラのそれぞれに異なる自分の背景・考え・思いがあり、
   その上で他人や社会とどう接するか、あるいは接してきたか、考えを持っています。
   会話の上で、そのことが表現されるので、おしゃべりした結果、
   相手のいいたいことがわかって面白いとか、そういうのが再現出来ています。
   この点、このゲームの最大の特長の1つだと思います。

   ■
   ヒロインは根暗メンヘラだけどぎりぎり可愛いというスゴイところを
   狙ってきて、それなりに成功してるのは素直に感心しました。
   個人的には、カシューとジャンの地に脚のついた、でも自分を曲げない
   ところは好きでした。

   ■
   夢と社会現実というテーマは、現代性があって個人差も大きいところだと
   思うので、このテーマをメインに据えて収めてるのはセンスあると思います。
   そういうゲーム少ないからこそ。

   ■
   必然的に文章量多めな、テキスト系ゲームになってますが、
   そういうの苦にならない人には、かなりおすすめしたいゲームです。

【以前の配信(2016/10/9)】
ホラー脱出ADV「狂い月」/3色ぱん
http://3colorsbread.web.fc2.com/kuruiduki/index.html
→ 人物描写の丁寧さに重きを置いたホラゲ。
   キャラデザ・ドットの動き・言動含め、細かい所で好感もてます。
   ストーリーはノーマルだけだと大筋の動きがすくないですが、
   トゥルーEDは、、丁寧な描写はこのときのためにあったんだ。
   佳作以上水準。

   (上記に重きを置いてることからか)謎解きはやや控えめ。
   また、ホラーとしてのドッキリは少なめです。

【以前の配信(2016/10/8)】
放置型RPG「Rotation Girl」/
http://madeinroom.web.fc2.com/rotation/rotation.html
→ 世界の締めくくり方のパターンの1つを示すゲーム。
   ゲームという形式である必要があったのかなかったのか。

【以前の配信(2016/10/2)】
ADV「Killer in the Forest」/ D_human
http://www.novelchan.wgt.jp/602/
→ 犯人当てといわれるとプレイせざるを得ない我が定め。
   ‥‥配信でわいわい突っ込みながらやるには良いゲームでした。
   割りと予想してた。

【以前の配信(2016/10/1)】
ACT「赤い目のレシアス」無料体験版 /まるしゅ 
http://twitter.com/resias_akame
→ 1面のみの体験版。45分くらいで完。
   ジャンプ・斬りなどを動かしていて、違和感のすくない2DACT。
   操作性は極めて良好。
   ザコの配置は意地悪。
   ボスははっきりいって攻撃避けられない。
   懐に入り込んでゴリ押しでしか勝てない気がした。
   
【以前の配信(2016/7/16)】
ACT「Doom Souls 0」/ 72-64
http://www.geocities.jp/viprpg2016gw/entry47.html
→ Doom 的射撃を行うダークソウル風な何か。
   ボタン+十字キーで出るスライド移動や、二丁拳銃のような連射が
   なれるとスタイリッシュに動けて気持ち良い。
   敵やマップギミックに工夫が出た Doom Souls 1 に期待。

【以前の配信(2016/6/2)】
ACT「Environmental Station Aplha」/ Arvi Teikari
http://www.hempuli.com/esa/
http://store.steampowered.com/app/350070/
→ いわゆるメトロイドヴァニア

   マップの作りが上手い。テンポよく色んなマップがでてくる。
   また、ワイヤーをつかった2Dアクションが、面白い。
   結構色んな場面でワイヤー操作要求されるけど、だんだんうまくなってきて楽しい。

   良ゲーです。

【以前の配信(2016/5/22)】
RPG「MAZE」/ 脳内審議委員会一同
VIPRPG 2011 夏の陣 作品NO.12
http://www.geocities.jp/viprpg_summer11/entry/entry12.htm
→ > 諸君、私はデフォ戦が好きだ
   実際、凝ったツクール2000デフォ戦が用意されているゲーム。
   マップチップの雰囲気もとても良い。
   しばらくツクール2000ゲーやってないわーという時に最適。

【以前の配信(2016/4/10)】
MOMODORA: 月下のレクイエム / Bombservice
http://bombservice.com/index.html
→ メトロイドヴァニアなインディーズゲーム
   スケールはほどほど。

【以前の配信(2015/12/29)】
フリゲACT「ASTLIBRAミニ外伝 ~幻霧の洞窟~」 / KEIZO
http://keizo.html.xdomain.jp/
→ むっちゃよくできたACTフリゲ。良作。

【以前の配信(2015/10/25)】
8人目のフラグ
http://suikajiru.suppa.jp/8nin/
→ ループものアドベンチャーフリゲ
   変なノリがなく質が良い。

【以前の配信(2015/10/25)】
蛇女X
http://gamecolon.com/home/
第20回3分ゲーコンテスト1位
http://3punge.jp/
→ さっくり。自分には偶然かもしれないが易しすぎた。

【以前の配信(2015/8/14-9/2)】
「創造のメモリア」/みお
http://mio.web.wox.cc/
→ SFC後期RPGを思わせるマップ、女神転生3からパクったシステム、
   メガテンライクな勢力の争い。その中で世界の復活をめざすお話。
   割りとボリューム感がありつつも、まとまったゲーム。
   良ゲーですね。

   個人的には次作「救世メガロマニア」と世界がつながったので満足。

【以前の配信(2015/8/25)】
「■■■島」/ニムエル
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#25
http://nimueru.wix.com/nimueru
→ 伝奇物というかアニミズムっぽいゲーム作りたくて
   言語がわからず伏せ字という設定や伝承を放り込んでみた短編RPG。

   伏せ字の解放があっさりされて、伝承の謎とあまり結びついている感じが
   しないところが残念ではあるが、伏せ字の発想は良い。

【以前の配信(2015/8/23-24)】
「フォーチュンサモナーズ ~アルチェの精霊石~」/Lizsoft
http://lizsoft.jp/fs/
→ (あとで書く)

【以前の配信(2015/8/21-22)】
「結晶石と錬金銃」/ 早川 雪子/川崎部
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#57
http://kawasakibu.web.fc2.com/EE_L/Alchemic.htm
→ ここまで要素数が多い作り込みになってくると、さすがにココに書いてることは
   たいがい制作側として認識してることなのではと思いますが、
   1プレイヤーとして書き残します。

   * 相変わらず、フリゲにしては規模の大きめな、まとめるのが大変そうな物量を
     論理だててまとめてある。というかこの3作で一番多そう。
   * キャラのエピソードを、シナリオごとの時間軸でしっかり整理して見せられている
     あたりに、特にさすがという感じをうける。
    - すこしまとめるのに精一杯にも見えるけれど。
    - ここはプレイヤーの想像におまかせ、な部分がちょっとはっきり出来なかった気も。

   * マウスシューティングの戦闘はおもろい。
    - ある程度だれでもできるように、よく調整できてる。
    - アンディーメンテ「その炭鉱の名は」に連射でスタンを足した進化系にみえる。
   * ただ、マップと敵配置は、ギミックがどうも乏しい。
    - じつは、このゲーム一番の欠点らしい欠点な気がしている。
    - 戦闘がやや脳死気味連打を楽しむゲーになっている都合、
      単調になるのが欠点として目立つ。
   * 武器は、たくさんありましたが、、必要だったのでしょうか。
     試し撃ちできると、いろんな武器もっと使いやすかったかも。
    - せっかくのヴァルキリープロファイルっぽい決め台詞がめったに聞けないので、
      もう少し聞けても良かった気がする。

   * ゲームを動かすためのシナリオは、しっかり作ってある。
     - ただ、主人公翻弄されすぎてて、プレイヤーとしてはだんだん麻痺してくる。
       ゲーム中でも主人公がそうなってるけど。
    - もともと大筋が、みんなで空回りするお話ということもあり、
      真の敵は○○でしたー、みたいなのとは無縁である。
    - ヴェルベットさんにまつわる結構な量のテキスト群、
      これの要素をゲーム中に出すのは確かにきついけれど、
      出してみたら面白かったかも。単に出す余裕がなかった系か。

   * キャラについて
    - じつはメリィがあれでこうで同一っていうのが割りとパワーあると思いました。
    - ぽたくの好きなネコミミ巨乳メイドってこうなのか‥‥?どうなの‥‥?

【以前の配信(2015/8/18)】
「PIXELJUNK Shooter」
http://pixeljunk.jp/library/Shooter/
→ 全方位STG形式で流体ぬるぬるな、洞窟で救出活動をするゲーム。
   少しだけパズルっぽいところある。
   操作感や普通のゲームテンポはよくできてる。

   一部、どうやったらいいのか唐突にわからない&ヒントがでず、
   30分とか詰まってしまうところがあったのが、妙に不親切かもしれない。

【以前の配信(2015/8/16)】
「東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.」/ 上海アリス幻樂団
初見で霊夢N完全無欠モード、早苗L完全無欠モード
→ 結果
https://i.gyazo.com/ca0b179cf4ef4578dca5406ce392436d.png
https://i.gyazo.com/5c437ad199d740339de37c65fe255e45.png
オワタ式東方きっついけど楽しいです。
STGってほんといいものですね。
6面Lの最後のスペカは、取れる気がしないです。

【以前の配信(2015/8/10)】
「賢者の塔」/ryu_asu
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#29
http://sizenkimama.blog20.fc2.com/
→ 難易度的にぬるいが、快適性の面で良く出来ているハクスラです。
   装備とレベルの適度なインフレを楽しむ作業ゲー。
   サクサクと作業ができるように、きちんとデザインされています。

   キャラ絵に一部インパクトがありますが、あわなくても笑って済ませられるレベル。
   なお、ストーリーはおまけに近い感じ。

   唯一UIで目立つ難点は、いろいろ拾う装備アイテム同士で、
   どっちのほうが有用か比較がすごくしづらいところ。
   ただ、そもそも難易度低いから適当でも勝つるので、気にしなければ大丈夫か。

   作業ゲーなので、配信には向かないと思います。
   4時間半1つもコメントがつかなかったのは、久しぶりでした。

【以前の配信(2015/8/9)】
「SecreTalk」/正午の夜 ぬるい感じの謎解き脱出ゲーム
https://sites.google.com/site/mahiruweb/
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#37
→ 女装男子と男装女子という設定で、ぬるい感じと見せかけて
   えらいこっちゃなテキスト会話が繰り広げられつつ、
   ちょろっと謎解き脱出するゲーム。

   テキストに独特の雰囲気とオーラがある。
   これは面白いけど人にはオススメできないたぐいのゲーム。

【以前の配信(2015/7/31-8/8)】
「T-DRAGON QUEST 2」通称TDQ2/ 1992年 X68k
→ DQフォーマットは偉大。
   かつ、このゲーム独自の部分も偉大。

   話はドラクエじゃないけど、中身はきちんとドラクエしてる。
   特に注目としてエンカ率がたかいのに、さくさく進む戦闘。
   これは出自はともかく、超良ゲーでしょ。

【以前の配信(2015/8/8)】
「小此木鶯太郎の事件簿 湖岸の盲点」/安楽椅子犯人
http://hannin-a.sakura.ne.jp/
→ 刑事コロンボのような探偵vs犯人の構図でありつつ、
   犯人のミスを指摘する、やや珍しいタイプ。

   読者への挑戦の回答を公開でうけつけ、賞品までだしていただけあって、
   答えが極力シンプルになるようになっています。
   また、そのため難易度もやや抑えめ。
   ただし、プレイヤーが解けないと、作品として成立しないという制約は
   ないので、その程度には難しい。

   自分的には、なんだか仕事してるみたいでした。。

【以前の配信(2015/8/8)】
全方位STG「ナノスマイルズ」/ Dong
http://www.16dimensional.com/yh/
https://twitter.com/yarhalla
→ オープニングがなんか好き。
   ゲーム内容は、サクッとあそべるアクションSTG。
   BGMを聞きながら、さくさくゴリゴリと遊ぶ、ライトなゲーム。
   ハイセンス。

【以前の配信(2015/8/8)】
フリゲ「ワールドフロンティア」/こよる
http://koyoru1214.blog.fc2.com/blog-entry-107.html
→ ローグライクといってますが、ランダムダンジョン生成RPGハクスラ。
   そうおもってプレイすると、割と楽しい。

   というか、ローグライクっぽくガチガチに考えて動こうとすると、
   味方AIが融通利かず、ストレス溜まるのでそういうプレイは
   やめたほうがよさげ。
   ※特に、敵と一回隣接するとずっと殴りあう以外できない。

   なんだか片道勇者の雰囲気が漂うけど、
   そこはデザインと世界観のオマージュってレベル。佳作水準。

【以前の配信(2015/8/5)】
「WALL+ACCELERATION」/ kinokaze  投稿NO.42
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#42
http://kinokazeblog.blog.fc2.com/blog-entry-38.html
→ いわゆる死にゲーアクション。
   ステージ自体のセンスは高い。

   壁をけって加速、のギミックはほぼ完全にやりこみ要素になってます。
   おかげで難しい動作しなくてもクリアできるといえばできるんだけど、
   逆に、クリアするだけなら加速が邪魔でイライラする面にも
   なってしまうのが、デザイン上の問題でしょうか。

   壁蹴りの動作が、スーパーメトロイドのやりすぎでどうしても
   必死になるほど左右逆を押してしまって個人的にはつらみ。

【以前の配信(2015/8/2)】
「ニナと会話」/ YADO  投稿NO.12
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#12
http://yado.tk/w/
→ テクニカルによく考えてるのはわかる。
   ただこのゲーム、やってもあまり上達する気がしないのがつらい。
   ゲーム性に難ありという奴。
   そこを差し置いて、制作裏話がたくさん出て来るのは、なかなかクるものがある。

【以前の配信(2015/8/2)】
「マイムの見た夢」 / Laineus
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#55
http://laineus.com/dream_mayim/
→ 百合。リブラの見た夢との違いが薄い気が。。

【以前の配信(2015/8/2)】
「髪長姫と石降らしの塔」 / りくがめ
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#43
http://rikugame515.web.fc2.com/
→ またもや見た目に騙されてはいけないゲーム(本作は一部だけだけど)。
   ゲーム部分は、小物としてよく出来ている。
   というかぐっすんおよよ。

【以前の配信(2015/8/2)】
「キャンディリミット」/ sunori
http://mizunomiba.sakura.ne.jp/index.html
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#47
→ ゆるふわお菓子づくり経営ゲームだよ。

   ‥‥って思うじゃん?
   見た目に騙されてはいけない短編ゲーム。

   言葉通りの意味でストーリー重視な演出のゲーム。
   やり終わって、余韻が残るゲーム。佳作以上水準。
   とてもよい意味で、フリゲらしいゲーム。

   というかこんなストーリーを、
   こんなお菓子作りゲーにラッピングできるの素直にすごいでしょ。。

【以前の配信(2015/8/1)】
「無常トリロジー」/any 投稿NO.15
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#15
→ 短編4部構成のゲーム。
   壮大なストーリーの場面を切り取って、ミニゲームに切り出した感じ。
   その発想はありだと感じた。

   それぞれのミニゲームとしては、
   1番目。クッキークリッカー的な数字あそび戦闘。
       ストーリーの見せ方として面白い。
   2番目。音ゲーなんだけど、なんか見た目に反してむずい。
       インターフェースが合ってないんじゃないかな。
       2段にして流したほうがよかったのかも。
   3番目。演出がもう少しあれば。
   4番目。コマンドADV。最後なのに一番、何がしたいのかよくわからず。。

【以前の配信(2015/7/30-31)】
「彼らの居場所」/ハコノワ 投稿NO.36
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#36
→ ダンジョン潜り+ターンごとの拠点防衛。雰囲気はいい。
   ほとんど語らず世界観やストーリーを見せようとした、ので
   余計な文字を見なくてすむ。だけどストーリー全くよくわからん。
   あと、拠点防衛について、敵の成長スピードが味方をはるかに凌駕して
   いて、なにもできん。破綻してる。

【以前の配信(2015/7/28)】
「ある屋敷の宝」/くしゃこむ 投稿NO.20
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#20
→ 普通の謎解きゲー。普通の意味で普通。

【以前の配信(2015/7/28)】
「神はその身を盾にする」/どきぃ 投稿NO.3
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#3
→ 短編ゲー。意外と良い感じでネタ性がある。

【以前の配信(2015/7/27)】
「満員世界」/ブー太 投稿NO.9
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#9
→ えっ これボス倒せるの‥‥?
   1時間半ごちゃごちゃやって倒せなかったのでとりあえず放置。
   ストーリーの見せ方は相変わらず上手。語らず語る感じですね。

【以前の配信(2015/7/26)】
「神林家殺人事件」/鳥籠 推理ゲー
http://cage1729.web.fc2.com/object/game.html
https://www.youtube.com/watch?v=RdlF15gEITs
第7回ウディコン 投稿No.2
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#2
→ このゲームは評価されるべき。

   本作の作者さんは、過去に推理ゲーを何作も出してきていますが、
   毎回パワーアップしていて、今作でついに、ノベルゲーでない
   RPGフォーマットでの推理ミステリのフリゲとしては、
   「現時点で」ほぼトップクラスの見せ方ができているのではないでしょうか。
   しかも、まだ伸ばせそうな余地が見えるのが楽しみです。

   ミステリ好きには、ぜひオススメしたい。

   なお、ゲームを終わるときは、タイトル画面から選択するようにするのが吉。

【以前の配信(2015/7/20-22)】
フリゲ「+Warlock」/noa
スフレ一人旅
http://nao1111.web.fc2.com/
→ フェクダを倒してはいけない(いましめ)
   改めてやっても良ゲーでした。
   今見るとすっぱり切られてる部分が多いですね。

【以前の配信(2015/7/10)】
RPG「OFF」
→ フランスで作られたRPGのローカライズ。
   難解にすればいいってもんじゃないぞ。いやまじで。
   あの宇宙ゴリラ意味不明すぎるでしょ。

   ウリとしてはMOTHER3的なビジュアルと音楽および
   メタかつダークなストーリーにあるのだと思います。
   しかし、自分にはいまいち新鮮味が感じられませんでした。

   また、ゲームとしてみると、マップや戦闘が単純につまらないです。
   1980年代のセンス。

   しかたないね。

【以前の配信(2015/7/10)】
「ドミニクの手紙」/14* ジャンル:ノイズ
→ アーティスティック。RTP素材なのにアーティスティック。
   とても興味深い。

【以前の配信(2015/7/4ー5)】
フリゲ「エンチャントファーム」/生糸
http://www.geocities.jp/vipkohaku2014/entry/089.html
→ VIPRPG系のいわゆる魔法具現化キャラゲー。
   多数の異なる雰囲気のマップをつないだダンジョンゲーかつ
   色んな仲間を組み合わせて、シンボルエンカウントの敵と
   避けたり効率よく戦ったりしながら、進んでいくゲーム。
   ストーリーはほとんど存在しないです。

   マップがかなり多く豊富なので、探索が楽しい。
   各所のボスも色んなタイプがいるので楽しい。

【以前の配信(2015/6/24-7/3)】
フリゲ「救世メガロマニア」/みお
http://30megalo.web.wox.cc/
VIP紅白2014 作品No.8 総合1位
→ すごいボリューム。無駄に多いわけではなく本当にボリューム多め。
   質の面でも、システム・ゲーム、音楽の面ではまんべんなく高め。
   特に1周めなら戦闘がいい感じに楽しめる。
   ストーリーは色んな過去のゲームから寄せ集めてきた感じですね。
   こちらは及第点。
   全体として、ゲーム部分が良く楽しめるゲームです。良ゲー。

【以前の配信(2015/6/13-17)】
フリーシナリオRPG「落葉の大地を走れ」/NAN
http://kurayamiandon.web.fc2.com/ochiba0.html
→ バグの多さや序盤導入のなさ加減が物凄く荒削りですが、
   とにかくやりたい世界と物語を作ったことが伝わる作品。
   そのやりたいことやった感はとてもフリゲらしく、買いたい。
   自分は面白いゲームだと思います。
   
【以前の配信(2015/6/7)】
2DACT「AXIOM VERGE」
いわゆるメトロイド風ゲー
2015/5/14 リリース
http://www.axiomverge.com/
→ この手のゲームはアクションの気持ちよさが1つのポイントですが、
   その点では、武器の操作感はなかなか良好です。
   武器の種類が無駄に多いのがイミフですが困ることもないのでよし。
   ジャンプや移動周りは、ふつーですね。
   マップ配置は、それっぽいけれど、意味深感が薄い感じでしょうか。
   全体として、遊べるが、すごいというほどではないというゲームでした。

【以前の配信(2015/6/6)】
RPG「嘘つきジニーと磔刑の国」/うた
http://www.eonet.ne.jp/~uwaaa/
→ 主人公たちは不屍なのに、ザコがオーバーキルしてくる!
   でも作戦かんがえたら勝てるぅ!
   レベルデザインがなされたゲームですね
   おおよそ6時間と書いてあって、本当に6時間弱で終わりました。

【以前の配信(2015/2/14)】
宇宙船ローグライク風「FTL: Faster Than Ligh」
http://www.ftlgame.com/
→ Easy をとりあえずクリア。
   戦闘中ふくめ、いつでもポーズして指示出しができるので、
   たしかにローグライク風。

【以前の配信(2015/1/31)】
ADV「カイダン実ハ。」/ トラベルミン
http://www.travelmin.com/
→ 昔SFCとかのサウンドノベルであった、
   選択肢によって、そもそものストーリーが変わるタイプのノベル
   ホラーなのに全く怖くないし、、どうなんだ?

【以前の配信(2015/1/26)】
ACT「孤高のアオイロ」体験版Ver.4.00 / ほしさらい せせき
http://hosisaraigame.web.fc2.com/index.html
Ver.3.01 の終わりから
高難易度パッチ適用済み
→ おお新しいギミック新しいギミック。
   今回も、いいところで終わってしまった。
   このペースでいつになったら完成するんだ!

【以前の配信(2015/1/25)】
「SCE_2」/ 川崎部 ジャンル:ゲーム
http://kawasakibu.web.fc2.com/sce2/
> ゲームを好きな今の自分と、
> ゲームに夢見る未来の自分と、
> ゲームが壊した過去の自分に。
→ ゲームをめぐる、結構混みいったゲーム。
  「これってどういうことなの?」という解釈をプレイヤーに求めるゲーム。
  (以下、後で書く)

   後で書こうと思ったけど、このゲームとにかくどういうゲームか書きにくい。

   ゲームをそれなりにやってる人なら、
   上に書いた3行の引用文がテーマになってるこのゲームに、
   なにか感じるところがあると思うので、
   メタ的なお話に抵抗がないプレイヤーなら、きっと面白いはず。

【以前の配信(2015/1/15,17)】
「ダブルフォーカス 文と椛の弾丸取材紀行」/AQUASTYLE 探索型アクションゲーム
http://www.aquastyle.org/doublefocus/
→ 絵は綺麗、ネタは豊富。
   敵の配置やマップ構成はいい感じ。。なんだけど、
   ギミックがその割に少ないのと、操作性が気持ちよくない。。
   思わずスーパーメトロイド配信してしまいましたね。

【以前の配信(2015/1/12-14)】
PZL/ACT「古明地さとりの情操教育」 / 黄昏フロンティア
http://www.tasofro.net/
→ こいし・おりん・おくうをゴールまで届けるアクションパズル。
   ドットかわいいし、パズルもよくできてるし、難易度もほどほどよくていい感じ。
   これは良ゲーですわ。

【以前の配信(2015/1/11)】
臓物クリックゲーム「わすれなオルガン」 / CAVYHOUSE C87新作
http://www.cavyhouse.net/
→ たしかにクリックゲーム。
   ただし、ブラウザのポチポチゲーほど悠長ではなく、
   たいへんせわしない感じになる。が、それが結構たのしい。

   基本的に絵やデザインが整っている点は秀逸。
   イベントやストーリーもぽんぽん挟まってきますが、こちらは雰囲気です。

【以前の配信(2015/1/5)】
RPG「ダージュの調律」/ローゼンクロイツ ◆Mvhdw.2dlc
VIP紅白2014 エントリーNo.17
http://www.geocities.jp/vipkohaku2014/entry/017.html
→ 個人の救済をえがいた中短編RPG。

   中短編として佳作ではあります。
   ただ、よく出来てるんだけど、個人的に演出が気に入らない。

   ***

   作品のメッセージは、すごくお行儀の良いもの。
   なんだけど、主人公が最後まで不器用すぎるように感じてしまいます。
   お行儀はいいんだけど、それをどう履行するのかが問題だよね?
   と思った最後のところで、あれだとちょっと不満がでました。
   結局、あのままだと主人公はいずれ破綻してしまうのでは。

   あと、演出面では、主人公の弟の見せ方が中途半端なのが、
   意味もなく中途半端に見えるのが気になりました。
   主人公の現状を作った一員のはずの弟なんだけど、
   どうもあの演出だと、その影響を与えてる納得感が薄い。

   ***

   文章の読みやすさとか、絵の部分とかは
   相変わらずのハイクオリティ。
   今回は、自作アクションっぽい部分にも少し挑戦していて、
   そこも良く出来ています。

   また、システム系の画面は本当によく出来てる。
   とくにエピソード選択画面は、素晴らしい出来。

   ***

   戦闘は、事前ヒントどおりの装備選択をしていれば、
   戦闘にはいってしまえば簡単。ちょっと易しすぎるかも。

【以前の配信(2014/12/10)】
RPG「flamberge -フランベルジェ-」/katarazu
http://abcw095.blog58.fc2.com/
→ さわやか短編RPG
   ストーリーはおまけに近いけれど、
   ドット絵でよく動く&吹き出しの出し方のおかげで、
   とってもテンポが良い。
   評価値とかがあるので、その方面で突き詰めるとまた
   色々あるのかもだけど、そこは未プレイです。

【以前の配信(2014/11/30)】
PZL「魔法の線陣」/ レゴ
http://www.freem.ne.jp/win/game/7564
http://miniscorp.wp.xdomain.jp/?p=77
→ キャラが少ないシミュレーションゲームみたいなパスルっぽいゲー。
   これは良ゲーの部類。独特のルールが面白いので、ちまちましたパズルっぽい
   ゲームが好きなら是非。
   見た目は地味っぽく見えるが、BGMがワンパターンながらセンス良く、
   パズルゲーとしてはいい感じ。
   ドット絵サイズのキャラ絵のパターンが多いのも○

【以前の配信(2014/11/22-11/24)】
RPG「ファイナルファンタジーVIII」for PC | SQUARE ENIX
http://www.jp.square-enix.com/ffviii-pc-jp/
→ 初見。PC版は高速モードがあり、全編にわたって3~5倍速で動作可能。

   なんというか、神ゲーになりそこねた良ゲー感ですね。
   SFならSFで突っ切っていればよかったのに!
   時間移動を使ったストーリーとか熱いところなので、
   そこの演出をもっとやっていれば神になれたはず。
   しかし、ムービーでは主人公とヒロインがやたら出て来る。
   主人公の考えが突然変わったり、ヒロインの描写が雑かったり、
   この2人は取ってつけたんだろうか?と思わせられてしまう。

   ムービーは確かにすごい。
   特にEDスタッフロール中の、パーティー風景のムービーのクオリティが高い。
   リアルタイムレンダリングムービーと通常ムービーの境界を合わせることで、
   ムービー中にも動けるような感じにしたり、工夫もすごい。

   戦闘は高速モードのおかげで、すいすい。
    高速ドロー→ジャンクション強化→HP危険状態からの連続剣→瞬殺
   それでもエンカウントは多すぎてなえます。

【以前の配信(2014/11/2-11/21)】
「天才科学者ばいおるる」/神奈川電子技術研究所
「ばいおるる弐」/神奈川電子技術研究所
ジャンル:フィジカルケミカルシミュレーション
ビーカーに同じ色のつぶつぶを集めるゲーム
http://www.shindenken.org/
→ ちっちゃいつぶつぶをゴールに導く。
   なんかレミングスみたいな見た目。発想は面白い。
   ただ、ギミックが大味で、半分くらいは力押しで進んだほうが安定という。

【以前の配信(2014/11/2-11/15)】
2DACT「チェルシーさんは7の魔神をブッ殺さねばならない。」/ PlatineDispositif
http://www.platinedispositif.net/games/bmd.htm
http://www.playism.jp/games/bunnymustdie/
→ ぶっ殺しました。
   良作2Dゲー。ジャンプ周りの操作感が独特で少しシビアですが。
   バックダッシュジャンプをうかつに発見したからって、
   気付かずに最初のボスを後回しにして後で超強化とかひどい!

【以前の配信(2014/10/26)】
スーパーマホロイド / KSD
VIPRPG魔法祭り2012 No.12
http://magicalviprpg2012.web.fc2.com/page/page12.html
→ メトロイドと見せかけてじつはパズルゲー。良ゲーの部類。
   最後の方の燭台の判定位置だけ納得いかない!

【以前の配信(2014/10/24)】
「片道勇者プラス」
http://www.silversecond.net/contents/game/katamichi_plus/
→ 無印版はフリゲですが、こちらはちょっとした有料版。
   新クラスの印象
     理騎士:スキルで一時強化できるけど元が大して強くない気がする。
       忍者:一発のスキルダメージがでかい。
            ザコが強くても強引にLvアップしやすい。
   さあ残りは観光客だ‥‥。

【以前の配信(2014/10/17)】
フリゲ「ムラサキ」/てつ カタテマ新作
http://members.jcom.home.ne.jp/wtetsu/
→ 5面クリアして6面はむずかしいのでひとまずここまで。
   BGMも絵も凝ってる。

   爆発パズル物理アクションと書いてますが、これパズル系STGですよね?
   Hellsinker.的パズリック弾幕STGを感じます。
   あと4面背景とか6面BGMからは、狙ってんじゃないかというほど
   東方Winのはじめの三部作のにおいを感じます。

   そんな本作ですが、システム的なオリジナリティはしっかりあるし、
   練習すればスコアは出るし、STGとしてちゃんと遊べます。

   ただ、ゲーム本編であまりにもお話がわかりにくいのは、
   ちょっとやり過ぎたんじゃないかと思ったり。
   プレイヤーとしては、置いてけぼり感ありました。

【以前の配信(2014/10/12)】
フリゲRPG「引き裂かれたバダール」/藻太郎
http://wheat.x0.to/
→「ドグマの箱庭」と「アリスの標本箱」の間にあたるわけですが、
   ゲームの作りの上手さでいうと、やっぱり前者と後者の間くらい、
   順当に作るにあたって、プレイヤーの引き込み方がうまくなってる気がします。

   徐々に塔を登ってそれぞれの世界を覗いていくことになるのですが、
   そこでのシナリオは、オーソドックスかなと思います。
   5階層目とかはちょっと奇をてらってるけど面白いですね。

【以前の配信(2014/10/12)】
探索ADV「ダンス・マカブル」/小麦畑
http://wheat.x0.to/
→ ドット絵や立ち絵がぬるぬる動くというすごさ。
   主人公の少女の仕草を見るだけでも、面白い。

   この作者さんらしく、今回モチーフにしてきた中世ヨーロッパの
   キリスト教的なところを、BGM,背景絵,台詞,演出とみごとに合わせて
   演出してきています。さすがです。

【以前の配信(2014/10/08)】
「弾幕アマノジャク IMPOSSIBLE SPELL CARD」初見
→ 4時間20分かけて最終日まで、10-6,10-7,10-9以外クリアしました。
   クリアできなかった3つはすぐには出来そうな気がしない。。
   7-4の早苗のバンドスネークカモンが一番つらかったです。
   STGやっぱおもろいね。

【以前の配信(2014/10/06)】
フリゲRPG「トドワレノトウ」(1作目)
フリゲRPG「ゲルニアヲコエテ」(2作目)
→ 「トドワレノトウ」はキチガイ演出しました!でもゲーム性はお察しね!
   2作目はちゃんとRPGしてるし、戦闘もボスがなかなか強くて良い。
   2作目は佳作ゲー以上の評価ある。

【以前の配信(2014/10/05)】
アルテリンクス/J.S.BUFFER
http://bwv.jp
→ ドラムロール式、フリゲやるひとで初見のひとは少ないのでは。。
   ロールの醍醐味が終盤まで活かされないのは、なかなかつらい。

【以前の配信(2014/10/03)】
フリゲ「冒険者達の晩餐」/YYY
http://milky.geocities.jp/vip_summer09/sakuhin/sakuhin_82.html
→ ランダム生成ダンジョンの探索ゲー。
   評判を聞く限り、どんなジョブをえらんでもそれなりのゲームになるらしい。
   ジョブあたりのスキル数をわざと絞ることで、うまくバランス調整してる感。
   なお、ストーリーはたいがい茶番である。

【以前の配信(2014/09/28)】
フリゲ「アニキとチビスケ」/仙豆が希少になったのはヤジロベーが食ったせい
http://www.geocities.jp/viprpgsummer2013/ss/22.html
→ 5時間くらい。
   チビスケのドット絵が大変プリティー。
   VIPRPGだけどVIPRPGっぽさは大変薄い。フリゲRPG好きならオススメ。

   アニキがHP制で結構すぐ死ぬけど、チビスケはLP制で何度かは耐えるという
   お互いどちらかを壁にできる変わったシステムで、よくできてます。
   途中まで難易度ぬるいけど、最後の厳しいところでかなりこのシステムを
   考えて戦う必要がでてきて、大変だけど楽しい。
   欠点としては、敵も自分も動きがはやいシンボルエンカウントなので、
   ちょっとせわしないかも。それくらい。

【以前の配信(2014/09/26)】
「エターなったぜ定食」から短編RPG「かはたれどき」
→ 2時間半くらい。
   VIPRPG らしいミニゲームとアクション演出を感じる。

【以前の配信(2014/09/24)】
http://suzume88.web.fc2.com/game.html
→ ドグマが倒されるだけの普通のRPG
   これは後続作品のための前座ってやつですね

【以前の配信(2014/09/22)】
フリゲ「FightingCores」
→ 音だけで2Dアクション、しかもロボット対戦しようとした無茶なゲーム。
   無茶すぎる。いや、実際無理だった。
   棒読みだけで構成されたメニューや会話は斬新といえよう。

【以前の配信(2014/9/21)】
フリゲ「飛べば良いじゃん。」/カノン
http://kanaderu98.blog.fc2.com/
> あらすじっぽいもの
>  主人公の鳥のトリは、かつてこの森に封印されたという
>  ドラゴンの話を聞く。
>  封じられてからもドラゴンは、森全体を覆う結界を張った。
>  誰も森に入れず、誰も森から出さない、そんな特殊な結界。
>  しかしトリは皆の力を借りながら森からの脱出を試みる。
>  鳥とは程遠い存在の、世界には勇者やドラゴンが存在する、
>   そんな世界の小さな物語。

【以前の配信(2014/9/1)】
フリゲ「魔王の墓」
http://panoply.xxxxxxxx.jp/old/10/index02.html
→ 淡々としたRPG。
   ダンジョンは隠し部屋をそれなりに置いてるけれど、
   基本的には一本道。
   隠し部屋があるだけではイストの真似にはならないね‥‥。

【以前の配信(2014/8/24)】
RPG「恐怖!ムルムル遺伝症"廻"」/ 黒木静
> 主人公であるフウミは地下世界「アルチェリンガ」で目覚める。
> 記憶を失ってしまった彼女は、自分の記憶を探すため、
> 地下世界の旅へと出かける。
→ 久しぶりに長編RPGやりました。
   一本道ですが、登場人物が多く、話の筋も多いけれど、
   横道にそれる話はほとんどなく、うまくまとまっています。
   戦闘はちょっと大味かな。あと百合。

【以前の配信(2014/8/24)】
フリゲ「RainyTower」/標準誤差StR http://sky.geocities.jp/se_str/
ケモノが宙飛ぶ短編SFアクションゲーム
> 未知の惑星へと墜落した宇宙探検隊の一行。
> 彼らは脱出の鍵となる資源を手に入れるため、
> 天を臨む樹の頂を目指すのだった……
→ SF要素+ケモかわいい+ちゃんと配慮されたプレイ導入で、
   小粒ながら佳作の域には十分かと思いました。
   欲を言えば後半ゴリ押しゲーになってる感あったけど、
   これを序盤導入時なみの難しさにするのもまた難しいゲーム性かもしれない。

【以前の配信(2014/8/17)】
「Bit」/GBふっこういいんかい レトロゲーム風プレイノベル 第6回ウディコン No.26
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#26
→ 人間そんな簡単に1人1人分離できるわけなかろう?

【以前の配信(2014/8/17)】
「ソラドウト」/あきら 謎解きアドベンチャー 第6回ウディコン No.15
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#15
http://homeaway.pya.jp/waiwai/kojin/game/soradouto
→ 雰囲気ゲー。雰囲気ゲーすぎる。

【以前の配信(2014/8/17)】
「ロードライト・フェイス」/ud 第6回ウディコン No.10
ノンフィールドRPG プレイ時間 :20~30分
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#10
http://mhdc.digi2.jp/product/rlf/
→ 最大HPを消費してものを買うっていう。
   シンプル。

【以前の配信(2014/8/17)】
「召喚指揮候補生」/早川 雪子 第6回ウディコン No.65
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml#65
http://kawasakibu.web.fc2.com/EE_D/summons_exprict.htm
→ ウディコン平均からみたら、かなり完成度が高い方だと思います。
   特に終盤の演出周りや、章のつなぎ方等々。
   ただ、序盤と中盤には気になるところも。

   序盤は、あまりにも戦闘が簡単すぎ&できることが少なく、
   ストーリー展開も遅く感じられるのでおろおろしました。
   (前作と違って)プレイヤー側が自分で進めていくような
   システムではなかったというところ、だれでもできるように
   ゆっくり目のペースにするとどうしてもこうなるのかな。。

   中盤には、いろんな依頼がやってくるのですが、
   ここに来てもまだ戦闘や状況にひねりが少ないので、
   せっかくの依頼が大きく印象に残ってこない感じがします。

   また、この後、国と国との話になるのですが、
   相手側の国のイメージが少し湧きづらく。。
   もう少し、情報や印象をインプットしてもいいのではと思いました。
   (ヒロインのトンデモ?情報とかしか生のエピソード出てこない気がしました)

   最終盤は、演出含め、盛り上がってまいりますね。
   意図してあっさりしている締め含め、とても良い感じだと思います。

   キャラゲーとしてみると、(前作と違って)目立った属性ではなく
   各キャラのエピソードに主人公がどう関わるか、に重点が置かれてる感じ。
   ちゃんとゆっくり読んでいくプレイスタイルがおすすめな雰囲気。
   # 各キャラの名前が戦闘中にほとんどでてこないのは、
   # 主人公が名前覚えられないタイプだと勝手に解釈しました。

【以前の配信(2014/8/11)】
「Braid」時間巻き戻しアクションパズル
http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/4204.html
→ たんに時間が巻き戻せるだけではなく、ステージごとにいろんな特性が
   使えるアクションパズル。けっこう発想が面白い。
   良作ですぞ。

【以前の配信(2014/7/5)】
フリゲ「LiEat -嘘喰いドラゴンと朱色の吸血鬼」
製作者:△○□× ジャンル:嘘喰いRPG
http://lieat.ifdef.jp/
→ 嘘をたべるドラゴンの子供と詐欺師の男がでてくるはなし。
   絵も設定も水準レベルなんだ。
   ただ、ゲーム性も演出も淡白なんだ。淡白なんだ。

【以前の配信(2014/5/3)】
フリゲ「アクションモグラ」/クロボン
http://hp.vector.co.jp/authors/VA036419/game.html
→ 2Dアクション。
   ギミックは良く出来てるし、操作性は少しむずいけど悪くない。
   ただ、ボスがゴリ押し効きすぎとか、ありがちなラスト戦とか、
   サブウェポンのバランスが、、とか、粗も多いですね。。
   あとどうでもいいけど、なに良い話にしちゃってるわけ?

【以前の配信(2014/4/5)】
フリゲ「孤独」/ vesta
http://vestawzr.web.fc2.com/
→ 3Dな探索ゲーム。ホラーかというと微妙。
   やりたかったことは分からなくもないのだけど、
   ユーザーの操作感と演出が追い付いていない感じ。。

【以前の配信(2014/3/2)】
同人ゲーム「Papers, Please」 共産主義国の入国審査ゲー
> おめでとう。
> 10月度勤労抽選により貴方を入国審査官に命ずる。
> 即座配属のため、至急グレスティン国境検問所の入国管理省に赴くように。
> 貴方とその家族には、東グレスティンの8等級の住居が割り当てられる。
> アルストツカに栄光あれ。
→ クリアしました。
   ルールに応じてチェックすべき書類がどんどん増えていき、
   しかし、プロセス遂行はすべて現場作業する審査官まかせ。
   なので見逃しとか温情とか賄賂とかがやりほうだい。
   これが官僚主義か。。
   僕の仕事でも似たような状況みたことあるぞ。。
   ゲームとしても面白いです。自分なりに作業を組み立てるところが。

【以前の配信(2014/2/25)】
フリゲ「リブラの見た夢」/Laineus
http://laineus.com/dream_libra/
本日公開らしい。
→よく見たら前日公開でした。
 最序盤から唐突な百合。レベルアップも百合。だがそれがいい。
 銃つかってもっとアクションゲーするのかと思いきやそうでもなく、
 ちょっとギミックなりが欲しかったところでしょうか。

【以前の配信(2014/2/1-2/21)】
「Dark Souls」PC版初見配信
14日目
・○ヌスさん、わんわんおの助けでコロコロした
・ラスボスにいたってパリィを練習するの巻
・パリィ3回でしんでいった そして唐突にはじまる2周めぇ
・おつかれさまでした
13日目
・順調に○ヌスさんと遭遇。闇のショットガンつよすぎるしょ‥‥。
・ゴーさんがやる気だせば主人公頑張る必要ゼロだよね
12日目
・萎床さんをクソゲークソゲー言いつつクリア
・他2人の四天王も無難にクリア
・ダウンロードコンテンツへ。ボスつおい。
11日目
・溶岩の先で死ぬ→走りだす→溶岩耐性の指輪つけて無くて即死
・ボスまでいったけど初見だと第三形態でしにました。萎床。
10日目
・絵画の世界へ。もふもふしたお姉さんしかいないじゃないか。もふもふ。
・なんか溶岩のところいったらシスコンがいた
9日目
・結晶洞窟のボスはよわかった。
・森へ。おっきなわんわんおがいました。四天王とかいなかった。
8日目
・公爵の書庫なう。それなりに順調に突破する。すげー時間かかったけど。
・結晶洞窟なう。潮干狩り!(なお狩られる側の模様)
7日目
・地下墓地に寄り道 エスト瓶がバイバイン
・ついでに小ロンド遺跡で幽霊と戯れる
・2人の熟練白霊を連れてアノールロンドボス再戦 瞬殺すぎて困る
・王女。\デカイ/
・そして、↓四天王を滅ぼせばいいらしい。うろ覚えですが。
 墓王ニト、白龍シなんとか、廃都イザリスの女王、小ロンドの4公王
6日目
・アイアンゴーレムさんでけぇ でも黒騎士剣パワーでソロクリア
・ガーゴイルに拉致されてアノールロンドへ
・ボス2人組強くね‥‥?
5日目
・病み村のボスを倒した 半裸の変態料理人女強い
・センの古城なう 死にかけながら篝火とショートカットを得た
4日目
・最下層なう 貪食ドラゴンは初見クリアしました
・病み村なう なにここ地形よくわからにい
・病み村の沼なう 篝火みつからん
3日目
・魔法使いだと思ったらトライデント使いだった→死
・ガーゴイル2匹?→死
・鐘ゴーン
・楔の化物か何かを倒して森にいったら、月光蝶である!→死
・犬のデーモンではじめて4回位死ぬ 狭いの嫌い
2日目
・牛頭のデーモンを火炎瓶で滅ぼす華麗なプレイング(キリッ
・ドラゴンに焼き殺されかけるの巻
・イノシシ怖いお‥‥→柱にはまってるぞこいつ
・詐欺メッセージに騙されかけつつ、次の篝火まで無事到達
1日目
・お前はシベリア送りだ!→不死者には使命があるんだ!
・あったかふわふわ!
・幽霊のやつ、壁はすりぬけるくせに、自キャラはすり抜けられないとかチートか
・スケルトンつよすぎだろ‥‥これが序盤とか‥‥
・普通に不死街なう。黒騎士の剣が一発ドロップした!

【以前の配信(2014/2/1)】
フリゲ「アリスの標本箱」/藻太郎 VIPRPG紅白2013参加作品
http://suzume88.web.fc2.com/
http://vipkohaku2013.web.fc2.com/ent/6.html
→ 久しぶりにドラクエ形式の王道RPGをやった気がします。
   ドラクエっぽい、各キャラごとの台詞まわしが上手。
   序盤から各街にいる聖女様の言葉とか、もっといろいろ聞いてみたい
   気持ちになります。
   ただ、細かいネタはもろに、VIPRPG系で下ネタもありありですね。。。
   クリア時間はクリア後も含めて6時間くらい。難易度は極低。

【以前の配信(2014/1/28)】
フリゲ「七つ下がりの雨」/KaTana コミックゲームによるアドベンチャーゲーム
言ノ葉迷宮
http://homepage2.nifty.com/wp/kotonoha/
→ なんだこのキチガイ先生は。たまげたなぁ‥‥。
   漫画だと異常な展開でも、情景ははっきり描写できてしまうから、
   何が起きたか理解だけはできてしまう、ということを思い知らされた。

【以前の配信(2014/1/26)】
「さよなら、モナーRPG。」/ローゼンクロイツ ◆ Mvhdw.2dlc 
http://www45.atpages.jp/vipkohaku2012/db/profile.cgi?_v=033&tpl=view2
→ 良ゲーの部類に入るのでは。ただし、(前作ほどじゃないけど)どぎついです。
   とにかく、マップチップとギミックが凝ってます。BGMも独特。

   フリーシナリオであり、ユーザーに方針を委ねる部分が多いです。
   それぞれ、きちんと選択した結果が伴っていて、それもおもろい。
   個々のエピソードがえぐいけれど、受けるところがあるゲーム。
   それは前作とかわらない部分ですね。暗い部分からの逃げを許さない感じ。

   強いて言えば、終盤の持って行き方は、ちょっとプレイヤーの意思を無視して
   引っ張りすぎ何じゃないかと思う面もありますが、好みの問題かもしれません。

【以前の配信(2014/1/26)】
「クッキーのクッキー☆」/KSD VIPRPG紅白2013総合1位
http://vipkohaku2013.web.fc2.com/ent/72.html
→ \これはひどい/
   元ネタが分かる部分は、腹筋痛い。
   完全勝利した○○君UCネタだけでも分かるなら Let's Play ですわ。

   ゲーム自体は、ヨッシーのクッキーの進化系です。
   無駄に高いツクール2000技術が駆使されており、
   普通に面白く遊べて困る。後半はスキル選択も考えさせられたり。
   操作になれるまでの最初が、一番むずかしいかも。慣れれば楽しい。

【以前の配信(2014/1/25)】
フリゲ「Margikarman」/ゆうやけ
異界×学園を主軸としたADV型現代RPG。
→ まあまあ良ゲー。ノベルゲーをRPGに起こした感じ。
   独自素材部分が綺麗。その代わり汎用素材から少し浮いてしまうけれど‥‥。
   似たモチーフで「Persona - The Rapture」という過去の強キャラがいるのが
   つらいところか。
   ただ、日本の現代風RPGは少ないから、それだけで評価したい気持ちもある。

   「Margikarman ItoA (ver.2.0)」という完全版が実は2014/2月にでるらしいので、
   この評価も変わるかもしれません。

   難易度低めのという説明は偽りなしです。

【以前の配信(2014/1/19)】
フリゲ「孤高のアオイロ」/ 体験版Ver.3.00(難易度をVer.2と同じに上げるパッチ済)
体験版Ver.2.01の最後から。
→ Ver.3 の最後までおわり。
   会話文むっちゃ増えましたね。
   アオちゃんの精神状態が不安定で心配。。
   ゲーム的には地味な、暗い箇所がつづいてる感じ。
   次Ver.は明るくなるのかな。

【以前の配信(2014/1/11)】
SCP - Containment Breach v0.9
「SCP=SCP財団が確保したこの世ならぬもの」が徘徊する施設を探索し、
生き延びることが目的。海外製フリゲ。
http://www.scpcbgame.com/ 公式サイト
http://containmentbreach.wikia.com/wiki/Main_Page Wiki(英語)
http://scpjapan.wiki.fc2.com/ The SCP Foundation 非公式日本語化wiki
→ LEVEL4カードキー拾うところのバグが強キャラすぎて進行不能でした‥‥。
   もっと難しすぎる感じかと思ってましたが、ぎりぎり進行可能なので、
   配信としてやるにはおもろいと思います。

【以前の配信(2014/1/8)】
「一撃入魂!ぱんだボール」/ですのや☆ C85新作
http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/panda/
→ マウスでグリグリボールを吹っ飛ばす系のアクション。
   ですのや☆らしく、本編おわるまでがチュートリアルであることを
   ひしひしと感じます。相変わらず、徐々にプレイヤーを慣らすのが
   大変上手。
   おまけのラスト面は、まだ打開できてません。

【以前の配信(2013/12/27-2014/1/6)】
La-Mulana 同人アクションゲー古典のPC版
http://www.playism.jp/games/lamulana/
→ アクションゲーとしてはさすがのクオリティ
   BGMも良いし、これで300円セールはしゅごい。
   1200円定価だけど、それでもやる価値あります。
   謎解きが理不尽すぎるのは、自分的にマイナス。

【以前の配信(2013/12/23)】
パズルゲー「勇者わてりの大冒険 と ふれいむさんのけだるい日常」
バイナリィランド風味?
http://www45.atpages.jp/vipkohaku2012/db/profile.cgi?_v=052&tpl=view2
VIP紅白2012 No.52 総合14位
→ バイナリィランドなパズルゲーでした(説明になってない)
   未完成でしたが、これからもっと難易度・ギミックこっていけば
   演出は綺麗だし良ゲーになる予感。

【艦これ履歴】
2013/9/27 ラバウル鎮守府に初着任
1-4 到達1日目 突破2日目 戦艦レシピ一発で伊勢を引く強運で突破
2-4 到達3日目 突破8日目 5~7日目まで羅針盤に嫌われるも突破
3-2 到達8日目 突破10日目 囮のLv1響ちゃん人形を守りきって突破
4-3 到達10日目 突破13日目 羅針盤にさえ勝ってしまえばこっちのもの
3-3 到達10日目 突破13日目 4-3と同日にやったらサクッと突破
4-4 到達13日目 突破18日目 3日間出撃できなかった分の資源で突破
3-4 到達18日目 突破18日目 2回でクリア。羅針盤・ボスに恵まれる
5-3 到達18日目 突破21日目 足柄さんを抜擢。〆砲撃・GET娘も足柄さん。
2013/11/1 はじめてのイベント
E-4 到達2日目 突破9日目 1度屈するも、2度目で突破。摩耶様大活躍。
     突破時の資源減少:燃料10k、弾薬8.5k、鋼材7.7k、バケツ55
E-5 到達10日目 突破16日目 E-4よりはすんなりと。熊野阿賀野長波GET。

【以前の配信(2013/12/8)】
ホラゲ「BLACK LABO」
http://exout.net/~xylishoot/black_labo/
→ ホラゲというより、スニーキングアクションですね。
   敵の視覚・聴覚を察知して動く必要があり、考える事が多い。
   ただ出会い頭死亡みたいなランダム要素がおおく、理不尽。
   理不尽さを活かしたホラゲー。
   ちょっと敵の行動とステージ構成に変化が少ないのが難か。

【以前の配信(2013/12/1頃)】
フリゲ「歯車の街、アトライン」
→ 割りと長編RPG。
   なんだろう、ほのぼのしてる。なのに、無意味に戦闘を要求される感。
   戦闘もちょっと調整が大味なんじゃ‥‥。
   ほのぼの系だけどしっかりなゲームでは、「天使のうつわ」が個人的に
   おすすめです。

【以前の配信(2013/11/25,2013/11/27)】
フリゲ「IFIF」(a.k.a. もしも転生if...だったら)
http://www10.atwiki.jp/vip_rpg/pages/485.html
→ 戦闘の演出はいいんだが、シンボルエンカウントなのに逃げると
  ボスにまず勝てない。ふごご。

【以前の配信(2013/10/20)】
ホラゲ「霧雨が降る森」/星屑KRNKRN
http://nanos.jp/hskzkrnkrn
→いわゆるドッキリ系ではないホラゲ。
 BAD END が割りとよい。
 ちょっと内容にたいして演出が冗長なのが自分は気になりました。。

【以前の配信(2013/10/19)】
フリゲ「PIEEROT+」少し不気味なサーカス館を舞台にしたストーリー重視RPG
http://dreamwish.yu-nagi.com/
→ホラゲかと思ったら短編~中編RPGでした
 サーカス館を舞台にして、登場人物のなにげに濃い話を割りと
 読みやすく見せてくれる。そんなゲーム。
 演出が時々強引きわまりないですが、ぐだるよりマシなので悪く無い。

【以前の配信(2013/9/29)】
フリゲ「孤高のアオイロ」体験版Ver.2.01 探索ACT/PZLゲーム
http://hosisaraigame.web.fc2.com/game/sskgame/aoiro.html
→体験版Ver.2.01の最後までプレイ。
 普段はのんびりしてる感じなのに、
 要所で突然エフェクトすごくね?っていう
 アクションパズルとしては、アクションもひらめきもいきなり
 要求されるイベント箇所がヤバイ。
 早く完成しないかなー。

【以前の配信(2013/9/28)】
フリゲ「孤高のアオイロ」体験版Ver.2.01 探索ACT/PZLゲーム
http://hosisaraigame.web.fc2.com/game/sskgame/aoiro.html
→わりと良ゲー。
 壁につかまった時の操作性以外はチマチマしてるけど楽しい。
 金髪軍人が0Fで射殺してくるのは絶許。

【以前の配信(2013/9/23)】
ADV「デンシャ」/小麦畑
http://wheat.x0.to/game/
→これは淡々と謎解きするスタイルでやってはいけなかったのでは‥?
 最初と終わりの演出はすごい。

【以前の配信(2013/9/21)】
フリゲ「ヴァイロンの塔」/カードバトルRPG
http://gansoishiyaki.sakura.ne.jp/vailon/
→これは対人でむしろやりたいかな。。
 対CPUでやると、CPU判断という運要素を強く感じてしまう。
 細かいUIの使いにくさがちょっと難。
 右クリックで加速なのに、画面切り替わった時におしっぱだと
 クリック判定受けるとか。

【以前の配信(2013/9/14)】
フリゲ「山神」/うみの たつき
ジャンル:短編RPG マルチエンディング(3種)
→OPイベントの雰囲気はなんか神がかってる。
 あとは雰囲気ゲー。でもOPだけは神がかってる。

【以前の配信(2013/9/7)】
フリゲ「JOURNEY SKY」/シコリカ 旅RPG(ふつうのRPG)
http://shikorika.blog13.fc2.com/
第2回ウディコン8位
→すごく雰囲気が良いゲーム。
 街の人の会話の作りこみとか、FCのドラクエを彷彿とさせる域。
 レベルがどんどん上がっちゃうけど、ADVゲームっぽく、
 本当に「旅」にフォーカスしてるから、この調整は当たりだと思います。
 良ゲー。

【以前の配信(2013/9/1)】
「アクアリウムス」/第5回ウディコン エントリーNo.44 総合2位
→素材と戦闘テンポがかなり作りこんである長編RPGですね。
 あのあと最後まで後日クリアしたのですが、話はわかりやすいのですが、
 ちょっと演出のためにとってつけた感がありありな気が‥‥。
 決してつまらなくはないのですが、他のクオリティがんばってるので
 物足りなくなってしまいます。

【以前の配信(2013/8/23)】
「ハートレジャー」/第5回ウディコン エントリー番号51
→SPRGですね。
 難易度高すぎませんか‥‥。気のせいでしょうか。

【以前の配信(2013/8/10)】
「シャンハイと謎の魔導書」/闇討ちプロジェクト C84新作
→ピク○ミンですね。
 頑張って考えて作ってる感が伝わってくるゲームです。

【以前の配信(2013/8/5)】
『Elemental Speller ~人喰い迷宮と不思議な少女~』
第5回ウディコン エントリーNo.66
ジャンル:タイピング3Dダンジョン
→ あっさり。あっさりしすぎじゃね???

【以前の配信(2013/5/2)】
2D ACT 「Dustforce」
steam で $9.99 で買いました。
→ スタイリッシュ掃除アクションゲーム
   コレむずいよ!

【以前の配信(2013/4/6)】
ホラゲ「記憶少女 THE END」
→ 話が暗い。重い。
   画面も暗い。敵が見えにくい。
   しんどいゲームでした。。。

【以前の配信(2013/4/5)】
フリゲ「プログレッシブ 光の勇者達」
16×16のフィールドを探索していく
クリックタイプのフルオート戦闘RPG。
マス目のイベント内容はメモ推奨らしい。
→ 初見では攻略不可能極まりない理不尽配置。
   あえて言おう、遊べるクソゲーであると。

【以前の配信(2013/4/4)】
「ナイトメアスフィア」
タイムアタック風ただの強行突破
→ 炎エリア道中がむずすぎてメトロイドに吸われまくって
  バッドエンドになった。1時間すら切れてない悲しみ。

【以前の配信(2013/3/17)】
フリゲADV「ある夏の日、山荘にて、、、」
外界から孤立系の殺人事件推理モノ
→ 一番最初の事件が一番難易度たかい系。
   選択肢の出方と合わせて難しい‥‥。

【以前の配信(2013/1/14)】
とうスト1.36のオートマッチ対戦配信
→ オートマッチが今日実装されたのですが、
   わりとすぐに試合が開始するので、結構快適に遊べます。
   あと、個人成績的には、前日に頑張って序盤の流れを練習した結果か、
   天狗中位~鬼下位で推移できてて嬉しい感じ。

   緑勢力の、序盤の毛玉ラッシュが辛いですね。
   最速ラッシュだと最速で準備しないと自陣滅びるし、
   かといって最速じゃないラッシュに最速で準備すると
   その分こちらの内政準備が遅れてそのままジリ貧。

   対赤には、序盤に農民までつかった総突撃がいまのところ
   使えそうです。中盤以降まで行くと諏訪子がでてきて
   思いつく対抗手段が無いですし‥‥。どうしましょうね諏訪子。

【以前の配信(2012/1/初旬)】
ハトクラPC版ととうストの配信を色々としていました。
どっちも楽しい。
が、ハトクラはあとからでも追いつけそうなので、
とうストにしばらく打ち込みます。

【以前の配信(2012/12/19)】
フリゲー「クトゥルフの弔詞 ~夢声慟哭~」
クトゥルフ知識は少ししか無い人がプレイします
→ 通常ではありえない、どこからどこまでが夢なのか
   まったくわからない構成で見事でございました。
   これで最後が発狂ENDじゃないのが有情かつ初心者向けなのでしょう。
   なかなかでございました。

【以前の配信(2012/12/17)】
フリゲー「身代わり少女」謎解き系ホラゲ
主人公の少女を死に追いやった人を探すのが目的らしい
マイク基本なしです
→ うーん、設定はいいんだけど演出に活かしきれてない感?
   あっさりあっさり。

【以前の配信(2012/12/10)】
フリゲー「カノウセイ」電車内を舞台にした生き残りRPGだそうです
今日はマイク基本なしです
→ 死にゲーでした そして良ゲーでした
   久しぶりにゲーマーとして挑戦を受けた感があるゲーム
   あと登場人物ひとりひとりがよく描けていて、
   一つ一つのイベント内容・配置ともによく考えられるのが好印象

【以前の配信(2012/12/08)】
フリゲー「包丁少女幻窓曲 MEMORIES OF REPLICA」アクションゲー
※原作にないオリジナル注意らしいです
→ クリアしました。だいたい6時間くらい。
   「包丁少女幻窓曲」に比べると、全体的に攻撃が当てやすく、
   回避もしやすくなって、ストレス少ないアクションゲーでした。
   ダンジョン広すぎてぶぼぼとか、ボスが大概力押しor作業で
   勝てるとかちょっと欠点も見えますが、佳作ゲーの範囲と思いました。
   ストーリーはメタで電波系ですが、ぶっ飛んでるので
   逆に気にならないです。

   余談ですが、2Dダンジョンアクションゲーで敵をバリバリ倒す&
   探索する系のフリゲは、自分的にはナイトメアスフィアが
   今のところ最高ですね。

【以前の配信(2012/12/07)】
フリゲー「Hash Beat Step」ホラー系かくれんぼゲームだそうです
→ ゲームとしても割りとおもろい
   若干鬼役がバグめいてたけどそこもふくめておもろい
   最後のおまけみると、実はこの作者さんギャグゲーもいけるんじゃ?

【以前の配信(2012/12/06)】
フリゲー「はーと・いんざ・はーと」タイトルを見る限りほのぼの系?
→ ふか‥‥い?
   ゼルダっぽいリアクションと謎解きは普通におもしろいです

【以前の配信(2012/12/04)】
サイコサスペンスアドベンチャー「柵の淵」顎が尖ってます
→ 重い話の演出にこの絵は正直に\アカン/
   最後のハッピーエンドの顎リンク・肩尖りパパ・黒顎のトリオで
   後光が射してるシーンは完全に卑怯
   久しぶりにじわじわと笑いのでるビジュアルゲーを見ました
   しばらく忘れないと思います

【以前の配信(2012/12/04)】
フリーのノベルゲー「world rewinder」です。ループものっぽい。
→ 短編ループゲー
   まとまってるんだけど、せっかくループゲーで
   「ああそういうことか」っていう辻褄をあわせられてるので、
   演出としてもっと印象付けがあったらもっと良ゲーになる予感もする
   短編だから難しいのかな?
   なにげに三野原さんかわいいですね

【以前の配信(2012/11/28)】
ゆめにっき二次創作ACT「包丁少女幻窓曲」です
→ クリア後じゃっかん難しめ
   仕事で疲労した頭には歯ごたえありんぐ
   あとセコムマサダ先生のバクステでもっとドゥエりたい

【以前の配信(2012/11/27)】
ゆめにっき二次創作ACT「包丁少女幻窓曲」です
→ BGMがいいアクションゲー
   包丁のリーチが短すぎたり、歩くのが遅くて悲しみ
   もうちょっと見た目のインパクトある方が配信むきかもという説

【以前の配信(2012/11/25)】
フリーノベルゲー「茜街奇譚」の配信します。
> それは、人と鬼とが棲む街の物語。
>
> 東京の「茜街」という、
> 架空の街を舞台にした現代御伽噺(おとぎばなし)。
→ 淡々と読める文章でお上手です。はい。
   文章がよくて、話もお行儀がいい。わかりやすい。
   良いですね。
   展開のインパクトとか、ようわからんエネルギーが薄いかもっていう
   好みレベルのコメントしかできない。

【以前の配信(2012/11/19)】
「イニシエダンジョン」オープンβ 最初から
死んだら即キャラロストな潜り系FLASHゲーム
→ おもろいです。大量の敵を圧殺してぷちぷちつぶしたり、
   そうかと思えばいきなり死んでてうわああああってなったり、
   楽しいです。

【以前の配信(2012/11/12)】
フリゲ「都市探求会」オカルトミステリー 推理要素ありらしいです
→ 予想外に重ねてくる展開でしっかり目
   オカルトとは一体何だったのか

【以前の配信(2012/11/10)】
WME ブラウザ配信ツールを Twitter API 1.1 対応中。。
・twitter の異常に厳しくなったツイートの表示規約に対応
・twitter へのアクセスがすべて OAuth 認証必須になったので対応
 (8割方済んでる)
・UI 微調整
→ 誰得配信
   Ver.0.10 としてリリースしました

【以前の配信(2012/11/2)】
PC-98 時代の名作(らしい)鬱ゲー「梓999」
マイクなしで淡々とやります
→ 後半わりと鬱々しい‥‥
   '97にしては先見のある鬱々しさ

【以前の配信(2012/10/28)】
フリゲ「魔女の家」ホラゲらしいです。
→ なにげにドット綺麗。
  配信だとNORMAL EDで「ゾンビにはショットガン最強すな!」
  ていうワロス状態でしたが、TRUE ED は良い感じにえげつない
  内容で、一見の価値ありでした。
  公式サイトをよく読むと TRUE と隠しのEDがあって、
  TRUEは配信してよかったみたい。よく読めばよかったぬ‥‥。

【以前の配信(2012/9/26)】
フリゲ「ドキッ! 女だらけの雪山殺人事件」
推理ゲーム。
→ こんなオチでいいのか?

【以前の配信(2012/9/2)】
同人ゲー「宵闇伝説」です
http://korcs.info/game/yoiden/
→ まさに ゼルダの伝説 夢をみる島 ショートバージョン
   サクサク

【以前の配信(2012/8/19)】
非想天則ランキングバトル 第8期本戦大会 配信の鏡
http://jbbs.livedoor.jp/sports/5246/
トナメ表(随時更新)
http://www20.atpages.jp/thrank/8honsen.PNG
→ #オキシさん強すぎワロタ
   最後の後がないところからのじゃがいもさんのヒーローっぷりもすごかった
   むっちゃおもろかったですね
   最終的に、全鏡あわせて252人も視聴していたようです
   企画のひなない(a.k.a S修羅)さん曰く、新作がでるまでランバトはお休みだそうです

【以前の配信(2012/6/21)】
フリゲRPG「Re:Kinder」ホラゲだよー(多分)
→ この作者さんらしい内部ルール重視で抽象演出なゲーム
   本作はとりあえずグロイ

【以前の配信(2012/6/17】
フリゲRPG「王女様と薔薇の騎士」短編~中編
→ かつてないサクサク度のRPG
   ここまで戦闘が短時間で終わるゲームもない
   しかしキャラ絵・ドット絵はかなり凝ってる
   頭つかわないし、難しいゲームやり続けた身は癒されます

   おまけですか?ドラゴンボールですねあれは。

【以前の配信(2012/6/14)】
フリゲRPG「虚構に咲くユリ」2002年制作 マイク無し予定
→ 普通のRPGっぽいルールをいきなり壊したり、
   いきなり時空間ぶっとばすような演出をいれまくってるのに
   ちゃんと破綻せず、しかもなんか不自然な計算を感じないあたり、
   実はかなりハイレベルなのではないだろうかと思います。

   まとまりきってない要素は多々見受けられるけれど、
   かといってゲーム全体の主軸はぶれていないし、
   伏線回収という意味だけとると完成度は低いのだけれど、
   でも回収してないからといってぶれるような緩い軸ではなく、
   ストーリーの読み取りとしては、まったくもって許されるレベルに思います。

   万人にはオススメできないけれど、フリゲやるならやるといいよって
   言える作品でした。

【以前の配信(2012/5/28)】
「まりさとアリスのトラップタワー」例大祭のですのや新作です
8-6から
→ 8-8まで完
   トラップタワーマスターの称号を得た

【以前の配信(2012/5/28)】
「まりさとアリスのトラップタワー」例大祭のですのや新作です
5-2から
→ 8-5までおわりんぐ
   とばりちゃんほど難しくないんだけど、操作が、まじ、きついです
   僕には脳は2つ無い

【以前の配信(2012/5/28)】
「まりさとアリスのトラップタワー」例大祭のですのや新作です
→ 5-1 までおわりんぐ
   そろそろ作者のですNOさんが牙を向いてくる予感がする

【以前の配信(2012/5/19)】
「LastGrace」長編RPGらしい 高難易度らしい ベクターいったらRPG1位だった
→ カーソルキーの殺人的音色にまず先制パンチを喰らい
   雑魚のあまりの攻撃力の高さに戦慄し
   ボスに瞬殺されて空を仰ぐ そんなゲーム
   グラフィック・演出はわりとよくできてる 独自性はあんま感じないけど無難によい感じ

   なお、付属HTMLは必ず読みましょう
   HTML読まなくて特技効果わかんねー!逃走実装し忘れかよ!とか言ってすいまえんでした

【以前の配信(2012/5/5)】
「実況パワフルプロ野球8」サクセスで伝説最強チームを滅ぼす
→ チーム貧弱→伝説最強に滅ぼされる
   チーム充実→自チームのコピーチームに滅ぼされる
   UGAAAA

【以前の配信(2012/5/3)】
PS2実機取り込み配信テスト3 かまいたちの夜x3
→ かま2と同じシリーズとは思えないガチミステリっぷりでしたねはい
   香山さんかっこいい

【以前の配信(2012/5/3)】
PS2実機取り込み配信テスト2 かまいたちの夜2
→ 分配ケーブル使うとちょっと暗いねー
   かま2は雰囲気ゲーであることがよくわかる配信となったと思います

【以前の配信(2012/4/28)】
PS2実機取り込み配信テスト グラディウス3&4
→ 音ズレはなし
   マイク音もOK
   棒読みちゃん小さすぎたので要調整
   全体的に配信に支障なし
   あとは、今回PS2から直接取り込んだのを、TV経由でダビングしても画質が十分ならOK

【以前の配信(2012/4/28)】
フリゲ「UnderWorld」
Wiz+ローグ風RPG 高難易度らしい
→ おもろい予感
   でも松明無いと死ぬお
   ちょっと配信はしませんががんばってみる

【以前の配信(2012/4/23)】
フリゲ「機械仕掛けの夢」30分位で終わるらしい
今年のエイプリルフールに公開 作者:うたさん(停滞少女の作者さん)
→ 良ゲーすなぁ
   プロットとそれに対する要素配置で雰囲気つくるの上手すぎるでしょう
   デザインもすっきり可愛くて、僕がくりえいちぶ勢だったら嫉妬してるだろう

【以前の配信(2012/4/22)】
フリゲADV「鴉の断音符」
鴉が主人公 選択肢は8つの「スタッカートミステリ」
→ 淡々としたキレのある文章で読みやすい。素晴らしい。
   自由ですね
   ちょっと雰囲気ゲー化してるとこあるけど

【以前の配信(2012/4/22)】
フリゲAVG「アサルとスパイ」
→ 合言葉はガンギマリ
  ピンク頭のカノコがだんだん可愛くみえてくるとみせかけて最後までマジキチ
   このキャラデザインのシュールさと、デザインクオリティの統一感・枚数はすごいね
   テンポ的なところでちょっとアラが見えるのがどうしても残念かもしんない

【以前の配信(2012/4/15)】
只今の配信:フリゲ「ランナーズ・エクリプス」
ジャンル:ネットワーク対応 戦闘プログラミングゲーム 初見
→ パズルゲーみたい?
  シンプルで短めでおもろい。僕は好み。

【以前の配信(2012/4/11)】
ノベルゲー「1999ChristmasEve」
→ フリーの古典ホラーノベルゲー
  演出がうまいですね。。たしかに当時としては名作、いまでも良作以上だと思います。
  ゲームとしても、難しめとして狙ったと思われる難易度調整で、
  投げ出すほど難しくないし、良くできてると思いました

【以前の配信(2012/3/25)】
Wiz風フリゲRPG「MOSIMOの迷宮」
相当クリアに時間がかかるらしいが。。さわりだけ。
DL: http://music.geocities.jp/kouhaku03_09/026.html
パッチ: http://www.geocities.jp/vrkouhaku3_patch/
→ 2F踏破まで。手マッピングも面白いものですね。
  しかしこの調子で25Fはなげぇ!

【以前の配信(2012/3/25)】
ホラゲ「オニアソビ」 制作:青色ラテルネ
http://aoiro-laterne.sakura.ne.jp/game.html
→ とおりゃんせとおりゃんせー
   ホラゲとしてはそこまで怖くない
   なお、作者さんサイトに40分~1時間ってかいてあるけど普通に3時間近くかかったりしました

【以前の配信(2012/3/24)】
ACT「ヒツジシツジ」おまけのはじまり
→ とばりモードはすぐおわったけど、ですのやモードが案の定ぐう畜すぎる。。

【以前の配信(2012/3/20)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」のおまけパッチ配信です
今日こそボスを滅ぼす
→ 5時間以上のチャレンジの末、ついに打開しました!(本当の意味で)NKT‥‥
   通算15時間もかかるとは、僕ともあろうものを手こずらせやがって(キリッ
   クリアした瞬間手が震えました。久しぶりですね。

【以前の配信(2012/3/18)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」のおまけパッチ配信です
後はボスだけ‥‥
→ あとちょっとまではいきましたが、、もはや10時間近い戦い

【以前の配信(2012/3/18)】
ランバト配信の鏡です。実況スレはこちら↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/5246/1332070690/
トナメ表: http://www20.atpages.jp/thrank/tnm7-7.PNG
 
【以前の配信(2012/3/11)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」のおまけパッチ配信です
http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/tobari/
→ ボスムズすぎでしょう?ぐごご

【以前の配信(2012/3/5)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」のおまけパッチ配信です
http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/tobari/
→ ついにラスト地獄の入り口が見えたようです

【以前の配信(2012/2/24)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」のおまけパッチ配信です
http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/tobari/
→ ヒツジの洪水に飲み込まれました

【以前の配信(2012/2/19)】
トッパツプランC81新作「ヒツジシツジ」はじめます。メメッ!
http://totupura.sakura.ne.jp/hs_hp/hs_c81

【以前の配信(2012/2/6)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」の配信です
http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/tobari/
Exボスにリベンジの巻
→ ついにExボスをわからせた!
   Exボスは「はいていない」のではなく「対戦中にはドロワが脱げていた」という衝撃の事実
   Exエンディングも操作できて楽しいゲームでしたわー
   そしてはじまるEx月のかけら取得の苦行
   残り3つまで取れました(Ex-1,Ex-6,Ex-7 が残り)

【以前の配信(2012/2/5)】
非想天則ランキングバトル第7期1回目 の実況鏡です。
http://jbbs.livedoor.jp/sports/5246/
実況配信スレッドはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/5246/1328438794/
→ みるんげさん優勝おめでとうございます!
   次回は来週日曜、2on 早稲田式だそうです

【以前の配信(2012/2/5)】
VMware Player 使って Windows8 Developer Preview 版を動かしてみる配信
→ おいメトロアプリどうやって閉じるんだよ!!!!
   スタートメニューがパネルになってて死にそうでした おわり

【以前の配信(2012/2/1)】
フリゲRPG「すでに私たちは地獄のまっただ中でした」
http://vipkohaku2011.web.fc2.com/entry/065.html
→ 外見は気持ち悪く、でも中身はまともすぎるくらいまともな良ゲーでした

以下、作者コメントです
> こんにちは、はじめまして、ローゼンクロイツと申します。
> ところで、皆様は自分の生きてる意味を400字以内で説明せよと
> 言われたら説明できますか?私はできません。
>
> なぜなら、生きることに意味などないからです。
> 肉のズタ袋の中で魂が躍動し、かろうじて命らしきものが営まれている様子こそ
> ニンゲンの在り様であり、ただそういうものがそこに在るだけなのです。
>
> なので、私の命にも皆様の命にも意味なんてありません。
> 意味なんてありません。意味なんてありません。意味なんてありません。
> 意味なんてありません。意味なんてありません。意味なんてありません。
>
> だから、自分で決めるのです

【以前の配信(2012/01/30)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」の配信です
http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/tobari/
Exボスやで‥‥ぐう畜やで‥‥
→ 最終形態までなんとかいったけど、、パーフェクトフリーズは残念ながらNG
   お金足りないっす 終わりっす

【以前の配信(2012/01/28)】
フリゲRPG「ふしぎの城のヘレン」やります
http://vipkohaku2011.web.fc2.com/entry/022.html
VIPRPG紅白2011 総票数1位 のようです
→ 4時間弱でクリア まさに良ゲー
   戦闘システム・マップチップ・ヘレンのドットアニメの作り込みがとても好印象
   ハンバーグが食べたくなった
   ひつじさんは犠牲になったのだ‥‥

【以前の配信(2012/01/22)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」の配信ですー http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/tobari/
Ex-Stage5から *人権がログアウトしました*
→ Exボスに案の定わからされるの図
   第4段階のゲージが画面の左端つき破ってますけど?けど?
   ぐごご

【以前の配信(2012/01/19)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」の配信ですー http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/tobari/
地獄のExステージでござる
→ Ex-stage5 に完全にわからされたよ‥‥
    ●最初のチェックポイント到達まで50分経過
    ●2つ目のチェックポイントに到達せず、80近い残機を使い果たしGAMEOVER
   なにこれありえん

【以前の配信(2012/01/18)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」の配信ですー http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/tobari/
真ED目指して各ステージの月のかけら探します
残りはステージ6だけですが、、、超むずいです
→ 6-4の月のかけらがひどすぎる、、
   と思っていたら、Exステージまでの道がもっと鬼畜だった
   トータル130とばりちゃんくらい死んじゃったかな?
   そしてはじまるExステージ。人権ロスト。
   次回はExステージ1から配信ですね

【以前の配信(2012/01/17)】
蟒酒宴配信です
→ 蟒酒宴配信でした
   ブランクがやばい

【以前の配信(2012/01/15-16)】
「不思議な月の夜のとばり」 http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/tobari/ ですのや☆のC81新作アクションゲー
各ステージの隠しアイテム集めするよ! なお後ろは居酒屋酒飲みskype勢の声です
→ 月のかけら集めステージ1~3まで回収 3時間半もかかったとかマジ
   真EDまでの道は長い

【以前の配信(2012/01/14-15)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」の配信ですー http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/tobari/
ストーリー6ステージ中4ステージ目からはじめます
→ ストーリ-クリアした―
   ラスト第4形態はぐう畜弾幕アクションでしたね!二十数ミスで打開できたけど僕は死にかけました
   そしてまだ、真EDには月のかけら全取得が必要だと‥‥まだ僕の戦いははじまったばかりだ!
   なお、一部の居民勢は可愛い絵でぺろぺろしていたようですが、それどころじゃなかったです

【以前の配信(2012/01/14夜)】
フリゲRPG「グリムボルト」やります http://muspell.raindrop.jp/ 11.12.13公開
「思考型パズルRPG・プレイ時間30~60分 / 生存のための脱出、脱出のための生存」だそうです
→ 2時間近くかかりました
   1週間で作ったゲーにしては調整よくできてる気がする
   けれどちょっと味方の使い方とか、盛り上がる部分が謎だったなぁ

【以前の配信(2012/01/14昼)】
妖々剣戟夢想やるよ!
→ 3Dエフェクトがやっぱり綺麗 いつもの倍の2400Kbpsでお届けしました
   Normal をとりあえずクリア 試しながらやってたら26回も死んでた
   1面の大ガエルが一番強かったのではないか説
   あと非想天則は粗大ゴミ

【以前の配信(2012/01/13)】
ツクール95の名作ミステリADV「パレット」やります
記憶喪失の少女「B.D」が、記憶を回想しながら取り戻すシステムです
→ 2時間ほどで終了 システムはなかなか今でも斬新なのではないでしょうか
   ストーリーもまぁまぁ、推理してみたくなる感じ オチは弱かったけどね

【以前の配信(2012/01/11)】
フリゲRPG「ムスペル」を垂れ流しー
→ ゲーム本編、話的にかなり盛り上がってまいりました!普通に神ゲーの予感
   後ろは居酒屋酒飲みskypeが盛り上がってましたな

【以前の配信(2012/01/09)】
ですのや☆のC81新作「不思議な月の夜のとばり」の配信ですー
http://www.desunoya.sakura.ne.jp/product/tobari/
→ ストーリー6ステージ中3ステージまでおわり
   居民skype勢の煽りがひどかった
   僕アクションゲーム初心者じゃねーから!!!

【以前の配信(2012/01/08)】
同人ノベルゲーム「未来探偵ソラとピヨちゃん01+02」体験版やります
http://fuwafuwaso.main.jp/index.html
→ 20分くらいでおわった短い!導入はうまいね
   たしかにポップですた ミニマルなテクノBGMがわりとよい

【以前の配信(2012/01/07)】
WME配信ツールを更新してた
(済)Ver.0.02としてリリース準備(readme.txt/history.txt作成)
(スキップ)配信内容更新時に何かサインを出す
  → 更新したら配信者が自分で必要に応じて告知しましょうということに
(済)配信内容説明テキストの設定ファイルにコメント行が書けるように
(済)配信内容説明テキストをブラウザから自動更新されるように
(済)配信内容説明テキストの config.js からの分離
(済)サイズの可変化